医療・医薬・福祉

COVID-19の治療薬開発に向けて麹菌由来化合物から抗ウイルス活性を見出し特許出願、共同開発企業を募集

株式会社アデノプリベント
静岡県立大学発ベンチャーの株式会社アデノプリベント(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:瀧本陽介 株式会社ヘルスケアシステムズ子会社)は、新型コロナウイルスが持つ特有の酵素に対する強い阻害活性を麹菌由来化合物から見出し、このたび特許を出願しました。 本発明は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療を目的とした治療薬の開発が期待されるもので、現在当社では共同で治療薬の開発に参画する製薬企業を募っています。


■本発明の概要
静岡県立大学薬学部生薬学分野の渡辺賢二教授(株式会社アデノプリベント取締役)によって、新型コロナウイルスの増殖に不可欠な働きをする酵素(メインプロテアーゼ)に対する強い阻害活性を、麹菌由来化合物から見出すことに成功しました。現在、in vitro実験での評価で阻害活性が得られており、標的タンパク質活性部位と本化合物とのドッキングシュミレーションからも、標的であるメインプロテアーゼに対する阻害様式も予測できました。
また、この標的にあたるメインプロテアーゼはウイルスの増殖に必要なタンパク質に対して働くもので、ヒトには存在しないため、人体への副作用の懸念が小さいことが予想されます。このことから、この組成物がCOVID-19治療薬の成分候補となりえる点で重要な成果と言えます。
現在は作用機序の解明が完了し、モデルマウスを用いた組成物投与の実験の実施を行うに際し、共同で行う製薬企業を募っています。


■本発明の背景
COVID-19が短期間に全世界に蔓延し、多数の感染者及び死者を出している背景には、COVID-19を標的として開発された治療薬が現在のところ使用されていないことが挙げられます。エボラウイルスやインフルエンザウイルスを対象にした既存の抗ウイルス剤の有効性が報告されているものの、治療効率を考慮すると、より効率よく新型コロナウイルスの増殖を阻害し得る抗ウイルス活性を有する薬剤が望まれています。
本発明は、新型コロナウイルスに対して強い抗ウイルス活性を有するもので、ヒトに対する医薬品、食品又は衛生用品に使用可能な麹菌由来化合物であるため短期間での上市が期待できます。今回の発明の実用化を製薬企業との連携によって加速させ、COVID-19の収束に貢献したいと考えております。

株式会社アデノプリベント(2019 年 5 月 7 日設立)
代表取締役:瀧本 陽介
取締役:渡辺 賢二
事業内容:疾病メカニズムの研究/リスク検査の研究開発および受託分析/治療法の研究開発
本社:〒464-0858 愛知県名古屋市千種区千種2-22-8
静岡ラボ:〒422-8526 静岡市駿河区谷田52-1 静岡県立大学内
企業ホームページ:https://www.adenoprevent.jp/
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