医療・医薬・福祉

「東京八重洲献血ルーム」開所式開所記念のテープカットセレモニーに加藤勝信厚生労働大臣、小池百合子東京都知事らが登場

日本赤十字社 血液事業本部
東日本初の血漿成分献血専用ルームが、東京駅目の前の八重洲口にオープン

日本赤十字社(本社:東京都港区、社長:清家篤)は、東日本初となる血漿成分献血専用ルーム「東京八重洲献血ルーム」の開所式を2023年5月9日(火)10:00より行い、開所記念のテープカットセレモニーに加藤勝信厚生労働大臣をはじめ、小池百合子東京都知事、山本泰人中央区長、日本赤十字社社長 清家篤らが出席しました。



この「東京八重洲献血ルーム」は、近年、医療需要が増加している免疫グロブリン製剤をはじめとする血漿分画製剤の製造に必要となる血漿成分を献血していただくために設置した血漿成分献血専用の献血ルームで、愛知・大阪に次いで東日本では初となります。東京の中心地にある当ルームを起点として、国民の皆様が必要とする血液製剤の国内自給のため、献血血液の確保を目指します。

血漿分画製剤は、自己免疫性疾患や難治性神経疾患をはじめ医療に欠くことのできない製剤であり、今後、増加傾向にある医療需要に確実に対応していくためには、国民の皆様から継続した血漿成分献血のご協力が不可欠になります。このことから、血漿分画製剤に対する理解を深めていただき、更なる献血の輪を広めていただきたいという思いで、交通至便な東京八重洲の地に、血漿成分献血専用の献血ルームを設置しました。

血漿成分献血は、採血装置で血液中の血漿を分離して採取する献血で、全血献血より時間を要します。採血量は体重によって変わりますが、採血時間は40分~90分程度です。
「東京八重洲献血ルーム」では完全予約制の導入による待ち時間の短縮や献血される方が採血中や採血後の時間を快適に過ごしていただけるような設備など、利便性が高く居心地のいい献血ルームづくりを目指しました。

また、当ルームのオープニング記念のキャンペーンとして、5月中に献血にご協力いただいた方先着2,000名様にオリジナル扇子をプレゼントいたします。(無くなり次第終了)

※登壇者のコメントは以下の通りです。(敬称略)
■日本赤十字社社長 清家篤(せいけ・あつし)
この東京八重洲献血ルームは、血漿成分献血専用ルームとして開所いたしました。近年必要性の高まっている血漿分画製剤の国内自給の達成に一層貢献することに加え、同製剤の社会的認知度を拡大するための役割も担っています。また、ご来場いただいた方を中心に理解を深めていただくと同時に、献血者の立場に立ち、完全予約制を取り入れるなど、新たな献血ルームのあり方を目指すものでございます。引き続き、みなさまからお力添えを賜りますようお願いをいたしますとともに、私どもも皆様方と心を合わせてともに歩みをすすめてまいりますことをお誓い申し上げます。

■日本赤十字社 血液事業本部長 紀野修一(きの・しゅういち)
今回、医療における血漿分画製剤の需要の高まりに対し、日赤は増加する原料血漿の確保、血液からつくられる薬である血漿分画製剤の認知度拡大を図るため、国内の主要都市に原料血漿の確保のための献血ルームを設置することにいたしました。今回オープンした東京八重洲献血ルームは、名古屋と大阪に次ぐ血漿成分献血に特化した3番目の献血ルームです。東京の中でも特に交通の便が良い東京駅に隣接し、献血される方に時間と空間を自由に使える場を提供する、というコンセプトをもとに作られており、ご満足いただける利便性を備えていると自負しています。

■厚生労働大臣 加藤勝信
血液は医療に必要不可欠であり、献血を通じて国民がお互いを支えあい、多くの皆さまの命が助けられています。今回の開所に当たり、地の利の良い場所であるとともに、完全予約制、献血しながら仕事もできる配慮もなされたルームがより多くの人に知られ、活用され、多くの方々の命を救うことに繋がっていく、そうした機能を十分に発揮していただきたいです。

■東京都知事 小池百合子 
東京駅ど真ん前という立地は好条件、すべて整っています。そして新しさと共に「和」を取り入れた落ち着いた雰囲気もあります。献血をしながらスマホ・タブレットを使用できる、待合室ではリモートワークも可能ということで、私も拝見しましたが新幹線で例えるとグランクラス、さらにその上のような本当に素晴らしい施設でした。献血は輸血だけでなく薬になって治療に使われることはあまり知られていないですが、この献血ルームを通じて、献血の意義、献血の役割を知ってもらうことも期待しています。

■はばたき福祉事業団理事長 武田飛呂城(たけだ・ひろき)
多くの国民の協力により、善意の無償による献血が国民運動として根付いていることは、他国に誇る日本の財産です。助け合いの精神で献血を推進してきた日本では血漿分画製剤の国内自給は必ず達成できると確信しています。今回東京八重洲献血ルームが開所されたことをきっかけに、多くの方に血漿成分献血の重要性を理解していただきご協力賜りたく存じます。

■東京都赤十字血液センター所長 牧野茂義(まきの・しげよし)
安心で安全な血液製剤を安定的に供給することが我々の使命です。日本赤十字社は血液を確保しなければなりません。大阪、名古屋に続いて東京に血漿成分献血に特化した献血ルームをオープンすることができました。完全予約制ですので、献血者を待たせることはありません。待つことなく採血ができ、さらにゆったり座れる採血チェアを用意し、ゆっくりくつろいでいただけます。東京駅が見えるシチュエーションで、パノラマ的な風景を眺めることもできます。また、献血ルームは江戸を思わせる和モダンなデザインで統一され、快適な空間を演出しています。私たちは東京八重洲献血ルームの成功に全力で取り組んでいます。

【東京八重洲献血ルームの特徴】
「東京八重洲献血ルーム」は、東京の表玄関ともいうべき東京駅に面した八重洲の一等地にあり、東京駅から地下道で直結しています。周辺は銀座、日本橋等、歴史と風情のある街と日本有数の繁華街・オフィス街のイメージから、当ルームとしても和モダン的な要素を程よく取り入れ、江戸情緒となる江戸切子風のデザインなど落ち着きのある雰囲気を演出しました。

(1)対象者 従来からの献血者はもとより、至便な交通網を利用した広域的な献血希望者や、多忙な東京八重洲周辺のビジネス関係者にも献血機会の提供
(2)予約制 献血時間が確約され、空いた時間を有効活用
(3)アメニティ(献血者の視点に立った快適な献血環境)
  1.採血中
  ・採血室からはジオラマを思わせる東京駅前の景色を望むことが可能であり、採血ベッドは、快適なプライベ 
   ート空間を意識した配置としています。採血中は、お好みのドリンクを飲みながらスマートフォンやタブレ 
   ットを使用できる献血環境を提供します。
  2.採血後
  ・休憩エリアには、個室空間を意識したコワーキングスペースを利用できることや、外の景色を眺めながらく  
   つろぎの空間を提供します。
(4)日本赤十字社では、東京八重洲のほか、大阪、名古屋の2都市にも血漿成分献血を専門に行う献血ルームを開
   設しています。 


■住所〒104-2208 東京都中央区八重洲二丁目1番1号 YANMAR TOKYO 3階
■予約方法
・(Web予約)献血Web会員サービス「ラブラッド」またはアプリ
・(電話予約)0120-30-6002(フリーダイヤル)
電話対応時間:9:00~17:20(日・祝・年末年始を除く) 
■受付時間
【成分献血】9:00~11:00 / 13:00~16:00
※土日祝日は昼中断なし。(定休日:年末年始)
※完全予約制・血漿成分献血のみ

【オープニング記念キャンペーン 概要】
「東京八重洲献血ルーム」のオープニング記念のキャンペーンとして、5月中に献血にご協力いただいた方
先着2,000名様に東京八重洲献血ルームオリジナル扇子」をプレゼント。(無くなり次第終了となります)

《「東京八重洲献血ルーム」開所式 開催概要》
【日時】
2023年5月9日(火)
第一部(開所式)10:00 ~ 10:30
第二部(内覧会)10:40 ~ 11:30
【会場】
東京八重洲献血ルーム
(東京都中央区八重洲二丁目1番1号 YANMAR TOKYO 3階)
【登壇者】
日本赤十字社社長 清家篤(せいけ・あつし)
日本赤十字社 血液事業本部長 紀野修一(きの・しゅういち)
東京都赤十字血液センター所長 牧野茂義(まきの・しげよし)
(来賓)
厚生労働大臣加藤勝信(かとう・かつのぶ)
東京都知事 小池百合子(こいけ・ゆりこ)
中央区長山本泰人(やまもと・たいと)
はばたき福祉事業団理事長 武田飛呂城(たけだ・ひろき)
(司会進行) 笹川友里(ささがわ・ゆり)

【第一部(開会式)進行概要】
●主催者挨拶日本赤十字社社長 清家篤
 日本赤十字社 血液事業本部長 紀野修一
●来賓挨拶1.厚生労働大臣 加藤勝信
2.東京都知事 小池百合子
3.はばたき福祉事業団理事長 武田飛呂城
●テープカット上記登壇者5名および中央区長 山本泰人、
日本赤十字社血液センター所長 牧野茂義
●閉会挨拶東京都赤十字血液センター所長 牧野茂義
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