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Milk.株式会社、ハイパースペクトルカメラでAIを3STEPで作成できるCloud型アプリケーション「ANSWER」をリリース

Milk.株式会社
従来の煩雑なAI作成プロセスを自動化し非専門家でも利用が可能、2022年度の医療機関への提供に向けて研究用途での運用を開始。

 Milk.株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:中矢大貴 TEL03-6803-8114、以下 Milk.)は、成長中のハイパースペクトルカメラ市場において、データ活用が十分になされていない現状を解決するため、AIの専門家でなくてもハイパースペクトルイメージからAIを作成することのできるCloud型アプリケーション「ANSWER」をリリースいたします。本製品は、1.データの選択、2.クラスター数の決定、3.ハイパースペクトル画像へのラベル付け の3STEPで簡単にAIの作成ができます。作成したAIモデルは、新規データに関しても適用することができ、研究用途はもちろん、工場の異物検知精度向上のための利用も可能です。




■Milk.株式会社とは
Milk.は、2019年12月に設立されたハイパースペクトルカメラでがんの診断を行うことのできるAIを開発している医療系ベンチャー企業。北里大学や他の医療機関との共同研究を経て、膵臓がんなど複数のがんを90%を超える精度で識別できるAIを開発。(特許取得済み)現在は、医療機器承認に向けて臨床での研究を進めている。2021年三井住友銀行・日興証券主催のピッチイベント「未来2021」では、メディカル・ヘルスケア部門で最優秀賞を受賞。(https://mirai.ventures/2021/last_exam/

■ハイパースペクトルカメラとは


ハイパースペクトルカメラは、対象物の一定以上の分光情報とRGB画像を同時に取得できるカメラの総称。元々は人工衛星に搭載され、田畑や植生などを見るリモートセンシングでの利用が多かったが、近年では工場でのマシンビジョン利用が増加。分光情報を取得できるため、通常の画像では識別することのできない細かな異物(殻やヘタなど)の検知や、特定状態のスペクトル指標を作成することで精緻な品質管理が求められる分野(半導体など)でのセンサとしての利用が進んでいる。

■開発の背景
従来のハイパースペクトル画像解析ソフトは、画像処理の専門家でないと利用できない複雑な機能が多く、AI作成には人工知能の知見も必要となるため、同領域でAI活用が進まない大きな原因となっています。しかし、数個のスペクトルの特徴しか読み取れない人間と違い、全てを情報として活用できる人工知能は相性が良く、ハイパースペクトルカメラの可能性を大きく広げる可能性を秘めています。Milk.は、がん細胞のハイパースペクトル画像からAIを開発しているベンチャー企業として、ハイパースペクトル技術の可能性を広げるために、ANSWERを研究者向けにリリースすることに決めました。同アプリケーションは医療者向け「ANSWER」の研究開発に協力してくださる医療機関にも導入し、利用していただきます。

■主な使用例
・ハイパースペクトルカメラを既に導入している工場の検知精度向上に。
・人間の目視によって行われている品質評価の自動化に。
・これまで識別の難しかった対象の識別マーカー作成に。

■ANSWERの特徴
ANSWERは、ハイパースペクトル画像からAIを作成することに特化したシンプルなアプリケーションです。主な機能は以下の3点です。

1.Create AI 機能


解析に使用する画像の選択→クラスター数の決定→画像へのラベル付けの3STEPで高精度のAIを作成することができます。ラベリングの際には、事前に指定したクラスター数に合わせてクラスタリング(教師なし学習によるグルーピング)が行われるので、簡単にラベル付けが可能です。

2.Use AI 機能


過去に作成したAIモデルを保存し、新しいデータに対して使用することができます。

3.クラウドストレージ機能
一つ一つのデータ量が大きいハイパースペクトルデータをクラウド上で管理することができます。

サービス紹介ページはこちらから
http://lp1.milk-med.com

■今後の目標
Milk.は、ANSWERの研究者向けアプリケーションをリリース後、医療機関との臨床研究を通して、がん識別AI「ANSWER」の2022年度医療機器承認を目指します。ANSWERは、これまで蓄積されてきたRGB画像を元にするがん識別ソフトと異なり、少ないデータ量で学習が完了することから症例数の少ない希少がんや、予兆の少ない前がん病変を識別できる可能性を秘めています。Milk.は、今後も「純白な愛のこころで世界に奉仕する」の理念のもと、研究開発を続けてまいります。

■会社概要


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