医療・医薬・福祉

FRONTEOの「会話型 認知症診断支援AIシステム」被験者の会話データ解析を開始

株式会社FRONTEO
株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏 、以下 FRONTEO)は、4月30日、「会話型 認知症診断支援AIシステム」の臨床試験において、本機器による被験者と医師との会話データの解析が開始されたことを報告します。


本臨床試験では、被検者は医師との問診ならびに認知症を診断するための神経心理学的検査(MMSEなど)を受けます。問診時の会話のテキストデータを会話型 認知症診断支援AIシステムで解析した結果と神経心理学的検査の結果を比較し、同システムによる解析を神経心理学的検査の代替として臨床現場で用いることが可能かどうかを確認します。従来の神経心理学的検査は、認知症診療の専門知識を持つ医師でなければ実施が難しいことや、検査に時間を要し、医療者・患者ともに負担が大きいことなどが課題とされてきました。会話型 認知症診断支援AIシステムによる代替が可能になれば、専門医以外の医師でも認知症診断を行うことができ、患者が診断を受ける機会の拡大や、認知症の早期発見・早期治療につながります。

FRONTEOは、本システムが1日も早く臨床現場で活用されるよう、早期の製造販売承認取得に向けて取り組んでまいります。


■会話型 認知症診断支援システムについて
URL: https://lifescience.fronteo.com/aidevice/dementia/
会話型 認知症診断支援システム(AI医療機器)は、FRONTEO独自の自然言語解析AI「Concept Encoder(登録商標:conceptencoder、読み:コンセプト・エンコーダー)」を利用し、患者と医師との間の5~10分程度の日常会話から認知機能障害をスクリーニングできるシステムです。本システムは、超高齢化社会を迎える日本において重要な課題である認知症対策に加え、遠隔医療を始めとするデジタル医療の進展や医療の効率化・標準化などの点において貢献できるものと考えています。FRONTEOでは、CNS(中枢神経領域)トータルソリューションカンパニーを目指す共和薬品工業株式会社と2020年6月に事業提携契約を締結し、医療現場への早期実用化、早期市場浸透を目指しています。 特許登録番号:特許第6733891号

■Concept Encoderについて
URL:https://lifescience.fronteo.com/technology/conceptencoder/
「Concept Encoder(登録商標:conceptencoder、読み:コンセプト・エンコーダー)」は、FRONTEOがライフサイエンス分野に特化して開発した自然言語解析AI(人工知能)です。自由記述のテキストデータを大量に含むメディカルデータを、エビデンスに基づいて有効に解析・活用することを目的に2018年に開発しました。Concept Encoderはテキスト以外のデータとの共解析も可能であり、ライフサイエンス領域に蓄積されてきた遺伝子発現情報・バイタルや各種検査値などの数値データとの共解析の研究を進めています。特許登録番号:特許第6346367号

■FRONTEOについて URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT」と「conceptencoder」を用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援する、データ解析企業です。2003年8月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「eディスカバリ(電子証拠開示)」や、「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、日本、米国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。リーガルテック事業で培ったAI技術をもとに、2014年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野、OSINTへと事業のフィールドを拡大し、AIを用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007年6月26日東証マザーズ上場。2021年1月13日第一種医療機器製造販売業許可(許可番号:13B1X10350)を取得。資本金2,568,651千円(2020年3月31日現在)。

※FRONTEO、conceptencoder、KIBITはFRONTEOの日本における登録商標です。
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