医療・医薬・福祉

【動物介在療法】聖マリアンナ医科大学病院での3代目勤務犬とハンドラー誕生!

社会福祉法人 日本介助犬協会
●2023年4月21日に聖マリアンナ医科大学病院に3代目勤務犬ハクとハンドラー2名(聖マリアンナ医科大学病院:兒島看護師長・溝部看護師)のペアが誕生した。


(社福)日本介助犬協会(以下、協会)では、2015年より聖マリアンナ医科大学病院との共同事業による勤務犬の動物介在療法を開始し、勤務犬の貸与と共に、医療従事者へのハンドラー研修を実施し、認定を行っている。

2015年から初代勤務犬ミカとハンドラーである医師・看護師が活動した後、2019年に2代目勤務犬モリスと看護師ハンドラーに引き継がれた。勤務犬はハンドラーとともに患者の闘病意欲の向上、リハビリのサポート、疼痛の軽減、情緒的安定など補助療法のパートナーとなる。初代勤務犬ミカ、2代目勤務犬モリス、ともに多くの患者に寄り添い、温かいぬくもりを与えてきた。2023年にモリスが引退することに伴い、3代目勤務犬候補犬とハンドラー候補の看護師が2022年8月より研修を開始した。介助犬総合訓練センター(愛知県長久手市)での宿泊研修後、実際に聖マリアンナ医科大学病院での実施研修を行い、2023年4月21日協会による認定試験を経て、新たなペアが誕生した。
2代目モリスと3代目ハク
3代目としてバトンを受け取ったのが勤務犬のハク(ゴールデンレトリバー・雄)と聖マリアンナ医科大学病院に勤務する兒島看護師長と溝部看護師の2名だ。ハクは人に撫でられることが何よりも好きで、様々な刺激があっても気にすることなくリラックスして撫でてもらうことを求めるという。2名のハンドラーはそんなハクのことを理解しようと向き合い、患者のために何ができるか考え練習を重ねてきた。


「お二人とハクだからこそ、これからもたくさんの患者さんに癒しと勇気を届けることができると思います」と2代目ハンドラーの大泉看護師と竹田看護師は話す。2代目勤務犬モリスは2023年5月末を以て引退となるが、新たなペアによって今後も様々な形での動物介在療法が行われることが期待される。
左から溝部看護師、ハク、兒島看護師長

感謝の集い~認定報告会~について


協会から支援者への活動報告の機会として3代目勤務犬とハンドラーおよび昨年度新たに介助犬ペアとなった2組の認定報告会が日本介助犬協会You Tubeにてライブ配信される。
・日時:2023年5月21日(日)13時30分
・配信媒体:日本介助犬協会You Tube   https://www.youtube.com/@JSDA
※当日のライブ配信URLはこちら https://www.youtube.com/watch?v=V32XBF74edM

(社福)日本介助犬協会について


手足に障がいを持ち、自立や社会参加に支障がある障がい者の方を、介助犬を通して支援する介助犬訓練事業を行っている。また、人と犬をつなぐ「Dog Intervention(犬による介入)」の取り組みとして、動物介在活動・動物介在療法、虐待や性被害を受けた子ども達に寄り添う付添犬、そして、発達障害や知的障害など様々な障がいを抱える方のご家族へ犬を譲渡する「With Youプロジェクト」などの取り組みを行う。

問い合わせ先


社会福祉法人 日本介助犬協会 https://s-dog.jp/
TEL:045-476-9005
Mail:info@s-dog.jp
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