企業向けシステム・通信・機器 医療・医薬・福祉

ライフサイエンス分野の研究支援サービス『Sophiscope』、オープンβ版の提供を開始

fuku株式会社
バイオ自然言語処理、機械学習エンジニアリング体制の強化を目的に4,500万円の資金調達を実施

ライフサイエンス分野の研究者を対象とした研究支援サービス『Sophiscope(ソフィスコープ)』を開発するfuku株式会社(東京都文京区、代表取締役 山田 涼太、以下当社)は、プライマルキャピタル2号投資事業有限責任組合(東京都港区、無限責任組合員 佐々木 浩史)、株式会社ディープコア(代表取締役社長 仁木 勝雅、以下「DEEPCORE」)が運営するVCファンド「DEEPCORE TOKYO1号 投資事業有限責任組合」、島田 達朗氏を引受先とした第三者割当増資により、総額4,500万円の資金調達を実施いたしました。また、オープンβ版の先行利用の応募受付を開始しました。


※動画は開発中のサービス画面です


■開発背景
ライフサイエンスの研究では、予備実験(試薬の量・反応時間等の適切な実験条件を調整するための事前に行う実験)に多大な手間がかかっており、当社が実施したユーザーヒアリングにて、本実験(論文に掲載するデータを取得する実験)までに平均3回以上の予備実験を行うことが明らかになっています。さらに新たな研究テーマに取り組む際には、予備実験の前に平均27本の論文を調査し、実験条件の検討に平均86時間を要することが判明しました。これらの課題は、膨大な先行研究から目的に合致した論文を見つけ出すのに時間がかかること、論文の内容が再現可能か検証するのに手間がかかること等が原因だと考えられています。

当社は、情報の検索・比較・精査に多大な手間がかかっている現状を変え、研究者がより創造的な研究活動に集中するための研究支援サービスSophiscopeを開発しました。

■サービスの特徴
『Sophiscope (https://sophiscope.com/)』は、ライフサイエンス分野の研究者を対象とした研究支援サービスです。膨大な量のライフサイエンス論文の内容を、自然言語処理と機械学習を用いて構造化することで、すべての実験条件を統一したフォーマットに整理します。結果、複数の論文を横断的に比較することが可能になり、先行研究の検索と比較を広範囲かつ高速に実現できます。
オープンβ版ではがんの移植実験(Cell Line-Derived Xenograft, Patient-Derived Xenograft)に関して100,000論文(3,000ジャーナル)から20,000のプロトコルを抽出しています。抽出している実験条件とその種類数は以下の通りです。(2020年10月14日現在)


私たちは、先行研究から抽出した情報を即座に提供することで、研究者の調査時間を削減し、早く正確な実験計画を実現し研究サイクルの高速化に貢献します。
※オープンβ版申し込みフォーム
https://forms.gle/7nst3VtmhqL2RPZX9

■資金使途
今回調達した資金は、バイオ自然言語処理、機械学習エンジニアリングの体制強化に活用します。
https://fuku-inc.com/#recruit

■今後の展望
オープンβ版では対象疾患をがんに絞っていますが、今後は糖尿病、認知症、AIDS等にも拡大する予定です。また、実験条件の抽出を足がかりに、将来的には「論文の再現可能性の測定」、「実験条件の提案」、「実験結果のシミュレーション」等の機能を開発予定です。
研究者が膨大なルーティーン業務から解放され、創造的な研究活動に集中できるためのサービス開発とユーザーサポート体制の構築を進めてまいります。
オフィシャルローンチは2021年上半期を予定しています。

■引受先コメント
・佐々木 浩史(プライマルキャピタル 代表パートナー)
山田さんの持つシンプルで力強いミッションと根幹にある原体験、「自分がやり切らないと!」という意志に惹かれて投資を決めました。
自然言語処理を活用し、論文という知恵の宝庫を「温故知新」していく当社サービスは、サイエンス領域における研究開発プロセスで当社が大きな価値貢献をしていく礎になるとともに、技術的にも非常に面白い取り組みであると信じています。
積極採用中なので、ご興味ある方ぜひ応募を!!

・渡邊 拓(DEEPCORE Director, Incubation & Investment)
自らがライフサイエンス分野の研究者として経験した課題を、自身が身につけた高い技術力で解決を試みている、そんな山田CEOの愚直なアントレプレナーシップを高く評価しています。fukuが世界中の研究者を支援するインフラを創り上げる未来を楽しみにしています。

・島田 達朗
先行研究の調査には優秀な研究者の方々の多大なリソースが割かれています。見えにくい課題ですが、その課題解決が社会に対して与えるインパクトは小さくありません。スタートアップとしてfukuが存在し、イノベーションを生む研究者の背中を押すことで社会の発展が非連続に加速すると信じています。熱い想いを持ってプロダクトを創るCEOの山田さんとそのチームを心から応援しております。

■fuku株式会社について
fukuは「先行研究を最大限に活用することで研究者を支援する」をミッションに掲げ、テクノロジーの力で研究の在り方の革新を目指すスタートアップです。現在はライフサイエンス研究における文献調査の効率化、意思決定の支援を目的とした研究支援サービス『Sophiscope』の開発・提供を行っています。

■会社概要
社名 : fuku株式会社
所在地 : 東京都文京区本郷4-1-4 ユニゾ本郷ビル 3階
代表取締役 : 山田 涼太
事業内容 : ソフトウェアの開発・販売
設立 : 2018年3月
資本金 : 4,600万円(資本準備金含む)
企業サイト : https://fuku-inc.com/

■代表略歴
山田 涼太(やまだ りょうた)
東京大学入学後農学部獣医学専修に進学、転学部を経て同大学工学部システム創成学科卒業。ライフサイエンス業界にテクノロジーを導入することを志し、VRや自然言語処理の技術を習得。学内のアントレプレナーシッププログラムを通じてプロジェクトを立ち上げる経験を積み、2018年在学中にfuku株式会社を創業。

■本件に関する問い合わせ
企業名 : fuku株式会社
担当 : 山田 涼太
電話 : 03-6822-3972
E-mail : info@fuku.bio
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)