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多摩イノベーションエコシステム促進事業内リーディングプロジェクト実施成果報告 見守りタグを活用したポイントラリーで「健康増進」と「来店誘導」を促進

ジョージ・アンド・ショーン株式会社
日常的なタグの携行率80%以上、対象地域内の見守り検知率200%向上

この度、見守りタグ+ヘルスケアAIを活用した“おでかけ”により「地域活性化」のサービスを提供しているジョージ・アンド・ショーン株式会社(本社:東京都渋谷区 代表:井上 憲 / 以下G&S)は、東京・多摩地域でイノベーションを起こし続ける好循環(エコシステム)を作ることを目指す多摩イノベーションエコシステム促進事業内のリーディングプロジェクトとして2022年11月~2023年2月の4ヶ月間実証を実施していた「見守りタグとICTを活用したシニア/子どもの街歩き促進サービス」の実施成果を報告いたします。


本実証では、街にでかけたくなる仕掛けづくりによる外出機会の増加に係る施策として、G&Sが開発・販売しているビーコン機能を搭載した見守りタグ「biblle(ビブル)」を活用したポイントラリーを実施し、その結果、実証参加者の日常的なタグの携行率は80%以上、対象地域の見守り検知率は実施前と比較して約200%向上するなど、外出機会の増加による健康増進や地域の店舗への誘導、そして外出している高齢者や子どもを見守る地域住民参加型の見守りコミュニティの強化ができました。G&Sは今後も各地の自治体に向けて見守りとお出かけ観点に係る外出促進施策から地域住民と地域店舗の双方に良い形で地域活性化につながることを目指し、活動していきます。
ご参考:実証開始時のリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000026328.html



「見守りタグとICTを活用したシニア/子どもの街歩き促進サービス」実証概要

本実証は高齢者の“健康寿命延伸”、お子様の“地域の安心安全向上”、住民参加型で形成される“コミュニティ構築”を背景課題に、多摩イノベーションエコシステム促進事業内の多摩地域の社会的な課題や企業の特徴等を捉え取り組むべきと設定された重点テーマの1つである地域課題解決に係るリーディングプロジェクトとして実施いたしました。

実証実施期間:2022年11月1日(火)~2023年2月28日(火)
参加者:281名(65歳以上の高齢者 171名(多摩市 140名/日野市 31名)・子ども 110名)
参加店舗:28店舗
見守り拠点:5拠点

主催:東京都産業労働局
主幹企業:ジョージ・アンド・ショーン株式会社
協力企業:京王電鉄株式会社、小田急電鉄株式会社、日本オラクル株式会社

各社の役割
G&S:見守りタグ/受信機の提供、ポイント管理システムの構築、参加者向けアプリの開発
京王電鉄:沿線住人へ施策誘致、沿線店舗誘致とポイント獲得・端末の設置
小田急電鉄:沿線住人へ施策誘致、子ども向けメール配信サービスの提供
日本オラクル:各種アプリやインフラ開発支援
多摩市高齢支援課:ポイントラリー施策に係る住民向けのタグ配布及びアンケート実施、実施に関するアドバイザリー
多摩イノベーションエコシステム特設ページ(Neighbor Good Projectページ内):
https://neighbor-good-project.com/tama-innovation/

施策項目

・シニアの外出を促進する “ポイントラリー”
見守りタグを持って地域商店街や移動販売車を訪問するとポイント獲得できる仕組みを提供。
実証実施エリア:多摩市および日野市内エリア

・安心のための通学路整備“駅通過メール”
子どもや見守り対象のシニアが外出した際に、特定箇所でメールが配信される仕組みを提供。
実証実施エリア:小田急 多摩線全線および多摩センター駅周辺エリア



「見守りタグとICTを活用したシニア/子どもの街歩き促進サービス」実施結果

■ポイントラリー
<利用者>
・携行率

参加された高齢者171名のうち、およそ80%の参加者が、3日間以上でポイント獲得を果たしており、日常的な出歩きに定期的な携行がなされた。
・外出促進への効果
およそ55%の参加者が、商品交換可能な50ポイントを獲得した。(最大613ポイント獲得)
・エリア内でのサポーターとのすれ違い件数
見守りサポーターとして、既存ユーザーも含めてbiblleサポーターを展開。多摩エリアを中心に、首都圏でも広範で検知された。

<店舗>
・来店誘導

対象店舗のうち、4ヶ月間で最大2500回程度(日次平均約21回)の来店が促進されており、全24店舗の平均値は540回となった。
・商品交換のインセンティブ
ポイント交換が可能な50ポイント以上獲得した85名のうち46名が景品交換をした。交換された商品は、食品が最多、ついでお花となった。金額では300円程度の商品交換はインセンティブにはなったが、種類を増やす必要があると考えられる。

■見守り
<駅>
・駅単位での位置情報補足の効果

小田急多摩センター駅では、3ヶ月で約1300件の駅通過検知がされた。
この検知数を100%とした場合、駅からの導線が強く、交差点付近での設置がされた商業施設では760件(58%)、お子様が日常的に通う学習塾では570件(48%)の検知がされた。

<サポーター効果>
・サポーター参加による見守りの効果

サポーターによる位置情報検知件数も、開始当初平均が500程度であったのに対し、
2月での実績では1000件程度とおよそ倍程度の検知数になっている。
沿線での検知が多くなり、多摩エリアにかぎらず他エリアでの見守り機能に一定効果を示している。



参加者コメント

・店舗「肉の健雄」様
今回参加したことで、普段いらっしゃらないお客様の来店や顧客様がお友達を連れてきてくださるなど、新しい顧客の創出につながりました。
また、ポイント交換というアクティビティーは実際に店舗の売上にもつながりました。
期間の終了のタイミングにポイントの交換が集中するので、店舗が混雑してしまいましたが、来店される方は大体300~350ポイントが多く、最高で400ポイントほどを交換に来られた方もいらっしゃいました。

・参加者アンケートからコメント抜粋




多摩イノベーションエコシステム促進事業

東京・多摩地域で、イノベーションを起こし続ける好循環(エコシステム)を作ることを目指して、
中小企業や大学・研究機関、スタートアップ等の多様なプレイヤーが交流し連携を強める取組を展開しています。
ウェブサイト:https://tama-innovation-ecosystem.jp/

■NEIGHBOR GOOD PROJECT
「みんなで探す」「みんなで見守る」
モノ・ヒト・コトの<移動>と<位置>を新たな価値に、全ての<移動>と<位置>が新たな価値に、誰かのためになります。NEIGHBOR GOOD PROJECTは、誰かをサポートするマインドを持つ人をNEIGHBORと定義しています。
誰かの大切なものを、サポートし合う、そんな“少しだけ優しい”コミュニティを形成していくプロジェクトです。
https://neighbor-good-project.com/

ジョージ・アンド・ショーン株式会社

「少しだけ優しい世界を創ろう。」をビジョンに掲げ、なくしもの防止&見守りタグ兼アプリの「biblle(ビブル)」の開発・販売や、biblleのコアとなるテクノロジーである、ビーコンテクノロジーや、AIを活用し、認知症/MCI 早期検知サービスの開発など様々な社会課題解決のための開発を行う。社員の多くが兼業での活動をしており、新しいスタイルの起業を体現し、メディアへの露出も多い。海外への出展や、ピッチコンテストにも積極的に参加し、数々の賞を受賞。この世界に暮らす人々が、少しだけ優しくなれるために、ジョージ・アンド・ショーンは事業を展開していきます。

主な事業展開
・biblle(ビブル) ビーコン位置情報見守りタグ/アプリ
・施設360°(シセツサンロクマル) 高齢者施設向け位置情報見守り&生活習慣管理システム
・Cognivida(コグニヴィーダ) 生活習慣データを利用した脳の認知機能推定AIサービス
・hulali(フラリ) 「地球の歩き方」と「ハワイ州観光局」公認のハワイトラベルアプリ
・KYOUDOKO(キョウドコ) 小田急電鉄株式会社との共同事業の地域コミュニティアプリ

代表:井上憲
本社所在地:〒151-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
電話番号(代表):03-3405-7230
ウェブサイト:https://george-shaun.com/
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