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行政支援の隙間『病気や障がいのある子どもをケアしながら働くということ』をサポート!働き方の協働発信及び親子で活用可能なコワーキングスペースの始動

一般社団法人チャーミングケア
一般社団法人チャーミングケア(大阪府池田市、代表理事:石嶋瑞穂)が2021年より本格的に行なってきたスペシャルキッズ(病気や障がいのある子どもたち)ケアをする保護者を対象とした就労サポート「チャーミングケアアンバサダー」事業にて、創意工夫をしながら働くことを諦めない・働くことを止めないというテーマで新しい働き方を株式会社ディンプル(大阪市北区、代表取締役社長:木下 充男)と協働にて発信を始動。2023年8月、大阪府池田市に親子で活用可能なコワーキングスペース(一般社団法人チャーミングケア運営)を開業します。


病児や障がい児を抱えるご家庭には、お子さんのケア以外にも様々な問題が山積しています。
2018年から病気や障がいのある子どもと家族のQOLの向上に着目し様々な施策を展開してきた一般社団法人チャーミングケア(以下チャーミングケアと表記)では、お子さんのケアで就労が難しい保護者に社会参加へのキッカケ作りとして、有償にてチャーミングケアの運営をお手伝いいただく「チャーミングケアアンバサダー」を開設しています。
https://charmingcare.jp/work/

2020年8月よりテスト始動し、完全在宅にて無理のない範囲で「チャーミングケアの事業について一緒に考えて、一緒に広める」ことからスタート。現在では合計20名のアンバサダーが在籍しており、自社での仕事だけではなく業務委託での仕事に携わるなどそれぞれの関わり方でチャーミングケアを支えていただいています。
チャーミングケアアンバサダーの仕事実績などはこちら
https://charmingcare.jp/work/20230418_post3214/
2021年には、「働くを諦めない」というテーマでオンラインセミナーを開催。著名人の方にも登壇いただき、大変反響をいただきました。

アンバサダー事業を展開していくにあたり、在籍アンバサダーへの面談などで2つの大きな課題が詳らかになってきました。
病気や障がいのある子どもの就労問題
参考資料:慢性疾病を抱える児童等の実態調査(2017)東京都
引用:子どもの就労についての困りごとについて言及あり
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/02/27/07.html



保護者自身(特に母親)の就労問題
参考資料:障害児疾患児育児と仕事の両立に関するアンケート調査結果(2023)
引用:障がい児及び医療的ケア児を育てる親の会 による調査
https://www.mhlw.go.jp/content/11901000/001074712.pdf




この2つの課題に関して、独自施策として子どもの就労問題に関しては「子どもの就労の選択肢」を可視化するため障害者専門人材サービスカオスマップの制作にあたりました。
https://charmingcare.jp/know/20230521_post3236/


また、「親の就労問題の解決策として」主にケアを担っている母親が社会復帰するために社会で必要なスキルを独自調査し「女性のためのリスキリング調査」をもとに、病気や障がいのある子どものケアをしながら働くスタイルと親和性のある「フルリモート」に対応すべく、テキストコミュニケーションやコミュニケーションツールを活用したマニュアル制作に取り組みました。

参考資料:
■女性のリスキリング白書2022 ~就業形態別のリスキリングに関する調査レポート~」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000007608.html
■【調査レポート】主婦がリスキリングしたいスキルTOP10を発表!主婦の8割がリスキリングに意欲あり。
https://www.atpress.ne.jp/releases/323439/att_323439_1.pdf
■2,800人に聞く「リスキリング」調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000018325.html
■リスキリングで何を学ぶべき?必要スキルや人気資格を徹底紹介!
https://smartcompany.jp/column/reskilling-what-to-learn/
2. リストアップした項目のの検索ボリュームを調査
https://aramakijake.jp/index.html を使用
・キーワードは項目+「スキル」で統一
3.YahooとGoogleの件数を合計し、順位づけ
https://charmingcare.jp/work/20230521_post3248/


アンバサダー事業は当事者の方から非常に好評で、限られた採用枠(業務委託契約)ということもあり現在は募集を休止しているにも関わらず、ほぼ毎日のように問い合わせや応募をいただきます。それだけ就労意欲がありながらも働くことに困難さを抱えている方がいるということを鑑み、多くの企業にこの現状を知っていただくため、この取組に賛同いただいている株式会社ディンプルと協働で働き方に関するセミナーや発信を行います。



病気や障害のある子どもをケアする保護者と企業採用担当とのオンライン座談会配信

チャーミングケアのPodcast番組にて音声コンテンツを配信 、その内容を記事コンテンツとして株式会社ディンプルのWEBサイトにて発信


一般社団法人チャーミングケアは病気や障がいのある子どもの見た目のケアやメンタルケア、家族ケアに着目し2018年から活動を継続してきました。
現在、ポータルサイトでは「まなぶ」「はたらく」「かう」「しる」「おうえんする」の5軸で様々な事業を行なっています。
本施策に関しては、「はたらく」にて2023年7月以降順次発信いたします。
また、2023年8月大阪府池田市にて親子で活用可能な物作りコワーキングスペースを開業予定。
現在オンラインでのみ販売(チャーミングケアモール)している子どもの医療ケアグッズを実際に手にとることができたり、ミシンやPCを設置し就労へのきっかけ作りを行います。
コワーキングスペースの開業に先駆け、改装費などへの充填のためのチャリティ企画を進行中です。
■チャリティーアイテム販売の概要
 販売期間:2023年6月5日(月)0時~2023年6月11日(日)24時までの1週間限定
 販売価格:Tシャツ 3,500円など(税・700円の寄付込、送料別)

病気や障がいのある子どもの保護者への就労支援は行政の隙間にあり、なかなかスポットが当たりづらく解決のための具体的な施策も少ないのが現状です。当事者以外の方々にもこの活動を知って頂き、誰一人取り残さないSDGsの理念の元、皆で支え合える社会づくりに繋げていけたらと考えております。
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