美容・健康

腸内細菌叢に対するアカシア樹皮ポリフェノールの影響について、研究結果がFoodsに掲載されました

株式会社アカシアの樹
株式会社アカシアの樹(広島県廿日市市)が出資して行われた、腸内細菌叢に対するアカシア樹皮ポリフェノールの影響についての研究結果がFoods(Accepted: 9 June 2020)に掲載されました。


【研究成果のポイント】
アカシア樹皮ポリフェノール摂取において下記4点が確認されました。

1.引っ掻き行動の抑制
2.アトピー性皮膚炎誘発による炎症反応の有意な抑制
3.ビフィズス菌(Bifidobacterium属)および乳酸菌(Lactobacillus属)の増加促進
4.アトピー性皮膚炎の治癒に関与することが示唆されているバクテロイデスフラジリス(Bateroides fragilis)及びクロストリジウムコッコイデス(Clostridium coccoides)の量の増加促進

【背景】
アトピー性皮膚炎マウスにアカシア樹皮ポリフェノールを与えると、症状が緩和されることが明らかになっていましたが、そのメカニズムは不明でした。そこで、本研究では腸内細菌が関与しているのではないかと考え、アトピー性皮膚炎誘発マウスにアカシア樹皮ポリフェノールを与え、腸内細菌の変化について研究を行いました。

【研究結果】
雌性BALB/cマウスをコントロール群、アカシア樹皮ポリフェノール(AP) 3%含有飼料投与群、アトピー性皮膚炎誘発群、アトピー性皮膚炎誘発+ AP1.5含有飼料投与群、アトピー性皮膚炎誘発+AP3%含有飼料投与群の5群に分けて、それぞれ飼料あるいはAP含有飼料を経口投与しました。
尚、下記に示すグラフは5群のうち、アトピー性皮膚炎誘発(アトピー)3群の研究結果を示しています。
(*:P<0.05 vs アトピー , **:P<0.01 vs アトピー,***:P<0.001 vs アトピー)

研究ではTMA を用いて、マウスにアトピー性皮膚炎を誘発させました。TMA 誘発アトピー性皮膚炎モデルマウスにアカシア樹皮ポリフェノールを投与したところ、引っ掻き行動の抑制が見られました。




さらに、アカシア樹皮ポリフェノールによりアトピー性皮膚炎による炎症反応が有意に抑制されたことが示されました。また、アカシア樹皮ポリフェノールは、善玉菌とされるビフィズス菌(Bifidobacterium属)および乳酸菌(Lactobacillus属)を増加させることが明らかとなりました。





さらに、腸管免疫を是正しアトピー性皮膚炎の治癒に関与することが示唆されているバクテロイデスフラジリス(Bateroides fragilis)を増加させ、同じように作用すると考えられるクロストリジウムコッコイデス(Clostridium coccoides)も増加させることが分かりました。





以上のことから、アカシア樹皮ポリフェノールは腸内細菌叢を大きく変動させ、腸内環境を整えることにより、アトピー性皮膚炎の発症を抑制できたものと考えられます。


アカシア樹皮ポリフェノールが腸内細菌叢を大きく変動させることを見出した本結果は、プロバイオティクス、プレバイオティクスに続く第三の腸内細菌叢是正食品として、アカシア樹皮ポリフェノールが有用である可能性を示唆するものであり、非常に重要な知見であるものと考えます。


【掲載論文】
Acacia Polyphenol Ameliorates Atopic Dermatitis in Trimellitic Anhydride-Induced Model Mice via Changes in the Gut Microbiotam, Foods 2020, 9, 773; doi:10.3390/foods9060773
※本試験の実施にかかる費用は、株式会社アカシアの樹が負担いたしました。

【会社概要】
■会社名:株式会社アカシアの樹
■所在地:広島県廿日市市宮内4291 高松ビル2F
■代表者:片岡武司
■企業公式サイト:https://www.acacia-no-ki.co.jp/

【本リリースに関するお問い合わせ先】
■株式会社アカシアの樹 商品開発部 小川、小林
■電話:0829-30-6100
■メール:info@acacia-no-ki.co.jp
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