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こども家庭庁「令和5年度社会的養護魅力発信等事業に係る公募」の採択決定!

NPO法人チャイボラ
社会的養護施設職員の確保と定着を支援し、こどもたちの未来を応援

特定非営利活動法人チャイボラ(所在:東京都豊島区、代表理事:大山 遥、以下「チャイボラ」)は、こども家庭庁による公募事業(社会的養護魅力発信等事業)に採択されました。


本事業は、働く場所としての児童養護施設等の魅力を発信するため、学生や経験者を含めた社会人に向けた広報啓発活動や、各施設等での職場体験等や施設職員の就業継続を支援するなど、人材確保に向けた取組の強化を図ることを目的としています。チャイボラは昨年度の初回公募に引き続き二度目の採択となります。

チャイボラは、施設での職員不足の問題を解消するため、職員の確保と定着をサポートし、「子どもたち一人ひとりが大切に育てられる世の中」を目指しています。
職員確保の観点からは、社会的養護施設が情報発信を行うことができるプラットフォーム「チャボナビ」を基幹事業として運営し、施設の情報発信や就職前の施設見学会等をサポートしています。
職員定着の観点からは、就職後の働く職員をサポートするための専門相談窓口や職員向け研修会も実施しています。

【なぜ職員の確保と定着が必要か】
社会的養護の児童は虐待などの過酷な背景を持つ子も多く、障がいや心理的課題を抱える場合も多数あります。将来、精神的・経済的に自立できるために鍵となるのは、一緒に暮らす身近な大人が充分に適切に関わることができる環境です。具体的には、職員が一人ひとりの心に寄りそうこと、また特性や心理状態に合わせて生活支援や自立支援を行えることが必要となります。
しかし、社会的養護の施設の中には20名ほどの児童を1名の職員が見る時間帯が大半を占める施設もあり、また、比較的職員が確保できている施設でも日中は8名、夜間はその倍に近い人数の児童を1名の職員が見る施設もあります。慢性的な職員不足により、施設職員に想いがあっても、子ども一人ひとりに適切に大人が関わることが難しい状況が存在します。




【2023年度の取組み】
2023年は、これまでの事業に加え、下記項目に注力し質・量の両面の向上を図ります。
■合同施設見学フェア
全国を5ブロックにわけ、数施設をオンライン上で一度に見学できる見学フェアを開催。施設の中の様子がわかるほか、具体的な仕事内容ややりがいを知る機会、職員に直接質問をすることで不安を解消する機会を提供することで、就職意欲の向上を促します。全国の社会的養護施設の合同見学会・説明会は本イベントが日本で初めてです。

■「社会的養護のお仕事」セミナー&座談会(定期開催)
これまで実施してきた出張授業を拡張。オンラインで誰でも参加できる形式のセミナーを定期開催するほか、個別相談会も実施します。現役職員による社会的養護の基礎知識講座や、なんでも質問会を通して、施設職員としてのキャリア像をポジティブに描くために必要な機会を提供いたします。

■一般向け学習会の強化(毎月実施)
就職活動中のかたや学生を中心とした情報発信だけでなく、一般のかたの社会的養護に関する理解を深めるため無料学習会を毎月実施。社会的養護の基本的理解や施設での暮らし、また背景にある虐待や子どもにまつわる課題に関心をお寄せいただき、理解を促進しています。

【NPO法人チャイボラとは】
児童養護施設含む社会的養護施設の職員確保と定着を支援し、東京を中心に現在は全国へ展開する国内唯一の団体。主な活動内容は、社会的養護総合情報サイト「チャボナビ」の運営、施設見学会の企画運営、大学・短大・専門学校への出張授業、施設職員向け相談窓口・研修の運営。

・NPO法人チャイボラ公式HP https://chaibora.org

■メディア掲載実績
・NHKニュース「シブ5時」、同番組webサイト
・読売新聞
・東京新聞
・北日本新聞
・山陰中央新聞
・宮崎日日新聞
・愛媛新聞
・沖縄タイムス
・高知新聞
・徳島新聞
・京都新聞
・日本海新聞
・福祉新聞
・朝日新聞 など
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