美容・健康

9月10日はコンタクトレンズの日 緊急事態宣言後のコンタクトレンズ使用実態調査を発表!~眼感染症専門医によるコロナ禍の眼の守り方やチェックシート公開~

一般社団法人日本コンタクトレンズ協会
今後のコロナ禍のコンタクトレンズ使用頻度、特に40代女性が減少傾向 インターネット購入は増加、眼科受診率は低下

一般社団法人日本コンタクトレンズ協会(所在地:東京都文京区、会長:浦壁 昌広)は、9月10日(木)の「コンタクトレンズの日」に、会長の浦壁昌広のほか、ゲストとして近畿大学医学部眼科学教室准教授であり、日本眼感染症学会 評議員でもある江口洋先生にご登壇いただき、「コンタクトレンズ協会記者発表会」を開催いたしました。



コンタクトレンズは視力矯正可能な医療機器であるだけでなく、それにより使用者の方のQOLを高める側面を持っていますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、様々な面で人々のQOLの低下が懸念されています。
そこで、一般社団法人日本コンタクトレンズ協会は、緊急事態宣言前後のコンタクトレンズの使用実態の変化やコンタクトレンズに関する情報が消費者に与える影響を把握すべく、緊急調査として「コロナ禍のコンタクトレンズの消費者実態調査」を実施。9月10日の「コンタクトレンズの日」に、その結果を会長の浦壁より発表いたしました。
調査からは、緊急事態宣言後、眼科未受診の理由として「新型コロナウイルス感染が怖い」が22.2%に増加したことがわかりました。また、45.2%の人が新型コロナウイルス感染症とコンタクトレンズの関係性に関してなんらかの情報を耳にしており、一定数の割合でコンタクトレンズ装用と新型コロナウイルス感染症への不安を持っていることがわかりました。コンタクトレンズの利便性と安全性を担保するため、眼科受診に対する継続的な啓発活動が必要であることを、会長の浦壁よりお伝えいたしました。
またゲストとして、近畿大学医学部眼科学教室准教授の江口洋先生にご登壇いただき、新型コロナウイルス感染と眼の関係性について、正しい知識をお話いただいたほか、コロナ禍における正しいコンタクトレンズとの付き合い方として、手洗い、使用期限の厳守、ケースを清潔に保つことが大切であることをご説明いたしました。そして、眼科では、接触感染を起こすアデノウイルス等の感染症対策を日頃から行っているため、多くの人がマスクをつけている現状、眼科を受診することで新型コロナウイルスに感染するリスクが高まるわけではないということをお話いただいたほか、病気のリスクを回避するための方法のひとつとして、「眼科受診チェックシート」を発表。コロナ禍においても、少しでも眼に異常を感じたら、かかりつけ医や近隣の眼科に相談する必要があることをお話いただきました。

会長の浦壁より「消費者実態調査から見たコロナ禍のコンタクトレンズユーザーの使用実態」、江口先生より、「眼感染症専門医からみたコロナ禍での正しいコンタクトレンズの使い方」をお話いただいたあと、質疑応答にて、以下のご質問をいただきました。

<質疑応答> ※一部抜粋
Q.インターネットチャネルでのコンタクトレンズ購入が増えていると聞いていますが実際はどうですか。
A.(浦壁会長より)大きく比率は変化していませんが、40%くらいの方がインターネットで購入しています。眼科や専門店で登録をし、検診をして、都度インターネットで購入している方と、検診や処方がなくインターネットで購入し続けている方の合算です。

Q.ECでのコンタクトレンズ購入の際に気をつけるべきことは何でしょうか。
A.(浦壁会長より)処方に基づいて購入することが安全に長くお使いいただくための大きなキーです。インターネットで購入される方も、きちんと検診や処方を眼科で行うことが大事だと思います。成長過程にある小学生~高校生であれば頻繁な検診を、大人であれば一定程度の期間を守って受診いただくことが大切だと思います。

Q.コロナ禍で眼科受診の頻度が減っているように思われますが、コンタクトレンズ度数を測りに行く等の検診の最適な期間はありますか。
A.(江口先生より)なんとなく見にくいということがあれば、度数があっているかどうか、早めに最寄りの眼科やかかりつけ医に相談し、チェックをしていただきたいと思います。明らかに見え方がおかしいときは早めに、特に見え方に変わりがなくても、かかりつけの先生の指示に沿って検査には行っていただきたいと思います。

Q.コロナ禍で在宅勤務が増える中、特に気をつけるべき眼疾患はありますか。
A.(江口先生より)在宅ワークなどでスマホやタブレット端末を見る時間が増えた方も多いと思います。人間は何か集中して物を見ている時は、無意識にまばたきが減って、非常に眼が乾燥し、いわゆるドライアイになる可能性があります。ドライアイだからといって眼が乾くだけでなく、ゴロゴロしたり、充血したり、眼が疲れてピンとがあわなかったり症状は様々です。ご自身の眼に不調があってなんの疾患なのかわからないと思いますので、チェックシートを参考になにか気になることがありましたら、ご自身で判断せずに最寄りの先生やかかりつけの先生に的確な診断をつけてもらい、治療をしていただくため、受診していただくことが1番大事だと思います。なお、コロナ禍の今、クリニックでは様々な院内感染対策をとっています。いきなり受診するのではなく、受診日や時間について事前に電話で相談してから受診することをお勧めします。
浦壁会長登壇の様子
江口先生登壇の様子
■ 放っておくと怖い!「眼科受診チェックシート」
新型コロナウイルスへの感染を懸念し、眼科受診を敬遠している人がいます。しかし、定期的に眼科を受診しなければ、知らないうちに眼の病気が進行してしまうリスクが潜んでいます。そこで、眼からの危険信号をきちんと把握し、定期的な眼科受診を促進すべく、眼感染症専門医でもある江口先生に監修いただき「眼科受診チェックシート」を発表。ひとつでも当てはまる方は、一度眼科へ相談してみてはいかがでしょうか。

【監修医師 プロフィール】
医学博士 江口洋



<略歴>
1995年 3月  徳島大学医学部医学科卒業
1995年 5月  徳島大学医学部附属病院眼科 医員
1996年 4月  学校共済組合四国中央病院眼科 医員
1998年 4月  徳島大学医学部附属病院眼科 医員
2000年 1月  徳島大学医学部附属病院眼科 助手(現助教)
2002年 6月  西オーストラリア大学 Lions Eye Institute 研究員
        西オーストラリア大学Royal Perth Hospital 臨床助手
2005年 4月  徳島大学医学部附属病院眼科 講師
2013年 4月  香川大学医学部分子微生物学 非常勤講師(兼任)
2015年 4月  近畿大学医学部堺病院眼科 准教授
2016年 4月  香川大学医学部分子微生物学 客員研究員(兼任)
2018年 4月  近畿大学眼科学教室 准教授 現在に至る

2016年4月~2020年4月:日本眼感染症学会理事
2019年4月~現在:日本角膜学会評議員
2020年4月~現在:日本眼感染症学会評議員

■ コロナ禍でのコンタクトレンズの消費者実態調査
コンタクトレンズを使用している、全国の15歳~59歳の男女2,200名を対象に、コンタクトレンズユーザーのコロナ禍のライフスタイルに関する実態を調査いたしました。

【調査概要】
調査名:コロナ禍でのコンタクトレンズの消費者実態調査
調査実施日:2020年8月14日~8月16日
調査対象:2020年にコンタクトレンズを使用した、全国15歳~59歳の男女(計2,200人)
調査手法:インターネットによるアンケート調査

【調査結果サマリー】
◆コロナ禍でコンタクトレンズ使用時間の割合は減少、減少理由は「コロナ要因」が8割以上を占める
◆コンタクトレンズ使用頻度の今後の意向、40代女性のみ減少、消費抑制傾向がみられる
◆コンタクトレンズの購入方法、インターネットが増加傾向
◆眼科の受診率は約半数
未受診の理由、緊急事態宣言発令後は「新型コロナウイルス感染が怖いから」が最も増加


【調査結果】
◆コロナ禍でのコンタクトレンズ使用時間の割合は減少、減少理由は「コロナ要因」が8割以上を占める

生活時間全体を100%として、緊急事態宣言発令前後の「クリアレンズ」「カラーまたはサークルレンズ」「メガネ」「裸眼」それぞれの使用時間の割合を聞いたところ、緊急事態宣言発令後、「クリアレンズ」「カラーまたはサークルレンズ」の使用率は減少し、「メガネ」「裸眼」が微増しました。
「クリアレンズ」「カラーまたはサークルレンズ」の減少理由について聞いたところ、「外出が減ったから(76.5%)」が他と大きく差をつけ最も多いという結果となりました。特に女性にその傾向が強くみられました。
また、「外出が減ったから」に加え「外出自粛で販売店に行けなかったから」など、コロナ要因の回答は85.6%と多くを占めたことから、新型コロナウイルス感染拡大の影響が、コンタクトレンズの使用頻度に多く影響を与えていることがわかりました。

Q.今年1月1日~4月15日までと、4月16日~現在まで、起床から就寝までの「生活時間」全体の中で、あなたが、以下のそれぞれを使用した時間の割合はどの程度でしたか。(NU)

Q. 今年1月1日~4月15日までの期間と4月16日~現在までの期間のコンタクトレンズの使用量について、コンタクトレンズを使わなくなったのは、どのような理由からですか。(MA)



◆コンタクトレンズの使用頻度、今後の使用意向は40代女性のみ減少、消費抑制傾向がみられる
コンタクトレンズの使用頻度について今後の意向を年代別で見てみたところ、ほとんどの年代で使用頻度に増加傾向が見られ、コロナ前に回帰する見込みとなりました。
しかし、40代以上の女性については他の年代とは異なり、増加と減少が逆転。消費抑制傾向がみらます。

Q. あなたは今後、コンタクトレンズを購入する際、ご自身の以下のコンタクトレンズの種類それぞれの使用頻度は、どのようになると思いますか。(SA)


◆コンタクトレンズの購入方法、インターネットが増加傾向
緊急事態宣言発令前後のコンタクトレンズの購入チャネルに関して聞いたところ、前後の変化は見られなかったものの、いずれも最も多い購入チャネルは「インターネット販売店(個人輸入含む)」で全体の約40%を占めます。
今後のコンタクトレンズの購入チャネルについても聞いてみたところ、「インターネット販売店」の増加率が最も高く、全体で30%という結果となりました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により外出自粛期間が長くなったことも一因として考えられるが、今後インターネット販売店での購入は増えていくことが予想されます。

Q. あなたが、コンタクトレンズを最も頻繁に購入(入手)したのはどこでしたか。(SA)


Q. あなたは今後、コンタクトレンズを購入する際、ご自身の以下の購入場所でのそれぞれの購入頻度は、どのようになると思いますか。(SA)


◆眼科の受診率は約半数
未受診の理由、緊急事態宣言発令後は「新型コロナウイルス感染が怖いから」が最も増加

緊急事態宣言発令前後のコンタクトレンズ使用者が必要な眼科検診をしたかどうかを比較したところ、緊急事態宣言後の眼科未受診が43.5%に増加。「眼科検診を受診しなかった」と回答した人に、眼科を受診しなかった理由を聞いたところ、最も多かったのは、緊急事態宣言発令前後変わらず「眼に不具合・不都合を感じていないから」でした。一方、増加率を見てみると「新型コロナウイルス感染が怖いから」が最も高く、緊急事態宣言以前は15.7%であったのに対し、緊急事態宣言後は22.2%と6.5ポイント増加。新型コロナウイルス感染拡大が、眼科の受診率の低下にも影響を与えていることがわかりました。
眼科の受診率が元々低く、緊急事態宣言前も半数であったことは世の中の課題であり、コンタクトレンズの利便性や安全性を担保するためにも、継続的な啓発活動は必須であることがわかりました。

Q. あなたは、コンタクトレンズ使用者が必要な眼科検診をしましたか。(SA)


Q. あなたは前問で、「眼科検診を受診しなかった」とお答えになりました。眼科を受診しなかったのはどのような理由からですか。(MA)


■ 9月10日コンタクトレンズの日について
コンタクトレンズ業界の健全な発展と、消費者への幅広い認知と普及、正しく安全な使用の啓発を目指し、9月10日を「コンタクトレンズの日」に制定しております。
登録団体:一般社団法人日本記念日協会 登録日:2017年5月19日

■ 団体概要
会社名: 一般社団法人日本コンタクトレンズ協会
代表: 会長 浦壁 昌広
本社: 〒113-0033 東京都文京区本郷3-15-9 SWTビル8F
電話 03-5802-5361
ホームページ: https://www.jcla.gr.jp/
設立: 1958年7月1日(2009年4月1日一般社団法人化)

コンタクトレンズ製品の製造から小売までの業界を代表する団体であり、正会員39社(製造販売業者 卸売業者)、賛助会員30社(小売販売業者)で構成
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