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小林製薬がIDEO社の研修『プロトタイプの学校 for Biz』を導入~デジタル領域でのプロトタイピングを学び、製品開発を加速~

小林製薬株式会社
小林製薬株式会社(本社:大阪市、社長:小林章浩、以下「当社」)は、製品開発担当およびIT担当の社員を対象に、IDEO LP(以下「IDEO」)が提供するプロトタイピング研修『プロトタイプの学校for Biz』を実施いたしました。



IDEOはデザイン領域におけるコンサルティング事業を展開し、さまざまな組織の新規事業創出や組織変革をサポートするグローバル企業で、本プログラムを企業に向けて実施するのは当社が初めてとなります。近年増加しているノーコードツールを活用するスキルやノウハウを習得することにより、デジタル領域での製品開発を加速させてまいります。

導入の背景


当社の強みである“あったらいいな開発”を、デジタル領域まで拡大
当社では、お客さまの“あったらいいな”をスピーディにカタチにする“あったらいいな開発”を長年得意としてまいりました。一方で、コロナ禍やAI技術の進化などの社会変化に伴い、近年はトレンド変化の加速やお客さまのニーズの多様化が顕著になっております。こうしたニーズにお応えし続けていくためは、既存事業に限らずデジタルをはじめ幅広い領域で開発を加速させる必要があります。
これまでも社内にデジタル製品のアイデアはいくつもありましたが、この領域のスキルやノウハウに欠け、アイデアをスピーディにカタチにできていなかったことから、当社ならではの開発をデジタル領域においても発揮することが課題となっていました。
プロトタイピングは、製品やサービスのアイデアを素早くカタチにしお客さまからフィードバックを得るための開発活動です。IDEOはコンサルティング事業のなかでプロトタイピングを実行支援しており、デジタル領域のスキルやノウハウを、体験学習を介して伝授する『プロトタイプの学校for Biz』が、当社の課題解決につながると考え、今回導入することになりました。

導入の目的


成功体験“自分でもできた”の獲得 と スキルの習得 により、デジタル領域での開発を加速
“自分でデジタルのモノを作った”という小さな成功体験を得ることが、担当者の自信となり、さらなるスキル習得や業務でのデジタル活用へつながることを狙いとしています。デジタルプロトタイピングを今後の製品やサービスの開発に活かし、当社DX戦略の1つである「あったらいいな開発のDX」を加速させてまいります。

実施概要


内 容:「IoTデバイス」、「アプリ」、「Webサイト」の3つのテーマごとに、1週間のワークショップでプロトタイピングの手法を体験。

参加者:製品開発担当およびIT担当社員 30名
日 程:4/5~12(IoTデバイス)、4/20~26(アプリ)、5/11~17(Webサイト)

当社担当者コメント



当社開発の強みは、生活者視点で情報を収集し、スピーディに製品やサービスのアイデアにつなげることです。しかしながら、今後も生活者の変化に対応するためには、自己成長を続け、開発能力を向上させることも重要な課題です。
IDEOの研修参加者からは「自分が使えるデジタルツールの幅が広がった」、「プロトタイプを手元に置くことで周囲と一緒に改良を進められた」など、多数のポジティブなフィードバックが寄せられました。また、自身や身近な人の問題を解決するためのユニークで便利なアプリやIoTデバイスのプロトタイプも多数生み出されています。私たちが注力しているデジタル製品やサービスの開発において、多くの開発員が持つ新しい領域に挑戦する心理的なハードルを乗り越え、はじめの一歩を踏み出せたことが大きな成果です。

IDEOとは?


人間中心の分野横断的なアプローチで知られる、国際的なデザインファーム。米国で創業し、現在は北米、アジア、ヨーロッパにオフィスを構える。デザインを通じて世の中にポジティブなインパクトを創出することを使命とし、企業の新規事業創出や組織変革をサポートするデザインコンサルティング業務やラーニング事業を展開しています。
企業HP:https://jp.ideo.com/
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