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がん領域の専門看護師・認定看護師の87%が「セカンドオピニオンの推進活動が不十分」と回答

リーズンホワイ株式会社
-がん患者が納得できる治療を目指す医療機関によるサポートその現状と課題を探る調査結果を発表-


2月24日、福岡国際会議場などで開催される「第33回日本がん看護学会学術集会」の教育セミナー(リーズンホワイ株式会社共催)(*1)で、がん化学療法看護認定看護師の柳澤史乃らによって実施された調査結果が発表されます。

調査の目的は、「セカンドオピニオン」の推進状況と「がん患者指導管理料」の取得状況

を明らかにし、課題を抽出することです。対象は、全国の「がん患者指導管理料」取得可能領域の専門看護師・認定看護師で、回答があった87名分のデータを集計しました。

*1:がん患者が適切な医療を受けるための患者やその家族の役割 看護専門外来とがん患者指導管理料取得の現状からみた課題


●調査から明らかになった「セカンドオピニオン」の現状

調査の結果から、セカンドオピニオンの推進に関して「不安をもつ患者さんへの声がけ」「推進ポスターを貼る」などの対策をとっていることがわかりました。その一方で、病院としてのセカンドオピニオンの推進活動については、87%の専門認定看護師が「全く機能していない」または「克服すべき課題がある」と答えています。ほかにも、セカンドオピニオンを希望しているのに、実際にはセカンドオピニオンを受けないケースに関して、看護師が阻害要因としてあげたのは、「主治医や看護師への遠慮」「医師が積極的に勧めてくれない」「近隣に適切な病院がない」などです。


●「がん患者指導管理料」の現状

「がん患者指導管理料」に関しては、全員が「知っている」と回答。74%の医療機関が、がん患者指導管理料を取得しています。また、がん患者指導管理料による面談中に「セカンドオピニオンの話になることがある」と答えた看護師は47%です。このように患者がセカンドオピニオンを希望する理由については、「現在の治療方針について確認したい」「他の治療についての選
択肢が知りたい」「希望の治療ができるか知りたい」の順番で回答が多くなっています。


●調査で明らかになった今後の課題

がん患者指導管理料は診療報酬の加算のひとつです。医師や看護師が治療方針などを患者に説明する際、また、患者の心理的不安を軽減するための面談の際などに加算されます。調査結果から、この仕組みが広く活用されているものの、患者は「治療方針や選択肢を知りたい」「希望の治療ができるか知りたい」と感じていることがわかりました。しかし、医療機関におけるセカンドオピニオンの推進活動が不十分である上に、「主治医や看護師への遠慮」などから、セカンドオピニオンを諦めている患者が多く存在している可能性があります。今後の課題としては、がん患者指導管理料による面談の充実、セカンドオピニオンの着実な推進などです。


●リーズンホワイが教育セミナーを共催した理由:リーズンホワイのビジョンは「医療×ITで全人類の寿命を1秒伸ばす」です。患者様本人やご家族が納得できる医療を受けられる社会をつくるため、一般公開された医療ビックデータを活用したITサービスを提供しています。昨年4月からは、がん患者が不安を抱えず治療に専念できる環境をつくることを目指し、ネット型セカンドオピニオン「Findme(ファインドミー)」の提供を開始。今回は、臨床現場でのセカンドオピニオンの実態と課題を知るため、がん領域の専門看護師・認定看護師を対象とした調査に協力。さらに、結果を発表する教育セミナーを共催することになりました。

【会社概要】
会社名: リーズンホワイ株式会社(英文社名:ReasonWhy Inc.)
所在地: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-11-1 オランダヒルズ森タワーRoP 1201
TEL: 03-5530-8297
代表者: 代表取締役 塩飽 哲生(しわく てつお)
設立: 2011年7月7日
HP: https://www.reasonwhy.jp/業務内容: 医療ITサービスの提供
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