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「旅するデイサービス」クラブツーリズムまごころ倶楽部 施設利用者における旅行実態の調査結果を発表

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~旅行参加者の平均年齢は87.2歳、介護度別参加率は要介護2が最多の結果に~

クラブツーリズム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:酒井博、以下クラブツーリズム)のグループ会社である株式会社クラブツーリズム・ライフケアサービス(本社:東京都新宿区、代表取締役:長岡徹)は、デイサービス「まごころ俱楽部」の施設利用者を対象とした旅行実態に関する調査結果を発表いたします。



■「まごころ倶楽部」とは…
まごころ倶楽部は、「いきいきとした高齢者文化の創造」の実践として、夢や生きがいをあきらめて欲しくないという思いでクラブツーリズム・ライフケアサービスが運営している介護施設で、東京都内8カ所でデイサービス、およびリハビリデイサービスを展開しています。
<施設の詳細>https://magokoro.club-t.com/

■調査背景
「まごころ倶楽部」では、いきいきとした高齢者文化の創造の実践を目指して、クラブツーリズムが旅行会社として培ったノウハウを活用し、施設利用者を対象として(希望者のみ)、年2回程度の日帰り旅行を2003年の創業時から継続して実施してまいりました。
クラブツーリズムが東北大学と共同で2016年より3年間で行った「旅行が認知症予防にもたらす効果」の研究では、一定の条件下の旅行における認知症リスク低下の可能性が確認されています(※)。これらの研究成果も踏まえ、デイサービスにおける旅行の取り組みを広くお知らせするため本調査を企画いたしました。
※東北大学との認知症予防に関する共同研究結果 一定の条件下の旅行における認知症リスク低下の可能性を確認(2021年7月13日)
https://www.club-tourism.co.jp/jpn/wp/media/2021/07/%E3%80%90FNL%E3%80%91press21-15_tohoku-univ.pdf

■調査概要
調査対象:2021~2022年の春・秋に実施した日帰り旅行全17回の参加者(88名)と2023年2月時点の全施設のご利用者数(日帰り旅行を実施しなかった小平を除く)が対象
※複数回参加者、同行家族分のデータは除外

■調査サマリ
・日帰り旅行参加者の平均年齢は87.2歳、最高年齢は96歳
・旅行参加者の歩行状態は単独歩行が57%、要介助が24%、車いす利用が19%
・介護度別参加率は「要介護2」と「要支援2」が共に21%と最多
 ※要介護度は「要支援1、2」「要介護1~5」の7段階に分けられる。「要介護」とは日常生活を送る上で部分的な介護が必要な状態。「要支援」とは要介護状態となることの予防に資するよう手段的日常生活動作について何らかの支援が必要な状態。

■調査結果詳細

■旅行参加者の声(抜粋)
・自分では中々行くことができない場所に連れて行ってもらえ、羽田空港の屋上で飛行機が見られて楽しかったです。旅の間、普段接しない方との会話も弾み、「また一緒に行こうね」と話をしています。(82歳、女性)
・コロナ禍でどこにもいけない状況の中、「まごころ倶楽部」の旅行があり参加して良かったと思います。自宅に戻ったら、元気になって帰ってきたことを家族はとても喜んでいました。次回も参加いたします。(90歳、男性)

■まごころ俱楽部の旅行への取り組みについて
実施頻度 :春(5月)・秋(11月)の年2回、各施設単位で実施(一部施設を除く)
参加条件 :まごころ倶楽部利用者のうち希望者のみ、介護保険外・自費参加
旅行先  :東京近郊
主催   :クラブツーリズム株式会社・ライフデザイン旅行センター

<ツアーの一例>


タイトル:「ローズホテル横浜・重慶飯店 新館」で食す優雅なランチとマリンタワー展望台
みなとみらい地区・海を渡るベイブリッジをさわやかドライブ
出発日 :2023年5月10~18日
旅行代金:27,000円
※新型コロナウィルス感染状況を踏まえて必要な感染対策を行った上で実施しています








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