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創薬支援ベンチャーのリンクバイオに出資・成長支援決定

株式会社サムライインキュベート
 創業期のスタートアップから投資・インキュベーションを行う株式会社サムライインキュベート(本社:東京都港区、代表取締役:榊原 健太郎、以下「当社」)は、運営する「Samurai Incubate Fund6号投資事業有限責任組合」(以下「サムライ6号ファンド」)より、創薬支援ベンチャーの株式会社リンクバイオ(本社:東京都大田区、代表取締役:稲見 有希、以下「リンクバイオ」)へのシード出資を実施し、成長支援を行っていくことをお知らせいたします。




■リンクバイオについて
 リンクバイオは、核酸医薬※1創薬等の領域において、東京大学吉本准教授らが開発した独自の分子分離技術を活用し、創薬の初期ステージにおける薬剤候補分子(シード分子)スクリーニング工程の“視える化”と“濃縮効率の大幅な改善”を提供する創薬支援事業を中心に行うスタートアップです。

 核酸医薬品は、化学合成で作り出すことが可能であり、抗体などのタンパク質医薬品と比較し、研究開発スピードや品質の安定性に優位性を持ち、量産が比較的容易です。中でも核酸アプタマー※2は免疫作用を引き起こしにくく薬効を中和できるという他にはない特長をもつことから注目をされてきました。

 一方で、研究開発スピードに優位性を持ちながらも、スピードやアプタマーの探索精度には、さらなる改善余地が残されていました。同社は、核酸アプタマーのスクリーニング手法であるSELEX法※3のセパレーション部分において独自技術MECE-Separationを開発し、今まで標的分子と結合しているアプタマーの探索を複数回ラウンド繰り返すことでセパレーションしていたところ、結合しているアプタマーの”視える化”を行うことで、ラウンド数を減少させ”視える化”できたことにより、今まで発見できなかった高結合能かつ高薬効を持つアプタマーのスクリーニングに成功しています。さらにこの技術はペプチドや抗体、低分子シードスクリーニング工程においても親和性が高く、あらゆる創薬シードスクリーニングの質を向上させる可能性を有しています。

 今まで以上に短時間かつ高結合能、高薬効性を持つアプタマーや他シード分子の探索ができるようになることで、難治性の疾患患者向けの創薬や、新型コロナのような急を要する創薬や検査薬素子の研究において力を発揮していくことを期待しています。



注釈:
※1 核酸医薬:DNAやRNAの構成分子を骨格とした医薬品のこと
※2 アプタマー:標的分子に特異に結合する核酸分子のこと
※3 SELEX法:核酸アプタマーのスクリーニング手法の名称

【リンクバイオ 会社概要】
社名:株式会社リンクバイオ
設立:2020年5月
代表:代表取締役 稲見有希
URL:https://linkbio.jp

■リンクバイオ 代表取締役 稲見 有希 コメント
 核酸医薬、抗体、ペプチドなどのバイオ医薬品や低分子医薬品開発の探索スクリーニングにおいて、医薬品となりうるポテンシャルあるシード分子を分離・獲得する工程は極めて重要であります。私共の保有技術は、シード分子の分離・検出の精度と感度を大幅に上げ、これまで見逃されていた新たなシード分子の獲得が可能になります。今後、保有技術の汎用性を広げることで核酸アプタマー以外の薬剤モダリティにも挑戦し、これまでにない新規医薬品のブルーオーシャン開拓を支援することで、ひとりでも多くの患者様の力になりたいと考えます。

■シード出資について
担当キャピタリスト:Capitalist Investment Group 平田 拓己

 入社時より、人間の健康寿命と平均寿命の差の解消、並びに、人の死それ自体をなくしたいと思い、医薬創薬やヘルスケアの領域に興味を持って活動をしていました。「サムライ6号ファンド」でもヘルスケアを1つの注力領域としていながらも、創薬ど真ん中の領域への投資検討は難しく行えていませんでしたが、今回ファンドLPと共同で開催したイベントをきっかけにリンクバイオ社にお会いでき、長い期間ディスカッションを重ねる中で、同社のチームメンバーの思いの強さや将来目指すビジョンに共感できるところが多く、この技術により助かる命が増えることを楽しみに投資決定をさせていただきました。

以上


■会社概要
社名:株式会社サムライインキュベート
住所:東京都港区六本木1-3-50
設立:2008年3月14日
代表:代表取締役 榊原 健太郎
URL:https://www.samurai-incubate.asia/
主な事業内容:プレシード~シード期の起業から投資・支援するベンチャーキャピタル、大手企業の事業創造支援・企業内イノベーション人材育成支援
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