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“コミュニティナース”事業が始動 ~地域の心身社会的な健康づくりに向けて~ 兵庫ヤクルト販売株式会社と株式会社CNCが協働

CNC
日々のつながりで築く、ウェルビーイングな未来

兵庫ヤクルト販売株式会社(以下、兵庫ヤクルト)は、株式会社CNC(以下、CNC)と提携し、住民が安心して暮らせる「心身社会の健康づくり」を目指し、コミュニティナース事業を始動します。現代では、社会的孤立や孤独に悩む方も多く、日常生活の身近な支援体制の整備が急務です。この協働により、地域住民の健康を地域全体で支える新しい共助モデルを実現します。



地域全体で見守る共助モデルの誕生
兵庫ヤクルトは、地域の皆さまとの信頼関係を基盤に70年間事業を継続してきましたが、現代の多様な健康課題に対応するためには、より一層のサポート体制が求められています。地域の皆さまが安心して健やかに暮らせるウェルビーイングなまちづくりを行うべく「共助社会」の担い手として、CNCと協働し、コミュニティナーシングの社会実装を開始します。
コミュニティナースとは、「コミュニティナーシング」という看護の実践からヒントを得てCNCが独自に提唱・普及してきたコンセプトです。コミュニティナースは、暮らしの身近なところで元気なうちから、『毎日の嬉しい・楽しい』や『心身社会的な健康』を市民の皆さまと一緒になってつくっていく取り組みです。
この取り組みを通じて、地域の皆さまの社会的な健康やウェルビーイングに寄与していきます。





協働内容と期待される効果
ヤクルトレディは商品のお届けでお客さまのご自宅にお伺いします。中には何十年ものお付き合いのお客さまもいます。日頃お届けする中で、お客さまの小さな変化に気づくことがありましたが、どのようにお声がけするべきか悩む場面がありました。この度、コミュニティナース事業を通して、ヤクルトレディとコミュニティナースが連携することで、兵庫ヤクルトやヤクルトレディの強みである「定期的な接点を住民と持っていること」や「お客さまのことをよく知り、信頼関係を構築していること」に加え、CNCのコミュニティナーシングの担い手育成、コミュニティナースの採用から実装までの技術を組み合わせることで、地域・ご近所とのつながりの再構築実現にむけて共創していきます。
また、この取り組みを通じて、地域全体で誰もが安心して健やかに暮らせるよう、地域住民の皆さまや関係各所と連携し、これが未来にあってほしい当たり前の日常であり、人と人とのつながりであるという希望を皆さまに伝えていきたいと思っています。
代表者コメント
兵庫ヤクルト販売株式会社 代表取締役社長 阿部恭大


兵庫ヤクルトは、ヤクルトの創始者である医学博士 代田稔(京都帝国大学(現京都大学))の「一人でも多くの方々を健康にする」という理念のもとに兵庫の地で創業いたしました。創業者の『健康』への熱い想いは、70年が経った今も変わることなく受け継がれています。 CNC代表の矢田明子さんとのご縁をいただいたのは3年前。矢田さんとの出会いを通じて、『心身社会の健康』とは何か、また地域社会におけるヤクルトの存在意義とは何か、次世代に何をバトンタッチすべきかについて改めて考えるきっかけをいただきました。この機会に心から感謝申し上げます。
私たち兵庫ヤクルトは、地域社会の「つながり」を大切にし、お互いが支え合い、助け合い、安心して元気に暮らせる地域づくりを目指してまいります。いつもヤクルトをご愛飲いただいているお客さまへの感謝を忘れず、健康づくりのパートナーであるCNCとともに、「一人でも多くの方々を健康にする」という使命を果たすために、力強く前進してまいります。




株式会社CNC 代表取締役社長 矢田明子


CNCが社会実装に挑戦するコミュニティナーシングは「暮らしの身近なところで、嬉しい、楽しい、そして心身社会的な健康を一緒になってつくるあり方」として提唱しているコンセプトです。これは創業者である矢田明子自身の家族を亡くした経験が着想のきっかけになっています。
日頃の人間関係の中で、地域の人たちが力を発揮して元気で豊かに生きられるはずだという信念から事業を構築してまいりました。
兵庫ヤクルトでは「暮らしの身近なところで」すでに多くの市民の皆さまとの関係性の蓄積があります。この関係性を基本の財産としながら、ヤクルトレディの皆さま、地域の皆さまと一緒になってコミュニティナーシングもする人間関係に育てていけたら。未来にたくさんの笑顔をつくっていけると確信しています。
実は私自身も看護学科に入学するための学費をヤクルトレディをしながら集め、今に至ります。その時から日々お客さまと向き合うヤクルトレディの皆さまへの尊敬の念は今も尽きません。
この度の共創を本当に嬉しく思うと共に、高齢化社会における希望となるよう、心を込めて推進してまいります。




今後の展望
この取り組みは、「SDGs未来安心都市」である明石市の一部からスタートし、兵庫ヤクルトエリア全体にコミュニティナースの輪を広げていきます。本事業を通じて、誰もが安心して健やかに暮らせるウェルビーイングなまちづくりのモデルとなることを目指し、地域のつながりを再構築し、活性化に貢献します。
※兵庫ヤクルトエリア…神戸市(兵庫区一部、長田区一部、須磨区一部、垂水区、西区、中央区一部)/明石市/稲美町/播磨町/加古川市/高砂市/姫路市一部/加東市/西脇市/多可町/加西市/小野市/三木市
■コミュニティナーシングの実装
私たちCNCは、 日本各地で、そして国外で、すでに始まりつつあるこの大きな変化に向けて、私たち自身の在り方を進化させていきます。そして、ともに互いの進化を楽しみ、ともに世界の進化を起こしていく仲間を募集しています。
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■株式会社CNCについて


「“生きる”を、進化させる。」というミッションを掲げ、あらゆる人の“生きる”に参与する。代表の矢田明子が島根県の雲南市で「コミュニティナース」と名乗って活動を開始してから7年でCommunity Nurse Company株式会社(現株式会社CNC)を創業。コミュニティナーシングを担う人材の育成、企業や自治体と共同での社会実装、人の心身の健康に寄与する実践に関する研究開発を行う。



CNC公式note

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社CNC 担当:広報 藤田 メール:pr@cncinc.jp
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