医療・医薬・福祉

今注目の全く新しい認知症予防法「パーソナルソング・メソッド」とは?

ツモリレコード株式会社
懐かしい音楽や映像で自身の楽しい記憶を思い出し、おしゃべりする事で脳のトレーニングを!

音楽業界歴30余年のエンタテインメントのプロが、その知識を活かし著作権をクリアして実現したオリジナル音楽・映像を使用したこれまでにない認知症予防法「パーソナルソング・メソッド」をご紹介します。



 パズル、ドリル、体操など巷にあふれる「認知症予防法」ですが、その殆どが新たに覚えるものばかりですよね。これらにももちろん効果はあるのでしょうが、ご当人に「楽しくできていますか?」と尋ねると「楽しいですよ!」と答える方がいる一方で「皆がやっているから」、「本当は面倒くさい」、「今更新しいことは覚えたくない」などという方も沢山いらっしゃいます。
 若し「何の準備もいらず、楽しくできて脳のトレーニングになる認知症予防法」があるとしたら?そう、それが「パーソナルソング・メソッド」なんです。これまでに300人以上のシニアが実践して驚くべき効果が出ており、テレビ・新聞・雑誌など多くの媒体で話題になっている心理療法です。

 2009年米国カルフォルニア大学デイビス校が興味深い学術論文を発表しました。「MEAMs=Music Evoked Autobiographical Memories(音楽が喚起する自伝的記憶)」というもので、この論文の中でなじみのある古い楽曲と古い記憶の関連性が検証されています。これらの事例を数多く取り上げたのが、2014年の米ドキュメンタリー映画「パーソナルソング」です。しかし、この映画の中でも触れられているようにその人の「パーソナル」な曲を探し出すのは難しい作業とされていました。
 一方、2013年に日本心理学会第77回大会で「ADLを低下させる記憶群の消失」という学会発表がありました。これを受けいち早くADL記憶の考え方を回想法に取り入れたのが「日本回想療法学会」です。通常「回想法」では懐かしい道具や写真等を用いて高齢者の記憶喚起を図りますが「当時自身が使用していた道具と全く同じもの」はあり得ないので、時代を遡るのに技術を要します。そこで「当時自身が観たり聴いたりしていたものと全く同じもの」である映画や音楽のオリジナル素材を記憶喚起のトリガーとすること、更にADL記憶(10~15歳)の時に聴いていたであろう音楽を選定することで「パーソナルソング」を見つけやすくする方法を考えました。これには「紅白歌合戦の視聴率が80%以上」に代表される「皆がほぼ同じ音楽を聴いていた」という当時の日本独特の文化的背景も後押ししてくれました。
 こうして生まれたのが「パーソナルソング・メソッド」です。これまでに300人以上のシニアに実践してきましたが、殆どの方が一様に昔の思い出を語りだします。その多くが「介護士も初めて聞く内容」であったり、「そもそも普段話さない人が饒舌に語る」ことも多く「パーソナルソング・メソッド」の効果と考えられています。
 或る脳外科医の先生が「古い音楽や映画は大変効果があると分かっているけれど、権利関係が難しいのでやりかけてとん挫した」と仰るのを伺ったことがあります。これに対し30余年に渡りエンタテインメント・ビジネスに関わり、知的財産権の様々な処理に携わっていた経験を活かし、JASRACに赴き相談したり、知的財産に詳しい法律事務所の見解を頂いたりするなどして権利の適正な処理方法を実践できるようになり、これまでに無い心理療法として「パーソナルソング・メソッド」を確立することが出来ました。

 「パーソナルソング・メソッド」には大切な3つの要素があります。1.「オリジナル音源・映像を用いること」、2.「対象者の記憶を喚起させる適切な音源・映像を見つけること」、3.「おしゃべりを通じて対象者の記憶を上手く引き出すこと」の3点です。それぞれ詳しくご説明しましょう。

1.「オリジナル音源・映像を用いること」 ~「パーソナルソング・メソッド」は音楽療法ではありません~
 懐かしい曲をピアノ伴奏や、カラオケで歌う「音楽療法」も人気の認知症対策法の一つで、合奏や発表によって前頭前野を活性化させる効果があると言われています。同じように音楽を使う「パーソナルソング・メソッド」ですが、オリジナルの音楽を聴くことをトリガーとして記憶を喚起するという療法ですので、音楽療法とは全く異なるものです。例えばかつてのヒット曲をその歌い手がリバイバルとして歌い直したり、ほかの歌手がカバーしたりしても効果的なトリガーにはなり得ません。
 脳には側頭葉という聴覚を司る器官がありますが、そこに古い記憶も仕舞われていることが分かっています。その古い記憶がなじみのある古い楽曲を聴くことで喚起される様子を先述のカルフォルニア大学が視覚化することに成功しています。その人の古い記憶とセットになっている古い楽曲、つまり当時のオリジナル楽曲が最も効果を導き出すということなのです。

2.「対象者の記憶を喚起させる適切な音源・映像を見つけること」~「高齢者向け音楽」というジャンルはない~
 65歳以上を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼び、上は100歳超えの方もいます。斯様に一口に「高齢者」といっても最大40歳ほどの年の開きがあるのです。例えばあなたが50歳として10歳の子供と一緒にされて「あなたたちが好むエンタテインメントはこれでしょ?」とひとまとめにされたらどう思いますか。それを現在の高齢者には「演歌、時代劇、クラシック、唱歌」と一括りに押し付けているといっても過言ではありません。
 では何歳の頃の音楽を聴いてもらうのが良いのでしょうか?人間の「しつけ」は12歳で完了すると言われています。個人差もありますので前後3歳の幅を持たせた10~15歳の記憶をADL記憶と呼んでいます。ADLとはActivities of Daily Living=日常生活動作のことで「自分で食事をし、排泄し、清潔を保つ」つまり「しつけ」そのもののことです。近年このADL記憶を思い出すとそこに紐づけられた「しつけ」も戻ってくる、ということが分かり様々な研究が進められています。「パーソナルソング・メソッド」では独自の選曲システムを駆使し、対象者が10~15歳の頃に聴いていたであろう曲を探し出して聴いていただく事で鮮明なADL記憶を喚起し、それに伴う日常生活動作の向上が期待できるのです。

3.「おしゃべりを通じて対象者の記憶を上手く引き出すこと」~右脳と左脳のメカニズムと「1H話法」~
 ADL記憶喚起に適した楽曲を聴いた人の脳の中ではどんなことが起きているのでしょうか?先ずイメージ脳と言われる「右脳」にその当時の風景が浮かんできます。高齢者の場合このイメージは静止画であることが多いのですが、次にそのイメージを言語化するために言語脳と言われる左脳が働きだし、実際におしゃべりする事で大脳に酸素が送り込まれて消費されていくと次第にその静止画が動き始めます。
 この記憶を聞き役が引き出すときに5W1Hの5Wを使わないようにし"How"だけで会話する「1H話法」を心がけるのが肝要です。対象者の右脳に浮かぶぼんやりしたイメージに対し「それはいつ?」「どこだった?」「誰がいたの?」などと質問すると、具体的な名称を思い出そうと気がそがれてしまって上手くいきません。「どんな季節でしたか?」「どんな場所ですか?」「どんな人が居ましたか?」とHowを使用することで「暖かな季節だった」「学校の校庭かな?」「お友達がたくさんいて...」など限定されない答えを引き出すうちに「春の運動会だった!」「〇〇君が居た!」というように動き始めた記憶から具体的なワードが飛び出てきます。また、当然のことながら本人の話は「絶対的真実」として扱うようにし、決して「以前聞いた話と違う」などと否定したり詰問したりしてはいけません。

 この3点に留意して「パーソナルソング・メソッド」を同じ場所(デイサービス)で同じ対象者(90代と80代の2名の女性)に週に1回11週にわたって実践する実験をしました。その際にお二人の同意も得て脳血流値の変化も同時に測定しながら行ったところ、驚くべき結果が出ました。先ず探し当てた対象者に合った曲を聴いてもらうと、左脳に血流が急速に集まり始めました。つまり右脳に浮かんだ映像が懐かしくて話したくて仕様がない状態になっていたのです。また、お二人とも施設のトイレの場所も分からないほどの重篤な認知症でしたが、初回と10回目に「BCL=健康脳テスト」を行ったところ、初回では殆ど言えなかった家族の名前を10回目ではすらすらと答えるなど、劇的と言って良いほどの改善を見せてくれました。この他にも様々な高齢者施設で認知症やMCIの方々、商業施設などで健常者(アクティブ・シニア)の方々を対象に「パーソナルソング・メソッド」を実践し、確かな手応えを感じています。なお、「パーソナルソング・メソッド」は「加齢により脳細胞が減少し、それによる記憶減少を起因とした生活障害」タイプの認知症、いわゆるアルツハイマー型認知症に効果があります。レビー小体型認知症、若年性認知症、脳血管性認知症等のタイプには効果が認められにくいと考えられています。

 「パーソナルソング・メソッド」を実践するのにはオリジナルの音源や映像の準備が必要です。これらはYouTubeなどの画像サイトにアップしていないものも多く、そもそも対象者の年齢に合わせてどんな音楽や映像を選ぶべきか、その著作権などの処理はどうすればよいのかなど悩んでしまうと思います。
 音楽に関し弊社では現在どなたでも「パーソナルソング・メソッド」が実践できるツールを開発中ですが、それが完成するまでは我々にご連絡いただければスタッフを派遣した実践が可能ですのでお声がけください。映像に関しては、様々な権利関係をクリアにした「パーソナルソング・メソッド」が実践できるDVD「懐かし洋画名場面集」が完成しました。詳しくは以下の弊社H.P.をご覧ください。既に個人の方々はじめ、多くの施設や医療機関にもご購入いただいています。
「パーソナルソング・メソッド」に関するお問合せはこちら info@tsumorirecords.com
「懐かし洋画名場面集」DVDご購入ご希望の方はこちら  www.tsumorirecords.com

 新着情報:2019年10月1日発売決定!「懐かし洋画名場面集」DVDの図書館、上映会用商品の発売が決定しました。詳細は弊社H.P.までお願いします。 www.tsumorirecords.com

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