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■【メンズ美容2023】アフターコロナで高まる男性美容ニーズとその背景 ~ コロナ前比は2.6倍UP、コロナ発生後も来院者は右肩上がりで増加(ゴリラクリニック調べ)

ゴリラクリニック(医療法人社団十二会)
◎【男性美容が広がる理由5点とその背景】ゴリラクリニック総院長(医師)が推察: 1.性に対する考え方の変化 2.海外文化の浸透 3.SNS隆盛とコロナ禍の影響 4.美容医療の進化 5.男性美容専門院の登場



男性の美容意識の高まりを背景に、「メンズ美容市場」が急成長しています。
全国に22院展開する男性専門の総合美容クリニック『ゴリラクリニック』(医療法人社団十二会・東京都新宿区・総院長 稲見文彦)の場合、上記のグラフの通り、1回目の緊急事態宣言が発令された2020年4月・5月は不要不急の外出自粛やテレワークの活用もあり来院者数はいったん落ち込むものの、翌6月には回復。
以降、右肩上がりで顕著に増加していることからも、男性美容の需要の高まりはもとより、今や男性が医療脱毛やスキンケア治療で美容クリニックを訪れることは珍しいことではないことが分かります。


ゴリラクリニックの場合、【1か月の来院男性患者総数】は66,621名(2023年4月末時点)と6万5千人を超え、1日平均2千名前後の男性患者さまが来院されています。

その年齢層は2,30代男性の来院が多くを占めるなか、近年は中高年層(ミドル世代)の男性が増加傾向にあります(右記グラフ参照)。

今後も男性向けのスキンケア・ヘアケア・スメルケアを中心としたメンズ美容市場の規模はより一般的に、より広く普及していくことが予想されるなかで、今回配信のリリース内では、5類移行に伴うアフターコロナ消費に関する当院の各種データ数値を開示(※1.)

併せて、「男性の美容意識が高まっている、その理由と背景(メンズ美容市場の躍進)」を当院の稲見文彦総院長が推察(※2.)。男性美容が広がる理由5点、【1.[性」に対する考え方の変化 2.海外文化の浸透(韓国や欧米諸国)3.SNS隆盛とコロナ禍の影響 4.美容医療の進化 5.男性美容専門院の登場】について解説いたします。

なお、ゴリラクリニックでは2023年2月17日から19日の3日間、当院でも来院比率の高い20~49歳の男性2,106名を対象に『世代別/男性の美容意識調査(インターネット調査)』を実施。調査結果も開示いたします。(詳細は添付のPDFデータ、ならびにスクロール下を参照ください)




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【5類移行=アフターコロナ消費】に関するゴリラクリニックでの各種データ数値 ※1.




新型コロナウイルスの影響を受け2019年から約3年間続いた「マスク生活」から一転、2023年5月8日からは感染症法上の分類が5類へと移行され「脱マスク」となりました。

政府が5類へ移行すると発表した「2023年1月27日」に注目したところ、ゴリラクリニックの場合、【1月27日に来院された初診の男性患者さまの人数が、翌日の1月28日は2倍近くへと増加】
また、発表後となる「2~4月の3か月間」に注目し、昨年の同時期と比較したところ、【3か月間の来院男性患者総数】は、昨年度は【2022年2月~4月の総来院者数:156,541名】だったのに対し、今年度は【2023年2月~4月の総来院者数192,380名】と昨年に比べ35,839名増え【前年比の約1.2倍へと増加】しており、マスクを外す未来を想定して「ヒゲ脱毛」等にご興味を持たれた男性も多かったのでは、と推測します。

更にゴリラクリニックに【肌荒れ等の悩みで来院された男性患者数をコロナの発生前後で比較(※)】したところ、コロナ発生前(2019年度)に比べて、コロナ発生後(2022年度)は約2.6倍に増加するなど男性からの肌に関する悩み相談が増加していることが分かりました。
※コロナ前(2019年1月1日~12月31日までの1年間)とコロナ後(2022年1月1日~12月31日までの1年間)を比較



なお当院の場合、【5類移行=アフターコロナ消費】に向け新しく注力し実施したもののひとつに、「価格の見直し」が挙げられます。

ゴリラクリニックは医療脱毛にとどまらず、AGA・薄毛治療やスキンケア治療、スメルケア、医療痩身ほか多治療を展開する「男性専門の総合美容クリニック(医療機関)」ですが、「ヒゲ脱毛」は開院当初から最も男性患者さまにお選びいただいている「主軸のサービス」。

この「ヒゲ脱毛(ヒゲ3部位・鼻下・アゴ・アゴ下)の6回コース」において、2014年10月の創業以来ずっと続いていた価格プラン【74,800円(税込み)】から、初の料金改定を実施。
2023年4月20日に価格を【46,800円(税込み)】と大幅に引き下げるとともに、プランの見直しを行いました。(ヒゲ脱毛専門ページ:https://gorilla.clinic/operation/epilation/parts/hige/

「ヒゲ脱毛」価格改定の理由のひとつに、マスクを外す生活へと移行し顔を露出する日常へと変化する中で、「あれ、気づいたら自分の周りで脱毛している人が多いぞ」「自分も取り残されないように、早く脱毛にいかなくちゃ」といった男性患者さまの生の声を、初診時のカウンセリング等を通じて伺う場面が増えたことも影響しています。

なおアフターコロナ関連で、当院では今春に【ノーマスクの今夏は『戻りスメハラ』に要注意】の調査リリースを配信。この夏、気を付けたい『戻りスメハラ/戻り臭』や「マスク功罪」について、稲見文彦総院長が解説しています。(▶ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000004342.html )


――― 調査データ各質問・詳細 (※各数値の詳細は、添付のPDF資料をご覧ください)―――



【男性の美容意識】男性の半数以上(54.1%)が「美容に関心ある」と回答

◎【男性・世代別/「美容に関心ある」と回答】
20代(70.0%) → 30代(58.1%) → 40代(42.5%)

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●質問/あなたは美容に興味がありますか?(単一回答)

【全 体】興味がある54.1% 興味がない45.9%
【20代】興味がある70.0% 興味がない30.0%
【30代】興味がある58.1% 興味がない41.8%
【40代】興味がある42.5% 興味がない57.5%




【「男性美容」の印象】7割以上(74.3%)が「ポジティブ(好意的)」と回答

◎【男性・世代別/「男性美容の印象」】
20代(86.1%)30代(77.5%)40代(65.6%)が男性美容に対し「ポジティブ(好意的)」と回答
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●質問/「男性美容」と聞いて、ポジティブ(好意的)またはネガティブ(否定的)どちらの印象を持ちますか?(単一回答)

【全 体】ポジティブ(好意的)74.3% ネガティブ(否定的)25.7%
【20代】ポジティブ(好意的)86.1% ネガティブ(否定的)13.9%
【30代】ポジティブ(好意的)77.5% ネガティブ(否定的)22.5%
【40代】ポジティブ(好意的)65.6% ネガティブ(否定的)34.4%




【外見の悩みは?】最多回答は「肌荒れ」/世代別ワースト1:20代ヒゲ、30~40代肌荒れ

◎【悩みワースト5(全体)】
1.肌荒れ(28.2%)2.ヒゲ(27.0%)3.体毛(19.3%)4.乾燥(18.9%)5.ニキビ(跡)(16.0%)


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●質問/あなたが外見で気になっていること(コンプレックス)は何ですか?(複数回答)

肌荒れ         28.2%【20代34.6%、30代31.6%、40代22.0%】
ヒゲが濃い       27.0%【20代35.2%、30代28.7%、40代21.3%】
体毛が濃い       19.3%【20代25.9%、30代21.7%、40代13.8%】
乾燥           18.9%【20代20.7%、30代20.3%、40代16.9%】
ニキビ(跡)       16.0%【20代23.8%、30代18.5%、40代 9.9%】
肥満          15.8%【20代11.4%、30代11.4%、40代18.0%】
シミ・そばかす     15.0%【20代 6.9%、30代14.5%、40代19.6%】
毛穴          14.8%【20代16.7%、30代16.9%、40代12.1%】
髪が薄い        13.5%【20代 7.3%、30代12.9%、40代17.3%】
アンダーヘアが濃い   12.0%【20代15.8%、30代14.0%、40代 8.4%】




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【2023年度/男性の美容意識が高まっている理由5点とその背景(メンズ美容市場の躍進)】※2.

▼ ゴリラクリニック総院長 稲見文彦医師による推察(プロフィールは下記に掲載)





近年、性に対する考え方が急速に変化してきました。ジェンダーフリーやジェンダーレスという考え方が普及し、性の多様性についても積極的に受け入れていく傾向が全世界的に広がりを見せています。

男らしさ・女らしさといった旧来の価値観や行動に拘らず、男性であってもスキンケアを熱心に行い、美容医療も積極的に受ける「ジェンダーレス男子」が増えてきました。
今後も価値観の多様化は進み、美容に前向きな男性が増えていくことが予想されます。「男が外見を気にするなんて」「男は中身で勝負だ」といった考え方は完全に終焉を迎えたと言って良いでしょう。


ジェンダーレス男子が高い美容意識を持っているのは当然ですが、そうでない一般男性の中でも美容意識が高まりつつあ ります。男性用のネイルサロンや眉毛サロンが街中でも見かけられるようになり、若年層だけでなく中高年にも受け入れられています。

当院においても中高年の男性患者様は増加傾向にあり、眉毛・鼻毛・耳毛に対する医療レーザー脱毛(身だしなみ脱毛)を希望される方が目立ちます。これらは「外見を整えることがビジネスシーンにおいても有用である」ということが広くコンセンサスを得たためだと私は考えています。
これまでも外見を気にする男性は一定数存在していたものの、「男らしさ」の圧力の前では悩みを押し殺すしかありませんでした。性に対する考え方が劇的に変革したお陰で、男性美容という文化は大きく開花したと言えます。

男性美容の市場規模は現在も右肩上がりで成長しており「美容は女性のもの」という考えは過去のものとなりました。そもそもスキンケアや美容医療は他者のためではなく自分のために行うもの。外見的コンプレックスをなくし自信を持って生きていくことに性別は無関係のはずです。21世紀になりまもなく四半世紀、ようやく美容活動(美活)が正常化してきたと実感しています。(写真は、ドクターズコスメ『ゴリラコスメティクス』)





テクノロジーの進化により海外文化が瞬時に目の前に届く時代となりました。「毎週決まった時間にテレビの前に座りテレビを見る」といった20世紀型のエンターテインメントから「いつでもどこでも好きなだけスマホで閲覧する」21世紀型のエンターテインメントへ。スポーツにおいてもこの傾向は同様で膨大な数のコンテンツを享受できる世の中に私たちは生きています。

必然的に「海外の男性の美意識」に触れる機会が増えました。特に美容大国として知られる韓国の男性タレントは、女性も憧れるような滑らかな肌をしています。またヨーロッパのスポーツ選手はアンダーヘアも含めた脱毛を済ませることが一般的であり、海外進出した日本人選手が追従したこともよく知られています。
かつては我々が触れることのなかった赤裸々な「男性美容事情」が速やかに浸透する世の中に生きていること。これが男性美容を後押ししているのではないか、と私は考えています。






現代はSNS全盛の時代と言って良いでしょう。国籍や性別、年齢など関係なく世界中の他人と繋がることができる、そのような時代です。情報共有の手段も文字や写真から動画へと進化しており、自分自身の姿を全世界へ共有する機会が飛躍的に増えました。

自分の写真を加工して「盛る」ことや、「アバター」を用いて自身の姿をあえて隠すことからは「自分の姿が他人からどのように見えているか」に関して大変な興味があることが分かります。男性においてもその傾向は顕著で、「映える」ことを目的に自身の外見を改善しようとする男性は少なくありません。SNSの隆盛は、男性が自分の外見と向き合う大きなきっかけを与えたと言ってよいでしょう。

またコロナ禍が男性美容に与えた影響は少なくありません。
オンライン会議が爆発的に普及した影響で、自身の顔を客観的に見る機会が増えたこと、マスク生活で肌荒れを起こす男性が増えたこと、また逆にマスク生活のお陰でダウンタイムを回避することが可能になったこと、これらの要因が男性美容を後押ししていると私は考えています。
実際、コロナ前と現在を比較すると来院患者さまは2.6倍に増加しており(当院調べ。上記※1.参照)、コロナ禍による影響は確実にあったと感じています。





美容「外科」という言葉が表すとおり、かつて美容医療は外科的施術によって行われていました。フェイスリフト、切開式重瞼術、シリコンプロテーゼを用いた隆鼻術などがその代表選手です。その後メスを使わない、もしくは小切開のみで治療が完結する「プチ整形」が登場したことで美容医療に対する敷居は大きく下がりました。

フェイスリフトはスレッドリフトで、重瞼術は埋没法で、隆鼻術はヒアルロン酸注入で行うことが可能になり、美容医療が大変なブームとなりました。しかし上記のプチ整形ですら強い抵抗感を示すのが男性の特徴です。女性に比べ痛みに弱く、また「異物を体内に入れること」を忌避したり「効果が一時的な施術には価値観を見出せない」傾向があったりするのも男性特有の傾向と言えます。

近年、レーザーや超音波、マイクロ波などを用いた美容医療機器が登場したことで、ようやく男性にも受容できる美容施術が増えてきた感があります。
低侵襲でダウンタイムが少ないこと、しっかりとした医学的エビデンスがあること、複数回の施術で恒久的な効果が得られること、これらは男性が施術を選択する上で重要視するポイントであり、女性のそれとは若干異なるように感じます。美容医療の進化が男性美容という文化を支えていることは確かであり、今後も美容医療を受ける男性はますます増えていくことでしょう。





性に対する考え方が変わり、テクノロジーの進化により新たな文化・生活・医療が流入してきたことで男性の美容に対するニーズは明らかに高まってきました。男性専門のコスメや美容機器が登場し、また男性脱毛を謳う広告も多数目にします。

しかし当院が開院した2014年当時、美容医療は未だ女性のものと広く認識されており「男性専門の総合美容クリニック」は存在しませんでした。
男性が美容医療を受けるためには一般的な美容クリニック、すなわち女性患者さまが多く集まるクリニックを訪れるしかありません。

女性スタッフにデリケートな部分を晒す必要があったり、打ち明けにくい悩みを相談せざるをえなかったり、多くの男性にとって肩身の狭い思いを強いる状況にあったのです。これらを改善したいとする思いが、男性専門の総合美容クリニックを私どもが開院した最大の理由です。

幸い、当院が多くの男性患者さまに支持していただいたことから男性美容専門クリニックが次々と誕生し、より多くの男性が、より多くの選択肢を得ることができました。男性美容という新しい文化が根付くためには、その市場が正しく成長することが欠かせません。今後もより多くの男性患者さまがポジティブに自身の悩みを解消し、自信を持って自らの人生を進んでいかれることを願って止みません。

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◎解説: ゴリラクリニック総院長 稲見文彦医師 プロフィール


東邦大学医学部を卒業後、同大形成外科学教室に入局。美容外科医を志し某大手美容形成外科に入職。10年以上にわたり数多くの手術を行い、多数の医師や看護師の育成に携わる。同院京都分院長を経て、2015年に男性専門の総合美容クリニック『ゴリラクリニック』総院長に就任、現在に至る。
所属学会:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS、JSAS)、日本美容皮膚科学会

医師として何よりも必要なのは知識や技術の前に、まず「心」であり「コミュニケーション」である。このことを信条に患者様の悩みや希望に向き合い、また気持ちに寄り添うことを自らに課している。男性美容の素晴らしさを世に広める伝道者として診療に邁進するほか、メディア出演や取材などにも幅広く協力を行っている。正確で分かりやすく忖度のない記事には定評がある。
私生活では一男一女の父。最大の趣味は自転車通勤であり年間6000キロを走破する健脚の持ち主でもある。



男性専門の総合美容クリニック『ゴリラクリニック』

◎診療科目 :美容皮膚科、頭髪外来
◎初診専用無料ダイヤル:0120-987-118(24時間 365日)
◎診療時間 : 11:00~20:00(不定休、予約制)
◎公式Webサイト:https://gorilla.clinic/
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2014年10月創業。「男性美容という文化を創る」ことを使命に掲げ、全国に22院を展開(2023年5月現在)。
男性専門の総合美容クリニック(医療機関)として医療用レーザーを使用した「永久脱毛」を始め、スキンケア治療やニキビ(跡)治療、薄毛・AGA治療、医療痩身やスメルケアほか多治療を展開。男性美容に関するありとあらゆる要望を美容医療の力でサポートしている。また創業当初より細部に至るまで【男性志向】を追求し、男性スタッフも多く採用。どのような悩みに対しても男性が恥ずかしがることなく相談できるような環境づくりを徹底している。

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◎治療メニュー(例):
※料金はリリース配信当時。費用ほか各詳細は公式 Webサイトをご覧ください
※当院の治療は保険適用外の自由診療です

●施術名:ヒゲ脱毛3部位 46800円
・施術の副作用:火傷、治療時のお痛み

●施術名:シミ治療(トライアル:9800円~)
・施術の副作用:色素沈着、皮膚の色素沈着、治療時のお痛み


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また当院は、今年3月に銀座1丁目でオープンした男性専門のエイジングケアクリニック『SILVER FOX BY GORILLA CLINIC』(一般社団法人大猩会・院長 太田博之)へクリニックの垣根を越えてノウハウを提供、男性に寄り添った医療機関をプロデュース(https://silverfox.clinic/)。

SILVER FOXのターゲット層は35歳以上の男性。気持ちはまだまだ若いのに、シミ・しわ・たるみほか外見の老いをすこしずつ感じているミドル世代男性が、女性の目線を一切気にせずに来院が可能。
▶参考リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000004342.html






【男性専門の総合美容クリニック『ゴリラクリニック』/医療法人社団十二会】

広報部 : 石垣 田中 下谷
TEL:03-5291-5270
MAIL:pr@gorilla.clinic
〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-12 新宿ラムダックスビル8階
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