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”選択的卵子凍結”サービス「Grace Bank(グレイスバンク)」が、 医学的卵子凍結の保管費用を10年間無償提供!

株式会社グレイスグループ
~AYA 世代のがん患者に「子ども」という将来の希望を諦めさせない~

株式会社グレイスグループ(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:花田 秀則、以下「当社」)は、2021年4月1日(木)より、運営する卵子凍結保存サービス「Grace Bank(グレイスバンク)」において、AYA 世代のがん患者の「医学的卵子凍結」の支援を目的とした特別割引制度を開始いたしましたので、お知らせいたします。 Grace Bank は、将来の妊娠・出産を考える女性にご利用いただける“卵子のタイムマシン”としての「選択的卵子凍結・保存サービス」として、2021年1月18日のサービス開始以降既に多くの方々にご利用いただいていますが、「医学的卵子凍結」の場合にも同様にご利用いただけるサービス内容となっています。 この度、当社は AYA 世代のがん患者の医学的卵子凍結を含む妊孕性温存療法の現状を鑑み、2021 年4月1日(木)より、基準に該当するがん患者の方々が Grace Bank をご利用いただく場合を対象に、通常40万円(税抜き価格、未受精卵上限 15 個の場合)かかる卵子の保管費用を、10年間無償でご提供いたします。


 当社はこの割引制度を通じて、国内における卵子凍結保存制度を整備した事業者としての社会的責任を果たすと共に、ご自身の意思に反して医学的卵子凍結を諦めざるを得ない疾病患者を、完全に無くすことを目指します。
Grace Bank ロゴ

【背景 ~若年がん患者の過酷すぎる現実~】
 国立がん研究センターの調べでは、毎年約2万人のAYA世代が、がんと診断されています。AYA世代とは、Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、主に15~39歳までの世代を指しています。AYA世代でがんを発症する人は、1年間でがんを発症する人のうち2%程度で、年代別にみると、15~19歳が約900人、20歳代は約4,200人、30歳代は約16,300人です(2017年)※1。
 主にこのAYA世代では、抗がん剤投与、放射線治療等のがん治療の実施により、男女とも生殖能力が低下したり、失われたりすることが分かっています。日本がん・生殖医療学会のウェブサイトでは、妊孕性や卵巣への毒性が考えられる治療の種類として、化学療法、放射線照射(子宮・卵巣、下垂体・視床下部)、内分泌療法、分子標的薬療法、造血幹細胞移植の5つが挙げられています。

 AYA世代の女性ががんに罹患した場合、多くのケースでは担当医により卵子凍結を含む妊孕性温存療法が提案されるようです。ただし、1.若年者のがんは進行が速い上に、治療開始前に月経の1周期をかけて採卵を実施する必要があること、2.若年者はがん保険等への加入率も低く、そもそもがん治療自体の各種負担が大きいこと、3.現在では医学的卵子凍結であっても健康保険の適用範囲外であり、少なくとも数十万円の費用負担が確実であること等から、AYA世代のがん患者にとっての妊孕性温存療法のハードルはとても高く、厚生労働省の推計によれば、年間4,000人程度のAYA世代の女性がん患者が、経済的な理由から妊孕性温存療法を断念しています。※2
 2021年には出生数が80万人を割り込むと予想される現在、少子化が急速に深刻化する日本にとって、この数字は決して小さなものではありません。何より、目の前のがんと闘うAYA世代が、「“医学的には可能でありながら経済的な理由によって”、将来子どもを授かる希望まで失うこと」ほど哀しいことはありません。

 こうした事態を受け、2020年11月、自由民主党の「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟」が菅総理大臣に、がん患者の不妊治療の費用支援などを要望したことが報じられています。厚生労働省はこれを受けて、2021年度の政府予算案に「小児・若年がん患者らが将来的に子どもを持つ選択肢を残せるようにするため、精子や卵子などを凍結保存する施術費用を助成する制度の新設」として約11億円を充当し、地方自治体の負担を含め20億円規模の支援を見込んでいます。
 ただし、この制度による補助は、未受精卵20万円、精子2万5,000円、受精卵は35万円とされています。卵子凍結保存の費用は、現行サービスの中で比較的安価なGrace Bankを選択した場合でも、採卵・保管を合わせて約70~80万円(上限15個の卵子を10年間保存した場合)かかるのが現実であり、20万円の公的な補助があったとしても、50~60万円程度の自己負担が残ってしまうため、ハードルの低下は充分とは言えません。

 また、がん治療の担当医に当該領域についての充分な知識が無く、がん患者が妊孕性温存療法について告知されないまま、知らないうちに妊孕性を喪失するケースも報告されています。この意味で、妊孕性温存療法は広報・啓発領域についても課題を残しています。

(※1 出典:国立がん研究センター「がん情報サービス ganjoho,jp」)
(※2 参考:2020年11月12日 東京新聞「がん患者の不妊治療費に支援求める動き」)


【“医学的卵子凍結”とは】
 抗がん剤治療を控えたAYA世代のがん患者など「(加齢ではなく)疾病治療等により、医学的に妊孕性の低下または喪失が差し迫っている方」がその温存のために実施する卵子凍結を、私たちは「医学的卵子凍結」と呼んでいます。
 この内容は2014年4月に施行され、2019年4月に改定された公益社団法人日本産科婦人科学会の見解及び細則でも「医学的適応による未受精卵子、胚(受精卵)および卵巣組織の凍結・保存」として言及され、「未だ明らかでないことも多い」とされてはいるものの、報道されている範囲内でも、以下のように具体的な出産事例も生まれています。

12年凍結した卵子で出産 がん克服の女性、高2当時に採取(日本経済新聞 2014年12月6日)     https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG05H9B_V01C14A2CR8000/
「赤ちゃん諦めず良かった」20歳で白血病…治療前に卵子凍結10年目、希望の出産(西日本新聞 2019年8月17日)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/535669/



【Grace Bank特別割引制度について】
 2021年4月より厚生労働省の医学的卵子凍結(未受精卵)助成対象者に対し、Grace Bankを利用して卵子(未受精卵)を採卵・凍結・保管した場合の保管費用を最大10年間無償化いたします。

特別割引制度の詳細


開 始: 2021年4月1日(木)
対象者: 厚生労働省が助成を決定した医学的卵子凍結(未受精卵)実施者
内 容: Grace Bank利用において、保管費用を個数無制限にて最大10年間無償化

※Grace Bank利用者以外は適用外となります。
※利用希望者は申し込み時に「医学的卵子凍結」を選択の上、個別にご連絡ください。


【株式会社グレイスグループについて】
 当社は、「女性が願うあらゆるライフプランが社会的制約なく叶えられる社会の創出」をミッションに掲げ、女性の医学的機能(月経・妊娠・出産など)にまつわる様々な負担やリスクを軽減するための最先端の総合医療サービスの提供を目指しています。
 選択的卵子凍結保存サービス「Grace Bank」は、キャリアと出産の両立や、将来の不妊に不安を抱える人々を支援する、当社の最初の事業です。

当社概要


商 号: 株式会社グレイスグループ(英語名:Grace Group Inc.)
設 立: 2020年8月31日
資本金: 106,150,000円(2021年1月現在)
代表者: 代表取締役 勝見 祐幸/花田 秀則
本 社: 東京都港区六本木5丁目12番21-601号
ウェブサイト: http://gracegroupjapan.com



【プレスカンファレンスのご案内】
 Grace Bankのサービス及び本プレスリリースで触れている特別割引制度は、大きな社会的意義がありながら、医学的な専門知識が求められます。そこでグレイスグループでは、杉山力一医師の出席のもと、報道機関の皆さまへと医学的な基礎知識や当社の取り組みについて丁寧にご説明させていただく機会として、以下の要件にてプレスカンファレンスを実施いたします。この機会をぜひご活用ください。

Grace Bank プレスカンファレンス概要


日 時: 2021年2月10日(水)14:00(開場は30分前となります)
会 場: 杉山産婦人科 新宿 地下1階セミナールーム
住 所: 東京都新宿区西新宿1丁目10番6号 山手新宿ビル
形 式: オフライン/オンライン
登壇者: 杉山力一医師、宇賀なつみ、他

お申し込み方法
A:ご氏名・ご所属・ご希望の出席形式(オフライン/オンライン)を明記の上、info@gracebank.jpまでメールにてお申し込みください。
B:もしくは、後日お送りする正式なご取材案内状にご返信いただく形でお申し込みください。
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