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スペラファーマ株式会社、アメリカ化学会の学術雑誌「Organic Process Research and Development」に社員の執筆論文が掲載されました。

アステナホールディングス株式会社

スペラファーマ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岩城 慶太郎)のCMC研究本部 山田 雅俊らがアメリカ化学会発行の学術雑誌「Organic Process Research and Development」に発表した論文が、この度公開されましたのでお知らせします。

原論文情報


雑誌名 :Organic Process Research and Development
タイトル:Ruthenium-Catalyzed Direct Asymmetric Reductive Amination for the Synthesis of a Chiral Primary Amine Intermediate En Route to a PDE2A Inhibitor, TAK-915
掲載日 :2023年4月27日
著者  :Masatoshi Yamada, Koichi Murai, Kotaro Yamaguchi, and Mitsuhisa Yamano

概要
武田薬品工業株式会社時代に原薬中間体であるエナンチオピュアな一級アミンの効率的な不斉合成法を開発しました。対応するカルボニル化合物からエナンチオ選択的かつアミン選択的に合成する不斉還元的アミノ化反応の開発は困難を極めましたが、反応剤の窒素源の種類やルテニウム金属触媒上のアニオン種を適切に選定することで高い選択性の条件を見出すことに成功しました。さらに、対応する不斉触媒の構造は興味深い立体配置を取り、高い選択性を発現した理由の一つであることも検証できました。
本研究は武田薬品工業株式会社時代からスタートしたものですが、鍵となる不斉合成技術はスペラファーマ株式会社に脈々と受け継がれています。
スペラファーマ株式会社は培った技術と経験を活かし、これからもお客さまの課題解決をサポートし、迅速な医薬品創生に貢献します。

関連URL


▶URL:https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.oprd.3c00088
▶DOI:https://doi.org/10.1021/acs.oprd.3c00088
▶本論文執筆者の山田 雅俊のコラム:『不斉合成技術を活用し、効率的な原薬プロセス開発に貢献』
https://www.spera-pharma.co.jp/column/p7483/

お問い合わせ先


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スペラファーマ株式会社 お問い合わせフォーム
https://www.spera-pharma.co.jp/inquiry/






■【スペラファーマ株式会社 会社概要】


会社名:スペラファーマ株式会社
所在地:大阪府大阪市淀川区十三本町二丁目17番85号(武田薬品工業 大阪工場内)
代表者:代表取締役社長 岩城 慶太郎
設立 :2017年(平成29年)4月20日
URL :https://www.spera-pharma.co.jp/
事業内容:医薬品のCMC研究開発および製造受託事業
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