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【口腔ケアが腸活に繋がる!?】腸内環境と口腔内環境には深い関係が。7割以上がその事実を知らなかった!

医療法人社団癒合会
腸内ケアを意識的に行っている方は半数以上、口腔ケアを意識的に行っている方は4割に満たない結果に

医療法人社団 癒合会(本社所在地:東京都港区、理事長:会田 光一)は、50代以上の男女を対象に、「腸内環境と口腔内環境への意識」に関する調査を実施しました。


「腸活」という言葉があるように、美容や健康のために腸内環境を整えることを意識している方もいるかと思います。
しかし、忘れてはいけないのが口腔内のケアです。

口腔内にも腸と同じように善玉菌と悪玉菌が存在しています。
口腔内の有害な菌は全身に運ばれてしまうため、口腔内のケアをしていないとせっかくの腸活も台無しになってしまうだけでなく、身体全体の健康の問題※にもなりかねません。

皆さんは、腸内環境と口腔内環境へどの程度意識を持っているのでしょうか?

そこで今回、高輪クリニックhttps://takanawa-clinic.com)を運営する医療法人社団 癒合会は、50代以上の男女を対象に、「腸内環境と口腔内環境への意識」に関する調査を実施しました。

※参考文献 化学と生物/2016年 54巻9号 633‐639頁「歯周病と全身疾患の関連口腔細菌による腸内細菌叢への影響」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/54/9/54_633/_article/-char/ja

【約半数が腸活をしている】腸内環境を整えるために行っていることとは


腸活は注目されている言葉でもあり、実際に行っているという方も多いと思いますが、実際にどれくらいの方が腸活を行っているのでしょうか?


はじめに、「腸内環境を整えるために意識して取り組んでいることはありますか?」と質問したところ、約半数の方が『ある(51.7%)』と回答しました。

約2人に1人は腸内環境を整えるための取り組みを行っていることがわかりました。

具体的にどのようなことを行っているのでしょうか?

続いて、「どのような取り組みを行っていますか(複数回答可)」と質問したところ、『乳酸菌の摂取(80.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『食物繊維の摂取(57.3%)』『発酵食品の摂取(53.5%)』と続きました。

食事で意識的に腸内環境に良い物を摂り入れているようです。
ヨーグルトや納豆など、比較的続けやすく食事に取り入れやすいものが多いことが理由の一つかもしれません。

口腔内環境と腸内環境の関係性について理解している?


多くの方が、腸内環境を意識的に整えようと取り組みを行っていることがわかりました。

しかし、腸内環境だけに注目していないでしょうか?
実は、口腔内にいる細菌がそのまま腸に流れ込み、腸内環境に影響を及ぼす可能性があります。

この事実をどれくらいの方がご存じなのでしょうか?


そこで、「口腔内の細菌は腸に流れ込んで腸内環境を変化させることを知っていますか?」と質問したところ、7割以上の方が『知らない(71.0%)』と回答しました。

この事実をご存じの方は少ないようです。
せっかく腸内環境に良い生活を、と意識していても、口腔内環境が良くないとそれも台無しです。
腸内環境に比べて、口腔内環境を意識している方は少ないのかもしれません。

【意識して口腔ケアを行っている人は4割弱】取り組めていないのは何をすればいいのかわからないから?


では、口腔内環境を整えるために何かしら取り組んでいる方はどれくらいいるのでしょうか?


「口腔内環境を整えるために意識して取り組んでいることはありますか?」と質問したところ、4割弱の方が『はい(36.0%)』と回答しました。

約3人に1人が口腔内環境を整えることを意識しているようです。
決して少ない割合ではないものの、腸活の取り組み状況に比べると、少ない傾向にあるといえるでしょう。

こちらも、具体的に行っている取り組みを伺いました。

「どのような取り組みを行っていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『歯磨きの徹底(83.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『マウスウォッシュやデンタルリンスの使用(51.7%)』『歯科医院で定期的にケアする(47.5%)』と続きました。

まずは日常で行う歯磨きに加え、マウスウォッシュやデンタルリンスなどのアイテムを利用している方も多く見受けられました。
また、日常的なケアではケアしきれないこともあるため、歯科医院に通う方も多いようです。

さらに具体的に伺いました。

▼口の中を乾燥させない!口腔内の細菌を減らすために行っていることとは?
・意識的に口呼吸にならないようにしている。口の周囲のマッサージで唾液が出るように心掛けている(50代/男性/愛知県)
・口呼吸をせず、唾液分泌をしっかりしてよく噛んで食事をしている。特に就寝中は鼻呼吸しやすくするため、鼻うがいを行っている。朝は舌苔をへらで取っている(50代/女性/広島県)
・朝起きたらうがいをして、マウスウォッシュをする(50代/女性/神奈川県)
・4か月に1度歯科医院で定期検診をしている。1日に1度は歯科医院で教わった歯磨きの方法を念入りにしている(50代/女性/神奈川県)
・3か月に1度、歯科医院で定期検査をしている。毎朝、起きてすぐ歯磨きと舌磨きをしている(60代/男性/東京都)

との回答が寄せられました。

日常的なケアとしては、歯磨きの徹底はもちろん、マウスウォッシュやデンタルフロスなど、+αでケアを行っている方が多いようです。
加えて、平均的に3~4か月に1回程度の頻度で、歯科医院に定期的に通っている方が多いことがわかりました。

また、意識的に口呼吸にならないように生活している方や、唾液の分泌量が減り菌が増加している寝起きのケアを意識している方も見受けられました。

ここまで口腔内のケアを意識的に行っている方に伺ってきましたが、一方で、口腔内環境を整えるための取り組みを行っていないと回答した方に、その理由を伺いました。


「口腔内環境を整えるための取り組みができていない理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『何をするべきかわからないから(46.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『気にしていなかったから(43.9%)』『面倒だから(17.3%)』と続きました。

「口腔内環境を整える」と言われても、具体的に何をすればいいのかイメージが湧かないという方が多いようです。
また、「気にしていなかったから」と回答した方も多く、口腔内環境に目を向けるきっかけが中々ないのかもしれません。

【口腔ケアは除菌すればいいわけじゃない!?】実に7割がその事実を知らなかった!


口腔ケアといえば、多くの方は口の中で増加した細菌を除去することを考えるのではないでしょうか?
しかし、実は口腔ケアで必要なことはそれだけではありません。


そこで、「口腔ケアでは、除菌だけでなく身体を守ってくれる善玉菌を増やすことが大事なことを知っていますか?」と質問したところ、7割の方が『知らない(70.0%)』と回答しました。

ほとんどの方が、善玉菌を増やすことが大事であることを知らないようです。
意識的なケアを行っている方も、除菌だけを意識している方のほうが多いのかもしれません。

先ほど「口腔内の細菌は腸に流れ込んで腸内環境を変化させる」ことについて触れましたが、つまり、悪玉菌があると腸内に悪い影響をもたらしますが、逆に言うと、善玉菌があると腸内に良い影響をもたらすということです。
善玉菌を増やすことで、口腔内環境の改善だけでなく、腸内環境の改善が図れるのです。

腸内環境のケアを意識的に行っている方は多いようですが、この事を知っている方はどれくらいいるのでしょうか?

「口腔内環境を改善してくれる善玉菌が、腸内環境の改善にも有効なことを知っていますか?」と質問したところ、7割以上の方が『知らない(72.2%)』と回答しました。

こちらも、多くの方が「知らない」と回答しました。

腸内環境や口腔内環境を整えようと意識している方はある程度いる一方で、腸内環境と口腔内環境の関係を認知している方は少ないことが判明しました。

【まとめ】腸内環境と口腔内環境共に意識して整えることが身体の健康につながる!


今回の調査で、50代以上の男女の腸内環境への意識と口腔内環境への意識、またその関係についての認知度が判明しました。

口腔内の細菌が腸に流れ込み、腸内環境に影響を与えることを知っている方は3割未満に留まり、口腔内環境と腸内環境が深く関わっていることを知っている方は少ないことがわかりました。
そのため、口腔内の善玉菌が腸内環境を改善してくれるという事実も知らない方が多いようです。

除菌はもちろん大切ですが、やりすぎてしまうと、身体を守ってくれる善玉菌まで除菌されてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

腸内環境を整えることや身体の健康に気を使っている方は、口腔内環境を整えることも意識してみると良いでしょう。

なお、本調査を実施した医療法人社団癒合会の会田光一理事長が運営する「カムシル」というメディアでも、口腔内環境についての分かりやすい記事が掲載されていますので、ご参照ください。
▼歯科医師会田の噛み合わせメディア|カムシル
https://www.camusiru.com/
▼全身の健康を左右する「口腔内細菌」とは
https://www.camusiru.com/452/

高輪クリニックグループでは、口内フローラ短期改善プログラムを行っております



今回「腸内環境と口腔内環境への意識」に関する調査を実施した医療法人社団 癒合会は、高輪クリニックhttps://takanawa-clinic.com/)を運営しています。

口の中の病気の多くは細菌による感染症です。
そして、身体にとって有害な細菌は歯ぐきの毛細血管から全身へと運ばれて様々な病気の引き金になる事がわかってきました。

そのため、細菌のコントールがとても重要な事は何年も前から言われてきました。
多くの歯科医師、衛生士は一生懸命に口の中の菌を除菌しましたが、除菌には2つの問題がありました。

1つ目は、過度な除菌身体を守ってくれる善玉菌まで減らしてしまう事。
これによりまた別のトラブルを起こし兼ねません。

2つ目は、善玉菌・悪玉菌のバランスを変えているわけではないので悪玉菌優位で病気が起きている場合、時間と共に元の状態に戻ろうとしてしまう事。
つまり、ずっと除菌を続けなければいけないという苦労です。

これらの問題を解決するために生まれたのが“口内フローラ改善プログラム” です。

プログラムでは、まず短期集中で口の中の菌の除菌を図ります。
それにより新たな菌を定着させるスペースを作ります。
そして、口の中の菌のバランスを整えてくれる善玉菌をジェルやタブレットなどの形で定着を図ります。
抗生物質を使わないため、副作用がなく、善玉菌を定着させることにより長期にわたって良い環境を維持しやすいというのが本プログラムの特徴です。

最初の状態によって、施術回数などは個人よって異なりますが、虫歯・歯周病を根本から予防したいと思う方、全身疾患の原因に口の中の菌が関与している可能性がある方にはオススメのプログラムなので、ぜひ一度まずはご自身の口の中の菌のバランスを調べてみましょう。
(口の中の菌のバランス検査は初診時にご案内しております。


■医療法人社団 癒合会
■高輪クリニックグループ:https://takanawa-clinic.com/
■お問い合わせ:https://takanawa-clinic.com/contactform
■TEL:03-6834-5757

調査概要:「腸内環境と口腔内環境への意識」に関する調査
【調査期間】2022年11月9日(水)~2022年11月10日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,005人
【調査対象】50代以上の男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

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