医療・医薬・福祉

Chordiaが米国で急性骨髄性白血病および骨髄異形成症候群の患者を対象とした第1/2相臨床試験における 患者への投与開始のお知らせ

Chordia Therapeutics株式会社
がん領域に特化した研究開発型バイオベンチャー企業であるChordia Therapeutics株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:三宅 洋、以下「当社」)は、選択的汎CDC2様キナーゼ(以下「CLK」)阻害薬CTX-712について、米国における再発または難治性の急性骨髄性白血病(以下「AML」)および骨髄異形成症候群(以下「MDS」)の患者を対象とした第1/2相臨床試験において、患者への投与を開始したことをお知らせします。


本試験は、再発または難治性のAMLもしくは、ハイリスクのMDSの患者さんを対象にCTX-712の安全性および有効性を評価する多施設非盲検第1/2相試験です。詳細については、以下のウェブサイト: clinicaltrials.gov/ (NCT05732103) をご覧ください。

AMLおよびMDSについて
AMLおよびMDSは、骨髄中で生じた異常クローンが腫瘍性に増殖し、正常造血が抑えられる病気です。本試験の対象となる再発または難治性のAMLおよびMDSは、米国においてそれぞれ約14,000人、約11,000人と推定されております(1)。いずれも2次治療における有効な治療法が確立されておらず、予後が極めて不良であり、アンメットメディカルニーズが高い疾患です。
(1)出典:CancerMPact(R), Cerner EnvizaSM/サイニクス株式会社 (機密情報につき転用厳禁)

CTX-712について
CTX-712 は、細胞増殖に重要な役割を果たす RNA スプライシング反応の主要な制御因子である CDC2様キナーゼ(CLK)に対するファーストインクラスの選択的な経口型の低分子阻害薬です。CTX-712は、in vitroにおいて様々なヒト腫瘍細胞株に対し増殖抑制効果を示し、in vivoにおいても複数の異種移植マウスモデルに対する抗腫瘍活性を示します。現在実施されている国内第1相臨床試験では、進行・再発又は難治性悪性腫瘍患者を対象に、CTX-712の忍容性、安全性及び薬物動態等を検討しています。試験の詳細は、JapicCTI-184188をご参照ください。

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Chordia Therapeutics株式会社について
Chordia Therapeutics株式会社は、がん領域の研究開発に特化したバイオベンチャーとして神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパークに設立され、First-in-Classの抗がん薬の研究と開発を行い、革新的な新薬を生み出すことを目指しています。
リードプログラムであるCTX-712に加え、特定の異常を有するがんに効果が期待されるCDK12阻害薬CTX-439、GCN2阻害薬など複数のパイプラインの研究開発を行っており、長年に渡って創薬に携わってきたプロフェッショナルたちが、研究開発の各分野における経験と専門スキルを活かしながら、がん治療の明日を担う新薬の開発に日々取り組んでいます。2022年9月8日に、独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催する 「大学発ベンチャー表彰 2022~Award for Academic Startups~」 において、「文部科学大臣賞」を受賞しています。





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