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「世界マラリア・デー」:サイクロン「イダイ」被害のモザンビーク、マラリア感染1万4,800件以上確認【報道参考資料】

公益財団法人日本ユニセフ協会
ユニセフ、蚊帳50万張配布開始


6人が滞在する避難先のテントで、蚊帳の中に座る家族。(2019年4月22日撮影) (C) UNICEF_UN0303123_DE WET
【2019年4月25日 ニューヨーク/ベイラ(モザンビーク)発】

ユニセフ(国連児童基金)は世界マラリア・デーの今日、モザンビークでサイクロン「イダイ」の最も激しい被害を受けた地域のひとつソファラ州において、3月27日以降1万4,800件以上のマラリアの症例が報告されていると発表しました。マラリアは、特に栄養不良に陥っている、あるいは免疫力が弱まっている子どもたちの健康を危険に晒しているとユニセフは警鐘を鳴らしています。

世界のすべての感染症の中でもマラリアは、3番目に多くの生後1カ月から5歳までの子どもの命を奪う病気です。モザンビークはサイクロンに見舞われる前から、世界のマラリア感染による死者の80%を抱える15カ国のうちのひとつでした。

「サイクロン『イダイ』が残した泥水や淀んだ水たまりが蚊の増殖に最適な環境となっていることから、マラリアの感染が今後さらに増加することが強く懸念されます」とユニセフ・モザンビーク事務所副代表ミシェル・ルペシュー(Michel Le Pechoux)は述べました。「このような状況は、病気を運ぶ蚊の大量発生を引き起こし、子どもたちを深刻な危機に晒すことになります」

ユニセフとパートナー団体は、マラリアの感染を防ぐための活動を強化しています。サイクロンの影響を受ける地域では、約100万張の蚊帳が必要とされ、ユニセフはこれまでに50万張を調達し、11万6,000張以上を届けました。また、防虫処理を施した蚊帳の配布に合わせて、保健省は予防キャンペーンの一環として、学校や保健センターにおいて消毒剤および虫除け剤の散布をおこなっています。

モザンビーク北部に今日上陸する可能性がある新しい熱帯サイクロン「ケネス」により、著しい影響を受ければ、状況はさらに悪化することでしょう。ユニセフは次の嵐に先駆けて、緊急要員と緊急物資をすでに配置しています。

モザンビークでは支援ニーズが極めて高い状態が続いており、100万人の子どもが支援を必要としています。ユニセフは今後9カ月間、モザンビーク、ジンバブエ、マラウイで嵐の影響を受けた子どもと家族に人道支援を提供するために1億2,200万米ドルの資金を必要としています。

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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。( www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。( www.unicef.or.jp )
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