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外来問診時間を約3分の1に短縮の実績も。医療現場の業務効率化を図るAI問診プロダクト「AI問診 Ubie」大規模病院6施設で導入・試験導入・共同研究開始

Ubie株式会社
 Ubie株式会社(共同代表取締役:阿部 吉倫・久保 恒太、以下 当社)は、医療現場の業務効率化を図るためのAI問診プロダクト「AI問診Ubie」を亀田総合病院糖尿病内分泌内科(以下、亀田総合病院)・慶應義塾大学病院・社会医療法人財団 董仙会 恵寿総合病院(以下、恵寿総合病院)・順天堂大学医学部附属順天堂医院(以下、順天堂医院)・東京大学医学部附属病院(研究分担者:老年病科 小川純人 准教授、以下、東大病院)・長野中央病院の大病院(※1)・6機関にて、2019年7月より業務効率化に向け導入・試験導入・共同研究を開始します。





【AI問診Ubieとは】
 患者様の待ち時間や医療従事者の事務作業等の負担を減らし、医師がより患者様と向き合える医療を目指すべく開発された、“問診”に特化したAI問診プロダクトです。現役の医師が開発しており、エビデンスに基づいた約5万件の論文から抽出されたデータで構築されていることから、医師に使いやすいサービスとして定評いただいています。
 また、どの世代や地域の患者様にもご利用いただけるよう、ATMやカラオケのリモコンなどのタッチパネルを参考にし、患者様視点に立ったサービス開発を行っています。

【医療機関での導入背景】
医療機関における現状の課題
 今年3月の厚生労働省「医師の働き方改革に関する検討会」で取りまとめられた報告書により、2024年4月以降、研修医や高度技能の獲得を目指す医師の時間外労働上限は一般労働者の「過労死ラインの2倍」にも及ぶ「1860時間」と特例的に設定。医師の過酷な労働環境が明らかとなりました。
 時間外労働が増える主な要因のひとつに、外来診療での“電子カルテなどの書類作成“といった膨大な「事務作業」が挙げられます。(※2)これにより「患者様に向き合った診察」が十分確保できずにいました。

課題に対する今後のUbie社の取り組み
 当社は「医師の働き方」に悩む病院に対し「業務効率化」で応え、課題解決の一端を担います。
 このたび大規模医療機関6施設で導入が決まり、同時に、業務効率化検証や精度向上のための導入・試験導入・共同研究を実施する運びとなりました。

【導入・試験導入の概要】(50音順)

【共同研究の概要】(50音順)


【AI問診Ubie導入実績】
 現在、大病院13 施設を含むおよそ100件(※3)の医療機関に導入していただいています。
 目々澤醫院(東京・江戸川)では、導入後に医師の事務作業が削減し、外来の問診時間が約3分の1に短縮しました。また、“看護師不足”に悩む長野中央病院では、「業務へのタスクシフト」を図ることができ、生産性が高く働きやすい環境の構築に寄与する等、現場からも好評です。

【導入医療機関のコメント】
亀田総合病院 糖尿病内分泌内科 部長 小川理 先生
 糖尿病治療の目標は合併症の発症進展を阻止し、QOLの維持、健康寿命の確保をすることです。そのために、療養指導が重要です。一方、患者背景が多様化し、個別化された療養指導の必要性が高まっています。当院においても医療スタッフがなすべき業務は質、量ともに変化し、負担が増加しています。解決にITの活用を模索していたところ、今般、AI問診Ubieを用いた研究を行うこととなりました。AI問診Ubieが糖尿病治療の目標達成、診療業務の改善に寄与することにより、「患者よし、スタッフよし、世間よし」となることを期待しています。


恵寿総合病院 神野 正博 理事長
 問診にかかる時間短縮と問診の精度を高めること。これは、当院の喫緊の課題でした。そんな折に、AI問診Ubieを知り、”まさにこれだ”と思ったのを覚えています。現場での評価も高く、当院が重要視している”生産性向上”に大きく寄与してもらっています。また、問診内容も標準化され、医療の質の観点でも貢献があると思っています。今後は、地域医療連携の観点からUbie社と協働して実証実験を始めようと考えています。まずは、問診がスマートフォンを使ってどこでも受けられることを目指します。家で受けた問診内容が速やかに病院に届き、待ち時間”0”で医師の診察が受けられるようにします。ゆくゆくは、近郊の医療機関/クリニックとも協働して、テクノロジーの力をもつUbie社と一緒にあるべき医療の姿を実現していきたいと考えています。

順天堂医院 総合診療科 内藤 俊夫 教授
 一般的に、多くの内科的疾患は、問診で鑑別する事が可能とされています。その為、外来診療時間に限りのある中では、効率的かつ的確な問診を行う事は非常に重要です。しかし、問診技術の向上は一朝一夕にはいきません。本システムは、外来の問診効率化に寄与し、より良い医療提供に貢献できるのではないかと期待しています。その為当科では、本システムの試験的導入を進めています。

長野中央病院 副院長 小島 英吾 先生
 これまでは、看護師の問診が始まるまでの待ち時間が非常に長く、看護師も問診後の処置になかなか時間を割けなかったのですが、抜本的な解決策がなく頭を悩ませていました。AI問診Ubieを導入したことで、タブレットで同時に患者様に対応できるようになり、待ち時間がほとんどなくなりました。また、看護師の問診業務を受付事務でもできるようになり、いわゆる”タスクシフティング”を進めることができました。看護師だけでなく、医師からも問診内容がよく取れているとも聞いてます。医療従事者が本来すべき業務に集中できるようUbie社には今後もサービス展開を期待しています。

 Ubieは、これからも医療従事者や患者様の一助になるべく、本サービスの導入及び共同研究を積極的に進めていきつつ、サービスの向上を図り、医師が本来の業務と向き合い、患者様の満足のいく医療が届けられる世界を目指してまいります。

※1 「平成30年度診療報酬改定の概要」より 特定機能病院及び許可病床400床以上の地域医療支援病院
 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000198532.pdf
※2 Annals of Internal Medicine(2016年9月)
※3 2019年7月時点


<参考資料> AI問診Ubieについて


■現役の医師が開発したAI問診プロダクト


 問診は、すべての医療の入り口であり、患者様の容体を知るのに非常に重要なプロセスです。現在、多くの医療機関では、患者様に記入いただいた「紙の問診表」と同様の内容を診察室で問診し直し、ゼロから電子カルテに記載する作業が発生しています。
「AI問診Ubie」はこの課題を解消すべく、現役医師とエンジニアが開発したプロダクトです。

■約5万件の論文から抽出されたデータで構成。AIが患者様一人ひとりにカスタマイズする問診表
 約5万件の論文から抽出されたデータに基づき、AIが患者様一人ひとりの症状や地域・年代に合わせた質問を自動で分析・生成します。患者様は、受付で手渡されたタブレットから出てくる質問に沿ってタッチするだけ。およそ3分で入力が完了します。



■診察室が変わる。対面コミュニケーションで患者満足度も向上
 入力データは即時、医師にも届けられ、患者様が入力した問診内容が医療用語に変換されカルテに落とし込まれます。それにより、診察室ではスムーズに治療方針を決定でき、また、待ち時間の短縮と、対面での診察時間が増えることで、患者満足度の向上も見込まれます。


▼AI問診Ubieイメージ (※あくまでも参考事例です。患者様によって内容は変化します)

【Ubie株式会社について】
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」ことを目指し、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップです。AIでの病名予測をコア技術とし、医療現場の業務効率化を図るAI問診プロダクト「AI問診Ubie」を開発・提供。医療情報格差をなくし、誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めてまいります。

【Ubie株式会社 会社概要】
所在地  :〒103-0022  東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル6階
設立   :2017年5月
資本金  :5.7億円(資本準備金含む)
代表者  :共同代表取締役 阿部 吉倫・久保 恒太
URL  :https://ubie.life
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