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【オンラインだからこその利点も!?】新たな介助犬普及啓発方法を探して

社会福祉法人 日本介助犬協会
●(社福)日本介助犬協会(https://s-dog.jp/)は対面での大人数講義を避け、オンラインでの講義を積極的に受け入れている。 ●介助犬PR犬による介助作業紹介でオンラインならではの作業も紹介できることがメリット。


【コロナ感染拡大を受けた新しい啓発活動】7/1東洋大学にて介助犬オンライン講義を実施




介助犬は盲導犬に比べると日本での実働数が少なく、認知度が低いことが課題。(2020年4月1日現在、62ペアが実働中)認知度が低いが故、当事者の方自身にも介助犬に関しての情報が行き届いていない現状がある。
社会福祉法人日本介助犬協会(以下協会)は年間300件ほどのイベントや講演へ出向いているが、その中でも医療従事者・福祉専門職への啓発活動に特に力を入れている。
社会福祉士を目指す東洋大学(東京都文京区)社会福祉学科の学生に向けて初めて介助犬講義を行う予定だったが、新型コロナウィルス感染拡大を受け、大学での講義では一度に大勢の学生が集まって介助犬の講義を受講することでの密集状態を避け、感染予防としてオンライン講義の実施に変更となった。

オンラインだからこその利点も!?
通常介助犬の講義では、スライドでの介助犬概要の説明の他、啓発の場でPRを行う専門のPR犬が介助作業の紹介を行う。通常の講義では、受講者に生で介助作業を紹介できるというメリットがあるが、広い講義室では後方の席からPR犬の細かい動きや表情が見えにくいというデメリットもあった。今回オンラインでの講義を実施して、生で見てもらうことができないデメリットはあるものの、それぞれの受講者が目の前の画面を通して介助作業を見ることができるため、犬たちの細かな動き(例えば靴下を咥える際の口の動き等)をより見てもらいやすくなった。また、普段の訓練で使用している場所で講義を行うことができるため、講演会場では紹介が難しい介助作業(例えばドアのカギの開け閉め等)が披露できるようになり、オンラインだからこその良さを実感している。


<東洋大学オンライン授業実施の様子>



2020年7月1日には東洋大学社会福祉学科の学生13名に対しオンライン講義を行い、介助犬総合訓練センター長の水上が介助犬の必要性や役割について講義する様子や、映像での介助作業の紹介などを、WEB会議システムによりライブ配信した。水上の他にも職員が全員向けのチャットに待機をすることで、通常の講演では難しい“常に質疑応答ができる環境”を作ることができた。水上センター長は「オンラインならではの利点を活かし、今後も外出制限がかかる可能性や遠方からのご依頼については積極的にオンラインで応じていきたい」と話す。

今後のオンライン講義
東洋大学では今回の講義に続き、7/17にも実際の介助犬使用者によるオンライン講義を開催し、更に介助犬への理解促進に取り組む。介助犬使用者は基礎疾患を有するがゆえに人が多く集まる場に出向くことはリスクを伴い、こちらも同様にオンラインでの実施となる。
また、他大学講義もオンライン化が決定しており、既に7/1に愛知医科大学看護学部生に対し、そして7/3には愛知県立芸術大学デザイン工芸科学生約50名を対象にオンライン講義を実施した。

<愛知県立芸術大学オンライン授業実施の様子>




協会では、今後も新型コロナウィルスの感染状況を確認しながらオンラインを取り入れた介助犬講義、そして啓発活動を展開していく。詳しくは協会へ問合せを(https://s-dog.jp/
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