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【岡山大学】認知症患者さんに対する化粧療法で直後から情動機能が改善!AI解析での見た目の若返り、喜びも増加!!

国立大学法人岡山大学
認知症患者さんに対する化粧療法の早期効果を臨床試験で証明した研究成果です!


2021(令和3)年 3月 19日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(医学系)の阿部康二教授

<発表のポイント>


認知症患者さんを対象とした臨床試験で、化粧療法は開始直後から認知症患者さんの情動機能改善効果があることを証明しました。
さらに、AIを用いた顔解析で、化粧療法により認知症患者さんの見た目年齢が若返り、喜びが増加することを世界で初めて発見しました。
有効性が科学的に示されたことで、化粧療法の普及につながることが期待されます。


◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の大学院医歯薬学総合研究科(医学系)脳神経内科学の阿部康二教授と岡山大学病院の森原隆太助教、田所功医員らの研究グループは、日本介護美容セラピスト協会の谷都美子代表理事らと共同で認知症患者さんを対象とした臨床研究を実施し、化粧療法には開始直後から情動機能改善効果があることを証明しました。さらに、AIを用いた顔の解析を行い、化粧療法は見た目年齢を若返らせ、特に日常生活(ADL)の障害が中等度の患者さんでは喜びが増加することを世界で初めて発見しました。

 化粧療法は認知症の非薬物療法として注目されていますが、効果を証明する医学的な根拠はこれまで不十分でした。今回の研究では、女性の認知症患者さんを対象に、化粧療法を実施した群と実施しなかった群で比較したところ、化粧療法では開始直後から認知症の情動症状(BPSD)スコアを有意な改善がみられました。

 またAIを用いた顔解析を行うことで、見た目年齢の若返りや喜びの増加といった効果を、瞬時に数値化して見出すことに成功しました。有効性が科学的に示されたことで、認知症患者さんに対する化粧療法の普及につながることが期待されます。

 これらの研究成果は2021年2月6日、「日本化粧療法学会第2回学術集会」で発表されました。

A.化粧療法で情動症状 (BPSD) が改善。B.AI顔解析で見た目年齢が若返り、喜びが増加

◆研究者の阿部康二教授らからのひとこと
 コロナ流行下での研究で大変でしたが、良い結果が得られてよかったです!(田所功医員)

 感染対策を徹底し、安全に研究を行うことができました!(森原隆太助教)

 化粧後の患者さんの笑顔が素敵でした!(阿部康二教授)
(左寄り)田所功医員、森原隆太助教、阿部康二教授

◆詳しいプレスリリースについて
 認知症患者さんに対する化粧療法の早期効果を臨床試験で証明!~化粧療法直後から情動機能改善、AI解析で見た目が若返り、喜びが増加~
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r2/press20210318-3.pdf


◆本件お問い合わせ先
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 脳神経内科学 教授 阿部康二
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
 TEL:086-235-7365
 FAX:086-235-7368
 http://www.okayama-u.ac.jp/user/med/shinkeinaika/index.htm

 岡山大学病院 脳神経内科 医員 田所 功
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学病院
 TEL:086-235-7365
 FAX:086-235-7368
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/index120.html

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています
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