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【介助犬ティティーの引退、そして2頭目へ】新たな一歩を歩み始めるペア、コロナ禍の合同訓練再開(日本介助犬協会)

社会福祉法人 日本介助犬協会
・山内さんの介助犬ティティーが引退、新たなペアとなるグラディスとの合同訓練開始 ・日本介助犬協会はコロナ禍により中断していた合同訓練について感染対策を講じた上で約1年ぶりに再開


社会福祉法人日本介助犬協会(以下、協会)は肢体不自由者の日常生活をサポートする介助犬の育成普及活動を行っている。協会では介助犬は1歳から始める訓練を経て適性を見極め、2歳頃から介助犬として活動し10歳頃を引退の目安としている。この度、愛知県豊田市にお住まいの山内稔さん(48歳)の介助犬ティティー(メス、10歳)が3月28日に引退となるにあたり、山内さんと新たなペアとなるグラディス(メス、3歳)との合同訓練が開始となった。
グラディスを見つめる山内さん


山内さんは2000年にバイクを運転中に転倒し、脊髄損傷となり車いすでの生活を送っている。事故以降、あまり外出もせず塞ぎがちだった山内さんの生活を変えたのが介助犬ティティーである。山内さんが介助犬を知ったのは2009年、愛知県の福祉機器展で介助犬を見たことがきっかけだった。その後、候補犬ティティーとの合同訓練を経て2012年6月に介助犬使用者と介助犬として認定を受けた。落としたものを拾う、携帯電話を探して持ってくるなど、日常生活動作をティティーがサポートしてくれることで安心感が得られ、飛行機や新幹線に乗って旅行に出かけたり、趣味の絵画を再開したり、様々なことに意欲的になったという。


山内さんとティティー(2012年)

人生を大きく変えたティティーの引退が近づく中、山内さんは2頭目の介助犬との生活を決意した。
介助犬として認定を受けるにはペアとなる肢体不自由者との合同訓練が必須となる。愛知県長久手市にある「介助犬訓練センター~シンシアの丘~」には障害者が宿泊できる部屋があり、通常は訓練センターに寝泊りをしながら合同訓練を進めたのちに、在宅での訓練へ続くが、現在のコロナ禍の状況を踏まえティティー引退後の本格的な合同訓練のプレ段階として、在宅や屋外での訓練を行っている。コロナ禍で、基礎疾患を有することが多い肢体不自由者にとって、不特定多数の人が集まる場に出かけることには大きなリスクが伴い、協会は介助犬貸与に向けての合同訓練を2020年春より一旦全て中断していた。長引くコロナ禍で、感染対策を十分に行った上での訓練体制について検討を重ね、今回約1年ぶりの合同訓練再開となる。担当トレーナーである訓練部長の水上さんは、山内さんとグラディスの様子を見て「良いペアになりそう。ティティーに代わって山内さんに寄り添ってくれると期待している。」と話す。5月中の認定に向けて山内さんの新たな挑戦がはじまった。


<社会福祉法人日本介助犬協会>
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