医療・医薬・福祉

PRISM BioLab、大原薬品工業とライセンス契約に基づくマイルストン達成のお知らせ

株式会社PRISM BioLab
株式会社 PRISM BioLab (本部:神奈川県横浜市、代表取締役:竹原 大、以下、「PRISM」)と大原薬品工業株式会社(本社:滋賀県甲賀市、代表取締役社長:大原 誠司、以下、「大原薬品」)は、2018年5月に両社にて締結した新規化合物 PRI-724 に関するライセンス契約(以下「本契約」)について、大原薬品の実施するPRI-724/OP-724臨床試験において本契約上のマイルストンを達成したことをお知らせします。


今回の達成は本契約に基づくもので、CBP/βカテニン阻害薬PRI-724(OP-724)のC型またはB型肝炎ウイルスに起因する肝硬変患者を対象とした臨床第I/IIa相試験が完了し、CBP/βカテニン阻害薬OP-724のC型・B型肝炎ウイルスまたは非アルコール性脂肪肝炎に起因する非代償性肝硬変患者を対象とした臨床第II相試験を開始できる運びとなったことに伴い、 PRISM は 大原薬品から一定額のマイルストン収入を受領いたします。なお、マイルストン収入の詳細については、大原薬品との契約に則り非開示とさせていただきます。

【大原薬品工業株式会社について】
大原薬品工業株式会社は「すべては患者さんの立場から 医療の未来のために 信頼の医薬品を」という理念のもと、品質を重視したジェネリック医薬品の製造販売を基盤とし、また患者数が少なく生命に直結する疾病をターゲットするオーファンドラッグの研究・開発に取り組む製薬企業です。新薬開発では、小児がん領域に注力し、2016年には「アーウィナーゼ(R)」、2021年には「ユニツキシン(R)」、「メグルダーゼ(R)」の3品目の製造販売承認を取得いたしました。肝胆膵の領域にも焦点をあて、内外の革新的な創薬ベンチャー企業との協働により、アンメットメディカルニーズに挑んでいます。
治療成績の向上や医療環境が大きく変化している現在、治療のみならず、医療の質に影響をおよぼす予防、診断、アフターケアにもイノベーションを活かし、Total Healthcare Solutionを提案できる企業を目指しています。

【株式会社 PRISM BioLab について】
PRISM BioLabは、独自に開発したαヘリックス・βターン模倣技術を活用して、低分子化合物によるタンパク質間相互作用(PPI)の制御による創薬を目指している企業です。PRISMは、従来困難であった細胞内で様々な信号を伝達するPPIを制御する独自のペプチド模倣技術である『PepMetics (R)』を構築し、癌や線維症分野の臨床パイプラインを創出するとともに、国内外の多数の大手製薬会社と提携してこれまでに無い難病治療薬の創出に取り組んでいます。
詳しくは、http://www.prismbiolab.com/をご覧ください。

【PRI-724/OP-724について】
PRI-724 は株式会社 PRISM BioLab が創製した化合物で、Wnt/β-カテニンシグナル伝達系の活性化を抑制する CBP/β-カテニン阻害剤です。東京都医学総合研究所において独自に開発した肝硬変モデルマウスを用いて、PRI-724 が肝組織像を改善するなど抗線維化作用を有することを確認いたしました。この研究成果に基づき、国内で第I/IIa相臨床試験が終了しています。PRI-724は大原薬品工業にライセンスされ、同社が開発番号OP-724として肝硬変の治療薬を目指して開発を進めています。なお、PRI-724/OP-724の一般名は、ホスセンビビントとなります。

【PRISM Biolab会社概要】
社名   :株式会社PRISM BioLab(PRISM BioLab Co.,Ltd.)
創業   :2006年11月
本社所在地:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1湘南アイパーク
事業内容 :創薬技術開発及び創薬
代表取締役:竹原 大
U R L   :http://www.prismbiolab.com/

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