医療・医薬・福祉

医療福祉施設に届ける「動物の癒し」の質の向上を目指す!

一般社団法人アニマル・リテラシー総研
「アニマルセラピー」のコーディネーターの資格制度を設立します

当法人は、「April Dream 4月1日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースは「一般社団法人アニマル・リテラシー総研」のApril Dreamです。 2021年4月1日より、一般社団法人アニマル・リテラシー総研(Animal Literacy Research Institute, 以下ALRI)は、いわゆる「アニマルセラピー」と呼ばれる医療福祉施設などに動物を導入する取り組みのコーディネーターの資格制度の設立を目指した取り組みを開始します。適切なコーディネーターを設置することにより、「動物の癒し」を届ける活動の質を向上させ、恩恵を受ける人間はもちろん、参加している動物にとっても安心・安全をより確かに担保できる仕組みを作ります。






「アニマルセラピー」、対象者のためにも参加動物のためにも、品質管理は必須

いわゆる「アニマルセラピー」と呼ばれる活動は、正式には動物介在介入(Animal Assisted Intervention, AAI)と言います。「動物の癒し」を人間の治療や生活の質の向上に役立てるために、医療福祉施設などに動物を連れたボランティアが訪問する取り組みのことを指します。「高齢者福祉施設に犬連れのボランティア団体が訪問していた」など、ニュース等々でこのような取り組みを目にすることもあるのではないでしょうか。
動物が人に癒しを与え、リラックス効果や生活の質の向上につながるということはよく知られていますが、動物を脆弱な集団が入院・入所しているような医療福祉施設に入れるということには、リスクも伴うことを理解しなければなりません。動物由来の寄生虫や病原体など、公衆衛生上のリスクもさることながら、動物がかみつく、飛びつくなどして、患者や入所者に物理的危害を加えてしまう危険性も考えなければなりません。また、ボランティアをこのような施設に入れるということは、ボランティアのマナーや守秘義務などのコンプライアンスについても考えなければなりません。
さらに、不慣れな環境に連れて行って活動してもらう動物側の福祉を守ることもとても重要です。そもそも、「動物の癒し効果」の背景には、「原始の血説」という説があるとされています。この「原始の血説」によると、人類の長い歴史の中で動物と時空を共有してきた人間たちは、彼らを環境のバロメーターとして捉えていたのです。動物たちが、自分たちに害をなす敵や天候・自然現象などの予兆を感じ取って不安な様子でいると、そこの環境には自分たちにとっても危害が及ぶ何かが存在する可能性が高いと人間たちは考えていたのです。このような、人間が動物から環境の「安心度」を無意識に読み取っているということが、動物が与える癒しの根本にあるものとされています。こうなると、AAIの活動においても、動物の癒しを効果的に届けるためには、動物の幸せで安心した状態を対象者に見せる必要があり、さらには見知らぬ人と接することに不安を感じることのない性格の動物を選ぶことも求められるのです。このため、AAIの活動における動物の福祉への配慮は、動物の安心・安全のためだけではなく、より質の良い活動にとっては必須と言えるのです。


コーディネーターの役割

動物の衛生管理や行動管理、動物の福祉への配慮、そしてボランティアの質の確保等々… 上記のようにAAIの活動においては、様々な側面でリスク管理をすることが質の高い活動においては必須と言えます。このようなリスク管理については、動物を連れてくるボランティア団体と動物を受け入れる側の施設がそれぞれ対策を講じることはもちろん、これら二者間でのすり合わせや調整が必要となります。この調整を担当するのがAAIにおけるコーディネーターの役割です。
AAIのコーディネーターは、受け入れ側の施設の要望を聞き、施設が実際に動物を受け入れる体制を整えることができるか評価し、受け入れに向けて施設職員への説明や動物を導入するためのルール作りなどへの助言をし、施設のために適切なボランティア団体や訪問動物を探し、さらには実際の活動が始まった際の受け入れ側の施設とボランティア団体のスケジュール管理などの連絡調整役を担う役職です。数多くの検討事項にわたるリスク管理が必要な活動において、より安心・安全な形で「動物の癒し」を届けるためには、このような各ステップにおいて質の高いコーディネーターが、二者間が各々取り組むべき対策や作業を調整し、その都度すり合わせをすることがカギとなります。
現在、日本におけるAAIの取り組みの多くがコーディネーターを設置していなかったり、またはコーディネーターが果たすべき役割について知識が不十分な者が従事しているなど、AAIの活動の質を底上げするためには改善が必要な状況にあると考えます。このため、当法人ではこのコーディネーターという役割の認知を広げ、さらに優良なコーディネーターを養成するために、資格化制度の設立を目指します。


コーディネーターの資格制度に向けた当法人の取り組み

まずは、AAIの活動における様々なリスク管理対策の必要性やそのためのコーディネーターという役割の重要性などについて、より多くのこの分野に携わる関係者に認識してもらえるように、当法人では現在AAIの活動の組み立て方に関する様々な電子資料を販売しております。また、2021年3月より、「単に動物を医療福祉施設に連れて行き対象者を癒す」という漠然とした活動からより質の高い活動を目指す方に情報提供させていただくために、コーディネーターの役割などを含め、AAIの活動の諸要素を深く掘り下げたオンラインセミナー【動物介在プログラム上級編オンライン講座シリーズ】も開始いたしました。この講座を単位制にし、必要単位を取得した者には当法人の認定書を発行するという仕組みを将来的には実現すべく、取り組みを進めています。

「April Dream」は、4 月 1 日に単に笑えるネタではなく、実際に企業が叶えようとする夢を発信いただくPR TIMES によるプロジェクトです。



法人概要

一般社団法人アニマル・リテラシー総研は、動物福祉や人と動物との関係学など、動物とのかかわりにおけるアニマル・リテラシー、すなわち一般教養の向上を目的とした情報提供及びコンサルティングサービスを行う法人です。~動物とのかかわりに教養と専門性を~
法人名: 一般社団法人アニマル・リテラシー総研 (http://www.alri.jp)
代表者: 代表理事 山崎恵子
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