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CureApp 新サービス「ascure 重症化予防(血圧コース)」を提供開始

株式会社CureApp
~LINEでの面談で高血圧の生活習慣を早期に見直し重症化を予防~


報道関係者各位




 株式会社CureApp(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太)は、民間法人向けの健康増進サービスであるascureモバイルヘルスプログラムより新たに「ascure(アスキュア)重症化予防(血圧コース)」(1)(以下、本サービス)を本日2023年6月1日にリリースしました。健康診断等で血圧が基準値を超えている方が対象となり、症状が重症化する前の段階で、無理のない適切な生活習慣の修正と正しい知識の獲得ができるようサポートします。本サービスは、東京都が実施した「次世代ウェルネスソリューション」の構築に向けた事業化促進プロジェクトで既に事業検証が行われ(2)、そこで得られた結果をもとにサービスを構築いたしました。

「ascure重症化予防(血圧コース)」プログラムとは



 「ascure重症化予防(血圧コース)」は主にスマートフォンアプリLINEを使用し進めるプログラムです。医療専門職によるオンライン面談を実施し、個々人の受診へのモチベーションや背景を踏まえた上で、適切なアドバイスや生活習慣改善のための動機づけを実施、サポートします。
 また、高血圧に関しての基本的な知識や危険性、重症化する前の初期段階での正しい生活習慣改善の必要性を動画や簡単なコンテンツ等で学習します。弊社で開発し、既に医療機関で処方が開始している治療アプリ(医療機器)の知見を活かし開発したプログラムは、LINEアプリ内で簡単に利用することができます。
 質問票に回答したした項目により個別化した目標設定やサポートを実施する他、血圧計の提供も行い、毎日計測した血圧データも記録が可能です。


▼プロダクトサイト
https://cureapp.co.jp/ascure-hokenroom/about_ascure_bp/

▼提供開始
2023年6月1日よりプログラム提供を開始

高血圧における課題と保健事業の現状


 高血圧は脳心血管疾患(脳血管疾患や心疾患)における最大のリスク因子(3)であり、国内で患者数が多い疾患である一方、医療機関での治療を行っている人は少ないという現状と課題があります。
 高血圧症の初期では重篤な症状を感じにくく、生活習慣の修正は個々人の考え方や意欲、職場・家庭環境、生活スタイルなどに左右されるため正しく継続することが困難ですが、重症化予防の観点からも早期での生活習慣の修正や積極的な初期段階での介入が重要となります。
 さらに、健康診断等の結果を元に医療機関への受診勧奨を実施している健康保険組合の割合は50%を超えている中、半分以上の健康保険組合が「受診勧奨をしても未受診である」という大きな課題感をもっています(4)。
 高血圧を指摘されたが医療機関を未受診である人に対する意識調査(5)においても、未受診の理由の半数以上が「それほど重篤な疾患・病症でないから」であり、健康に関する意識変容が必要なことがわかります。

 また実際に通院しない理由として「生活習慣の改善をして対応できる」「通院が面倒」「薬を飲むこと / 飲み続けることに抵抗がある」という声も多く聞かれます(5)。
これらの課題を解決すべく、先日リリースした「ascureDr.受診勧奨」と共に、今回リリース予定の「ascure重症化予防」で、高血圧症への更なる積極的なサポートを実施します。

(1):民間法人向けascureモバイルヘルスプログラムが提供するサービスは、医療機器・医療行為ではございません。本プログラム及び専用アプリは医療機器ではなく、「治療または診断」を行うものではありません。
(2):東京都「次世代ウェルネスソリューションの構築事業」https://cureapp.blogspot.com/2022/03/blog-post.html
(3):高血圧治療ガイドライン2019
(4):健康保険組合への予防事業に関するアンケート(当社調べより)
(5):当社実施の「健康診断や医療機関での診察で血圧が高いことを指摘されたことがあるが、治療のため通院したことがない30代~60代の男女821人に対する高血圧治療や生活習慣に関する実態調査」より(インターネットによるアンケート調査)詳細:https://cureapp.blogspot.com/2022/05/517.html

株式会社CureAppについて


 2014年に医師である佐竹晃太と鈴木晋が創業した医療系スタートアップで、治療効果が治験にて証明され医療現場で医師が患者に処方する「治療アプリ」を研究開発・製造販売する医療機器メーカー。
 2020年、スマートフォンで動作する疾患治療用のソフトウェア医療機器として、禁煙治療領域において世界初の薬事承認取得および保険適用となった。その後、高血圧症領域においても2022年4月に世界初の薬事承認取得、同年9月に保険適用。その他、NASH / アルコール依存症 / がん / 慢性心不全 / 慢性腰痛症など複数の疾患に対する治療アプリの開発を進めている。また、民間法人向けの健康増進サービスであるascureモバイルヘルスプログラムも運営し、「ascure卒煙プログラム(禁煙)」に関しては、現在300法人(うち健康保険組合が230組合契約)で導入されている他、「ascureDr.受診勧奨(高血圧)」という高血圧の方を対象に病院受診までをサポートするプログラムの提供を2023年4月1日より開始している。

「ascureDr.受診勧奨」に関してはこちらをご覧ください:
https://cureapp.co.jp/ascure-hokenroom/about_ascure_sd/

CureAppが取り組む事業
ニコチン依存症:2020年8月薬事承認取得、同年12月保険適用・処方開始

高血圧症:2022年4月薬事承認取得、同年9月保険適用・処方開始

NASH(非アルコール性脂肪肝炎):サワイグループホールディングス株式会社と共同開発中 / 東京大学医学部附属病院と臨床試験中

アルコール依存症:独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターと共同研究 / 岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院での臨床試験 / 治験開始

がん:乳がん患者向け治療用アプリを第一三共株式会社と共同開発中

慢性心不全:医療法人社団ゆみのをパートナーに開発中

慢性腰痛症:福島県立医科大学と共同研究開始


 さらには、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、米国を中心にグローバルにおいても展開予定です。

※民間法人向けモバイルヘルスプログラムが提供するサービスは、医療機器・医療行為ではございません。本プログラム及び専用アプリは医療機器ではなく、「治療または診断」を行うものではありません。

株式会社CureApp 会社概要
代表取締役社長:佐竹 晃太
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階
米国支社:CureApp North America, Inc.
事業内容:プログラム医療機器開発、モバイルヘルス関連サービス事業
URL:https://cureapp.co.jp/
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