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【居住地別カフェ利用調査】1,017人に聞いたカフェ利用に関する意見とは

株式会社YAY
行きたいと思うようなカフェの条件は、都心・地方ともに「座席が広くゆったりとくつろげる」が最多

株式会社YAY(本社所在地:東京都葛飾区、代表取締役:薬師寺 悠木)は、都心在住/地方在住の男女を対象に、「カフェ利用」に関する実態調査を実施しました。


皆さんは、どのくらい「カフェ」を利用していますか?

厚生労働省のWebサイトによると、令和3年度の生活衛生関係営業の生産性向上を図るための新ガイドライン・マニュアル策定に係る検証調査の中で、コロナ禍で喫茶店やカフェ利用の変化をみると、3年前と比較して「変わらない」の割合が最も高くなっている一方、増加に対して減少の割合が大きく上回っており、利用頻度は低下しているとみています。

また、「チェーン店」と「個人店」については2018年時点で既に減少傾向がみられましたが、このコロナ禍でカフェ利用率の低下に拍車がかかった形となったと指摘しています。
※参考:厚生労働省, ウィズコロナ、ポストコロナ時代の生産性向上に向けた取組みのヒント(喫茶店営業編) (https://www.mhlw.go.jp/content/000961262.pdf

実際どのような状況となっているのでしょうか?

そこで今回、長野の生産者と消費者をつなぐECサイト「わいわい広場」を運営している株式会社YAYhttps://yay-corp.com/)は、都心在住/地方在住の男女を対象に、「カフェ利用」に関する実態調査を実施しました。

カフェ利用時の滞在時間は「30分~1時間程度」が40.0%で最多。「1~2時間程度」が30.2%で次点に続く


はじめに、カフェを利用する頻度について全員に伺っていきたいと思います。


「カフェを利用するのは週に何日程度ですか?」と質問したところ、『毎日(2.4%)』『5~6日(2.1%)』『3~4日(5.6%)』『1~2日(10.9%)』『たまに利用する程度(46.4%)』『利用しない・ほとんど利用しない(32.6%)』という回答結果になりました。

続いて、「カフェ利用時の滞在時間は平均でどのくらいですか?」と質問したところ、『3時間以上(3.9%)』『2~3時間程度(14.6%)』『1~2時間程度(30.2%)』『30分~1時間程度(40.0%)』『30分以下(11.3%)』という回答結果になりました。

4割以上の方がたまに利用すると回答し、滞在時間について最も多かったのは「30分~1時間程度」の4割で、次に多かったのは「1~2時間程度」の約3割ということが分かりました。

カフェを利用する目的は、都心・地方ともに「休憩・リフレッシュ目的」が最多で、「飲食目的」が続く


カフェの利用頻度や滞在時間が分かりましたが、どのような目的でカフェを利用している方が多いのでしょうか?
ここからは、都心在住の方と地方在住の方によって差が生じるのか比較していきたいと思います。


「どのような目的でカフェを利用しますか?(複数回答可)」と質問したところ、それぞれ下記のような回答結果になりました。

・【都心在住の方】『休憩・リフレッシュ目的(68.8%)』『飲食目的(56.7%)』『待ち合わせなど時間つぶし目的(31.2%)』『友人知人などとの会話目的(30.7%)』『仕事や勉強などの作業(13.2%)』

・【地方在住の方】『休憩・リフレッシュ目的(63.8%)』『飲食目的(56.9%)』『友人知人などとの会話目的(33.1%)』『待ち合わせなど時間つぶし目的(25.0%)』『仕事や勉強などの作業(11.9%)』

都心在住の方と地方在住の方を比較してみると、上位項目の順位はやや異なるものの、割合についてはそれほど大きな差はみられませんでした。
どちらも「休憩」や「リフレッシュ」が目的でカフェを利用すると回答した方が最も多く、「飲食目的」でカフェを利用するという方が次に多いという点なども、都心と地方のどちらにも共通しているということが分かりました。

カフェを利用する際は、個人経営のカフェとチェーン店のカフェどちらを利用することが多いのでしょうか?


「カフェ利用の際、個人経営のカフェ利用とチェーン店のカフェ利用とどちらが多いですか?」と質問したところ、それぞれ下記のような回答結果になりました。

・【都心在住の方】『個人経営のカフェ利用(14.8%)』『チェーン店のカフェ利用(85.2%)』
・【地方在住の方】『個人経営のカフェ利用(29.7%)』『チェーン店のカフェ利用(70.3%)』

あまり利用したくないカフェとは、都心「店内の清潔感がない」の52.3%、地方「従業員の接客態度があまり良くない」の48.4%


あまり利用したくないと思うようなカフェについて違いはあるのでしょうか?
引き続き、都心在住の方と地方在住の方を比較していきたいと思います。


「あまり利用したくないと感じたカフェの特徴は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、それぞれ下記のような回答結果になりました。

・【都心在住の方】『店内の清潔感がない(52.3%)』『従業員の接客態度があまり良くない(44.9%)』『座席が狭い・座りにくい(44.9%)』
・【地方在住の方】『従業員の接客態度があまり良くない(48.4%)』『店内の清潔感がない(41.6%)』『座席が狭い・座りにくい(36.6%)』

都心では「店内の清潔感がない」が最多となりましたが、地方では「従業員の接客態度があまり良くない」が最多のようです。

特に上位3つの内、「店内の清潔感(がない)」について見てみると10%以上と差が開いたことから、地方よりも都心のほうがカフェの清潔感を重視する傾向がある様子がうかがえます。

都心・地方ともに、行きたいのは「座席が広くゆったりとくつろげるカフェ」が最多


では、“行きたい”と思うカフェの特徴についてはどのような要素があるでしょうか?


「どのようなカフェがあると、更にカフェに行きたいと思いますか?(上位3つまで)」と質問したところ、それぞれ下記のような回答結果になりました。

・【都心在住の方】『座席が広くゆったりとくつろげる(46.8%)』『他の店にはないドリンク・フードメニューがある(33.5%)』『店内が静かで落ち着ける雰囲気(32.7%)』
・【地方在住の方】『座席が広くゆったりとくつろげる(35.0%)』『店内が静かで落ち着ける雰囲気(32.8%)』『他の店にはないドリンク・フードメニューがある(30.5%)』

この調査についても、上位項目の順位についてはそれほど大きな差はみられませんでしたが、「座席が広くゆったりとくつろげる」の割合をみると地方よりも都心のほうが“より”そう思う傾向が強いようです。

■以降の回答結果はこちら
・【都心在住の方】『従業員の接客態度が非常に良い(22.9%)』『分煙・完全禁煙(22.7%)』『話題のドリンク・フードメニューがある(19.9%)』『素材や品質にこだわったドリンク・フードメニューがある(17.7%)』『お洒落なデザイン(内観・外観)(17.1%)』『有名な(知名度が高い)カフェ(5.4%)』
・【地方在住の方】『従業員の接客態度が非常に良い(25.4%)』『話題のドリンク・フードメニューがある(21.9%)』『お洒落なデザイン(内観・外観)(19.4%)』『素材や品質にこだわったドリンク・フードメニューがある(17.3%)』『分煙・完全禁煙(15.7%)』『有名な(知名度が高い)カフェ(4.9%)』

先程の「行きたくないカフェ」の調査結果も踏まえると、「分煙・完全禁煙」と回答した方の割合が都心のほうがやや多い傾向がみられました。
また、地方の方は「従業員の接客態度」を重視する傾向がややあるようです。

最後に、カフェに併設していると嬉しいと思うことについて全員に伺いました。


「カフェに併設していると嬉しいものは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『本屋(47.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『雑貨屋(32.4%)』『ギャラリー(14.4%)』と続きました。

近年、カフェ併設の書店(もしくは、カフェが店内に書籍を置く)「ブックカフェ(ブックアンドカフェ)」や、雑貨を販売しているカフェ「雑貨カフェ」を目にするようになりましたが、このようなカフェの人気は今後も高まっていくといえるかもしれません。

【まとめ】都心と地方のカフェ利用者の傾向から、カフェに求められている要素が明らかに


今回の調査により、都心と地方の利用者がカフェについてどのように思っているのかが分かりました。

カフェを利用する目的としては「休憩」や「リフレッシュ」、「飲食目的」が比較的多く、それは都心でも地方でもそれほど大きくは変わらないようです。
反対に、「カフェの清潔感」については地方よりも都心の利用者のほうが“より重視する”傾向があるなど、異なる点についてもいくつかのことが明らかになりました。

また、本屋や雑貨屋などがカフェに併設されていると嬉しいと感じる方が多いことも分かりました。
「本屋」や「雑貨屋」といった利用者の需要に合わせてブックカフェや雑貨カフェなどの新しいスタイルを確立していくことで、カフェの需要は高まっていくのではないでしょうか?

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調査概要:「カフェ利用」に関する実態調査
【調査期間】2023年4月5日(水)~2023年4月7日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,017人(都心在住:502人/地方在住:515人)
【調査対象】都心在住/地方在住の男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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