医療・医薬・福祉

インサイテック、原因不明の手の震え(本態性振戦)に対する、MRガイド下集束超音波治療(FUS:エフユーエス)の保険適用開始を発表

InSightec Japan株式会社
薬物療法で十分な効果が得られない患者に対する外科治療の新たな選択肢。開頭手術や機器の体内への植え込みが不要で患者さんへの負担が少ない治療法です。

医療機器メーカーのインサイテック(本社イスラエル)は、高齢者に多い原因不明の手の震え(本態性振戦)に対する外科治療法である、同社のMRガイド下集束超音波治療器エクサブレート・ニューロ(ExAblate 4000)が、2019年6月1日より公的医療保険の適用となったことを発表しました。 本態性振戦は国内に100万人以上の患者がいるとされ、薬物治療で十分な効果が得られない場合、これまで開頭を伴う外科手術が必要でした。 エクサブレート・ニューロは最大1024本の超音波を一点に集めることで、開頭なしに脳内の患部を治療できる治療器で、現在国内9箇所に導入されています。MRI(磁気共鳴断層撮影装置)を併用することで、患者さんの様子をリアルタイムに確認しながら治療を進めることができます。 2016年12月の薬事承認以来、これまで患者さんが治療費約200万円を全額自己負担する、自由診療が行われてきましたが、今回の保険適用により、患者さんの金銭的負担が大きく軽減することが期待されます。


治療イメージ(医師が患者さんの状態を確認しながら治療を進めます)
2019年6月3日-メスを使わない低侵襲医療技術のイノベーターであるインサイテック(本社イスラエル)は、同社のエクサブレート・ニューロ(ExAblate Neuro、販売名: MR ガイド下集束超音波治療器 ExAblate 4000、承認番号:22800BZI00040000)が、2019年6月1日より保険収載されたことをお知らせいたします。

エクサブレート・ニューロは、脳深部にある標的組織に対し正確に超音波を集束させ、組織を局所的に加熱し壊死させることで、メスを使わずに患部を治療することができます。2016年12月に、薬物療法で十分に効果が得られない本態性振戦における症状緩和を目的とし薬事承認を取得、これまで国内9施設において自由診療による治療が実施されてきました。
本態性振戦は最も一般的な運動障害で、国内の患者数は100万人以上と言われています。手の震えが一般的ですが、頭、声、足、体などが震えることもあり、重症化すると食事や書字、物を持つなど日常生活に大きな影響を与えます。本態性振戦の原因は分かっていませんが、遺伝的要素もあると言われています。
MRガイド下集束超音波治療について、東京女子医科大学脳神経外科の臨床教授である平孝臣医師は以下のように述べています。「集束超音波によりメスを全く使わずに本態性振戦の外科的治療が行えるようになります。この低侵襲技術は従来の外科的手術に伴う感染症や合併症のリスクを抑えることができます。」 また、インサイテック・ジャパン代表取締役のヤイール・バウアーは今回の保険収載について、「本態性振戦は仕事や日常生活において、患者さんがアクティブに活動するうえで大きな影響を与えており、今回の保険収載でより多くの日本の患者さんがメスを使わない集束超音波治療を受けることができるようになります。」と述べています。

エクサブレート・ニューロ 導入施設(国内9ヶ所)
北海道:
 社会医療法人孝仁会 北海道大野記念病院 (札幌市)
 社会医療法人北斗 北斗病院 (帯広市)
埼玉県:
 医療法人熊谷総合病院 (熊谷市)
神奈川県:
 医療法人社団三成会 新百合ヶ丘総合病院 (川崎市)
 医療法人徳洲会 湘南藤沢徳洲会病院 (藤沢市)
愛知県:
 医療法人偕行会 名古屋共立病院 (名古屋市)
大阪府:
 医療法人友紘会 彩都友紘会病院 (茨木市)
兵庫県:
 医療法人社団英明会 大西脳神経外科病院 (明石市)
愛媛県:
 医療法人和昌会 貞本病院 (松山市)

インサイテック・ジャパンについて
InSightec Japan株式会社はINSIGHTEC Ltd.の子会社であり、エクサブレート・ニューロ(ExAblate 4000)」の日本における販売承認取得者です。日本の患者さんの生活の質(QOL)改善をミッションに、脳神経領域における低侵襲の集束超音波治療器を提供しています。

インサイテックについて
INSIGHTEC Ltd.は、MRガイド下集束超音波を利用した低侵襲医療技術のリーディングカンパニーであり、脳神経領域、女性医療領域、がん治療領域において、メスを使わず患者さんの体の負担を軽減した、集束超音波による外科的治療の選択肢を提供しています。インサイテックはイスラエルのハイファと米国マイアミを本社に、日本、中国などに支社があります。インサイテックについてはウェブサイト( http://www.insightec.com/jp )、フェイスブック( http://www.facebook.com/INSIGHTEC.MRgFUS )も合わせてご参照ください。
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