医療・医薬・福祉

社会福祉法人 聖隷福祉事業団「中期事業計画2021-2025 ~創立100周年に向けた助走~」を策定

社会福祉法人 聖隷福祉事業団
医療福祉事業者は2025年問題にいかに備えるか、5年後のあるべき姿勢をまとめた「Vision2025」を発表

 昨年設立90周年を迎えた聖隷福祉事業団(法人本部:静岡県浜松市/理事長:山本敏博/以下、聖隷)は、この度「中期事業計画2021-2025 ~創立100周年に向けた助走~」を策定しました。併せて、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年に向けて、医療福祉事業者としての対応をまとめた「Vision2025」を発表しました。  中期事業計画においては、事業・組織・運営・財務の4つの領域での計画を策定。「Vision2025」では、地域連携の強化、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進による生産性向上、働き方改革への対応などを打ち出しています。  創立100周年である2030年に向けての前半の5年間について、我が国の医療福祉の最前線を支える責任感をもって取り組んでまいります。



【中期事業計画策定にあたり、注視した3つの背景】

■2025問題
第一次ベビーブーム(1947年~1949年)生まれの、いわゆる団塊の世代が全て75歳以上(後期高齢者)となり、医療、介護のニーズが増大することが想定されています。また、少子化と相まって医療福祉従事者の確保が難しくなること、社会保障費の一層の危機が同時に想定されます。

■多様な医療福祉、重層的な支援の必要性
80代の親に50代の無職の子どもが依存する8050問題では、老親の介護+生活困窮支援+就労支援など複合的な支援が求められます。また、病院の機能分化や健康経営の推進など、医療における役割分担と連携が進みます。今後は医療も福祉もよりよい連携をすることが一層重要視されます。

■VUCAの時代
2020年のコロナ禍のように、想定できない未来があります。医療福祉では計画された事業だけではなく、必要とされる支援をいかに迅速に提供できるかが問われます。VUCA時代に対応できる健全な経営基盤とSDGsなど軸となる新たな価値観が必要と考えます。



【2025年の社会に対応するための4つの強化点】

1.事業:医療福祉の質を追求する組織風土を強化し、最先端の事業に挑戦します
2.組織:総合的な医療福祉事業展開と大規模広域展開を強みに一層の連携を強化します
3.運営:ICTの活用による生産性の向上と働き方改革を両立していきます
4.財務:経営環境の急変にも揺るがない強健な財務体質を獲得します

以上の検討から2025年のあるべき姿「Vision2025」および「中期事業計画2021-2025」を策定しました。



【 「Vision2025」 】

地域連携体制の強化・デジタル改革・経営基盤の安定化を実現し、
未来につなげる地域共生社会をつくる




【「Vision2025」を達成するために定めた7つの方策】

1.社会福祉法人として最高の質を追求した事業を展開する
 社会に必要とされる事業を見出し、先駆的に取り組みます

2.地域ごとの課題解決に繋がる事業部間の連携を構築する
 聖隷の幅広い事業領域間での連携を進めます

3.人材の確保と育成を推進する
 質の高い人材採用と育成に努め、優秀な医療福祉人材を確保します

4.大規模広域法人としての強みを活かした仕組化を推進する
 聖隷のスケールメリットを活かし、購入や部門システムなどの効率化を推進します

5.聖隷DX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進する
 医療福祉データの共有、ネットワーク化等により生産性を向上します

6.ディーセント・ワーク(人生と両立できる働きがいのある仕事)を推進する
 働き方改革、ダイバーシティなど新たな医療福祉の職場をつくります

7.現有資源を有効に活用し経営環境の急変にも揺るがない財務体質とする
 適正な成長と財務体質の強化をはかります

結びに
2025年に、「Vision2025」が実現されるよう、「中期事業計画2021-2025」を推進してまいります。中期事業計画の全体像を添付しております。SDGsとの関連も導入しておりますので、ぜひご参照ください。地域の皆さまに事業計画をご理解いただき、社会福祉法人として一層の貢献をしてまいりたいと存じます。



社会福祉法人 聖隷福祉事業団 http://www.seirei.or.jp/hq/

【代表者】   理事長 山本 敏博(やまもと としひろ)
【本部所在地】 静岡県浜松市中区元城町218-26
【事業内容】  1. 医療事業 2. 保健事業 3. 福祉事業 4. 介護サービス事業
【基本理念】  キリスト教精神に基づく「隣人愛」
【聖隷の使命】 いのちと尊厳のために・利用される人々のために・地域社会とともに・未来を築く・最高のものを
【事業規模】  施設・事業数…162施設・353事業(2021年1月現在)、職員数…16,010名(2020年11月現在)、サービス活動収益…約1,195億円(2019年度)
【創立】    1930年5月

1930年、聖隷福祉事業団の事業は、結核に苦しむ貧しい人々のお世話を原点に始まりました。
その後、時代、地域の要請に応え、保健・医療・福祉・介護サービスの4つの領域を総合的に提供する社会福祉法人へと成長し、2020年で90周年を迎えます。


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