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薬剤師がやりがいを感じる仕事内容についてアンケート調査

合同会社スマスタ
薬剤師が最もやりがいを感じる仕事内容は服薬指導・薬剤管理が1位で63%

合同会社スマスタ(本社:愛知県犬山市、代表社員:鈴木唯史)が運営する薬剤師向け転職情報メディア<ハッピーファーマシスト>(https://smast.co.jp/happypharmacist/)は、薬剤師100人を対象に「薬剤師のやりがい」についてアンケートを実施しました。 半数以上の薬剤師が患者との接点にやりがいを感じており、対物から対人業務へという国の政策と薬剤師のやりがいが合致している結果となりました。 薬剤師がやりがいに感じたエピソードと併せ、調査結果をお届けします。 詳細URL:https://smast.co.jp/happypharmacist/pharmacist-rewarding


調査結果サマリー


薬剤師が最もやりがいを感じる仕事内容は服薬指導・薬剤管理で63%
薬剤師がやりがいを感じる職場は調剤薬局で42%
薬剤師がやりがいを感じる職場環境は「薬剤師としての職能を発揮させてくれる職場」で46%


■調査概要




薬剤師としてやりがいを感じる仕事内容はどのようなものですか?実際にやりがいを感じたエピソードも教えてください。
まずは現在の職場において、薬剤師がやりがいを感じている仕事内容を伺いました。
結果は以下です。




多い意見から、ランキング形式でご紹介します。
※複数回答可。掲載するご意見は、読みやすいように一部改変しています。

1位 服薬指導(病棟での服薬指導を含む)や薬剤管理 63%


先生や看護師さんからはそんな話を聞くことがなかった。薬剤師の○○さんだからこんな話が聞けた。」と言われたとき。薬剤師のPHSでなく、私のPHSに連絡がくること。
かかりつけの患者さんから何度か感謝のお手紙をいただきました。検査値などドクターは忙しそうであまり聞けず不安だったときに丁寧に説明したら、涙を流して安心してくれた患者さんも心に残っています。
医師にでも看護師にでもなく、薬剤師である私に相談をしたいと病棟で患者さんが服薬指導の時間まで待っていてくれた時は、本当にやりがいというか幸せを感じました。
薬の相談を良くしてくれる患者さんがおり、また残薬調整なども行っていた。私としてはそれが仕事であり、当たり前ことであったが異動になることを伝えると色々親切にしてくれてありがとうと言われた。その時、こんなにも人の役に立つ仕事なんだなと改めて感じた。
医師の診断に基づく処方薬ではあるが、なぜこの薬が出ているのか?不安に思う患者さんは多い。効能効果や適正使用の服薬指導によって、不安な顔で来局した方の表情が安心に変わったときなど。
薬に不安がある患者様が自分の服薬指導によって不安を解消し、安心して服薬いただけた時。薬が嫌いな子供が、剤形変更やメーカー変更、服薬指導で薬を飲めるようになった時。


2位 健康相談に応じること 


一般的な食事指導や栄養成分、薬のことについて相談にのり、詳しく調べたり自分の知識を伝えたりしたときに、「あなたに相談できてよかった」や「詳しく教えてくれて勉強になった!ありがとう」など、言われるとやりがいを感じるし、もっと勉強しようという気持ちになる。
長年の耳鳴り、めまいという事で相談された。処方薬は継続服用の薬。そこで、食生活と運動、いくつかのマッサージをおしえ、最後の補助でOTCを。処方薬は継続。次の週には耳鳴りが抑えられめまいも治り、諦めていた頭痛も良くなってきたとおっしゃっていたとき。
なかなか相談する人がいなくてわからなかったけれど、話せて聞いてもらってよかったなどと言われたとき。
入院中に、薬と食事の相互作用や女性特有の悩みを相談された際に細かく毎度説明をしていたことで安心して退院され、退院後も外来で会った時に自分のことを覚えていてくれて退院後の患者さんの生活に役に立てたこと。


3位 在宅医療 20%


コンプライアンスの悪い在宅患者の服薬支援を、ケアマネージャーや訪問看護師と相談し合い、その結果、劇的にコンプライアンスが改善されたこと。
在宅医療で医師と往診する際に、薬剤はどれが良いと思うか意見を求められること。診療ガイドラインを参考にどういう薬がどのように使われているかを、医師に伝えて処方に反映されることもある。
在宅で患者さん、家族の方の感謝が、普通の業務よりすごかった。子供さんから、感謝の手紙もらった。


分析
薬剤師ならではの立ち位置、薬剤師だからこその視点が活かせる仕事に、やりがいを見出している薬剤師が多くおられました。今後薬剤師の活躍の場が広がる中でも、職能を活かすことでやりがいを見つけられそうです。

どのような職場が薬剤師としてのやりがいを感じられますか?理由も教えてください。
薬剤師の仕事内容は、職場によって大きく異なります。

薬剤師の職能を発揮し、やりがいを感じられる職場はどこと考えるか伺いました。

結果は、以下です。




1位 調剤薬局 42%


急性期の病院では短期間しか患者さんをフォローできないが、調剤薬局では定期的に来局されるため長期的なフォローが出来るため。長く患者さんと接することで信頼関係が芽生え、治療だけでなく生活全般含めた指導を行うことができる。
多科受診、多種類の薬を服用をする高齢者が多い時代。相互作用や重複服用をチェックできるのは、1人の患者の多数の処方箋を確認することができる調剤薬局だと思う。医師にも看護師にもできない、薬の相互作用のチェックができるという部分にやりがいを感じる。
調剤薬局は病院やドラッグストアと違い、薬剤師が業務の中心にあると実感できるためです。処方箋調剤は薬剤師の独占業務であり、自分の意見を反映させやすい点にやりがいを感じます。
患者様の身近で長く健康をサポートでき、なんでも相談に乗れる存在になれるところにやりがいを感じます。多くの方の健康にコミュニケーションを通して関わることができ、患者様のありがとうで毎日頑張れます。
病院の勤務経験がありますが、病棟業務が少なかったため患者さんと一対一で仕事をすることが少なかったです。薬局は小さい規模の薬局の方が患者様の顔が覚えられるのでやりがいを感じます。大人数の薬局のときは作業をしているだけな気持ちがありました。


2位 病院・クリニック 37%


調剤薬局やドラッグストアでは、処方箋に対しての調剤や服薬指導しか行うことが出来ず、処方提案や各種介入が出来ない。医師と薬剤師を同列にするには知識が必要不可欠だが、同じ目線で治療に携わることが唯一可能なのが病院である。
保険薬局での服薬指導は待っている患者さんもいるので長くはお話しできませんが、病棟では一人の患者さんと時間に余裕をもって服薬指導ができるため、患者さんとの信頼関係が築きやすいからです。病院薬剤師は時には患者さんのカウンセラー的な存在になることもあります。
様々な職種が存在するため、患者だけでなく他職種への情報提供が質の高い、安全な医療になると考えられるから。また各職種によって問題点が異なるため、それをチームとして解決することができるから。
近年盛んに行なっている病棟業務では、医師、看護師、他コメディカルから必要とされる場面も多く、非常に大変かつ責任感を感じます。また、急性症状の患者さんの良くなる姿(悪くなる姿もですが)を目の当たりにすることができます。そのような時は薬剤師として、薬のプロとして薬の重要性を再確認し、やりがいを感じておりました。


3位 ドラッグストア 14%


ドラッグストアであれば調剤業務に限らず、OTC医薬品やサプリメントなどの選択・アドバイスもできるから。
他の業種より、患者さんからの距離が近く相談を受けやすい。また、相談内容が多岐に渡るため。
患者様との距離が近く、健康相談の相手として認識してくださるから。


4位 企業 3%


市場には、自分の病気や症状、ヘルスクレームに満足していない患者が多く存在します。中には自分の症状(ニーズ)と、改善できる方法(リソース)がマッチングしていないこともよくあります。そのような対象者に、適切な薬を届けることも大切な仕事だと感じました。
患者様との距離が近く、健康相談の相手として認識してくださるから。


その他 4%


行政は大変幅が広く、転勤もあり、権限を持った仕事であるために使命感と責任感でストレスは膨大です。しかし、それだけに非常にやりがいがあります。


分析
同じ調剤薬局でも忙しすぎて服薬指導の時間が取りにくい薬局や、チーム医療に貢献しにくい病院では、薬剤師のやりがいも減ります。環境によっても、薬剤師のやりがいは大きく異なるでしょう。

どのような職場環境が薬剤師としてやりがいを感じられますか? その理由も教えてください。
薬剤師の仕事のやりがいは、職場の環境によっても大きく変わります。

最後に以下の中から、薬剤師がやりがいを感じやすい職場を選んでもらいました。

薬剤師としての職能を発揮させてくれる職場
人間関係に気を配ってくれる職場
自分の意見が反映されやすい職場
キャリアアップしやすい職場


結果は、以下です。




選んだ理由を、ランキング順にいくつかご紹介します。

1位 薬剤師としての職能を発揮させてくれる職場 46%


調剤・薬歴記載など対人でない業務は、機械やシステムを導入するなどできるだけ効率化・簡素化して時間を削減し、服薬指導などの対人業務に時間を割けるような職場だと、やりがいを感じることができそうです。
在宅医療における介護は医療と違って、人と人との結びつき、介護報酬というインセンティブ以上にケアスタッフ間での信頼関係が基盤となると感じています。だからこそ、在宅業務への理解を示してくれる職場、そしてスタッフたちの研鑽を惜しまない職場が最もやりがいを感じられる職場だと考えます。
多くの薬剤師が多かれ少なかれプライドを持っていると思う。また、常にスキルアップをし、知識を深めたいと思っている薬剤師が多いと思う。そんな自分の知識や得意なことを披露できる時こそ、やりがいを感じるのではないか。そういう場を設けてくれる職場であれば、気持ちよく仕事ができるのではないか。
薬剤師としていろいろな経験をさせてもらえることで、自分の職能も成長できるから。


2位 人間関係に気を配ってくれる職場 29%


ある程度人間関係がよくないと、正しく教えてもらえなかったり、指導が適当になりがちだと思います。新人がほったらかしになっている現場を見てきたのでそう思いました。
人間関係がギスギスしていると過誤やヒヤリハットが増えてしまい、本末転倒になってしまいます。女性が多い職場なので、揉め事も多いのは事実ですし、子供の行事や体調などで休暇を必要とすることも多くあります。その時の会社がフォローしてくださると、長く勤めやすく人間関係の悪化を防ぐことになるからです。
一緒に働くメンバーと信頼関係を築けるかどうかは重要なポイントです。仕事ができる人がキャリアアップに自己研鑽しているとお互い刺激に感じます。
服薬指導などで自分がチャレンジしようと思った内容があったときに、雰囲気や人間関係が悪いと批判が起きたりして伸び伸び指導できないから。


3位 自分の意見が反映されやすい職場 18%


意見が反映されるということは、信頼してくれているということ・話をきちんと聞いてくれるということ。なので、一緒に働いていて気持ちがいいし、自分も力を発揮できるので、やりがいを感じられると思います。
自分の意見が反映されやすい職場などで居心地がよくなければ、どれだけ他の点がよかったとしても長く続けることはできないと思う。
仕事をする上で業務改善を行っていくことが大切だと思うので、その中で自分の意見が反映されることでモチベーションを保って仕事を続けられると思うから。
薬剤師の職能を重視する職場は多いですが、自分の意見を反映しやすい環境というのはまだ少ないのではと思います。自分の責任も大きくなりますが、その分自分の意見に責任を持って伝える意識が出来て、より良い方向に進む事が出来ると思います。


4位 キャリアアップしやすい職場7%


特に調剤薬局では給料も頭打ちになりやすく、キャリアアップを実感しづらいと思ったから。現場では管理薬剤師以外の役職もないので、評価を受けづらい。反対に、評価や給料がどんどん上がっていけば、やりがいを感じられると思う。
キャリアに応じて昇進や昇給の体系が整備されていることが、仕事にやりがいを感じるうえで大切だと思います。給料も横並びではなくある程度職能を考慮してくれることが望ましい。


分析
半数近くの薬剤師が「薬剤師としての職能を発揮させてくれる職場」を選びました。在宅など職能を発揮できる業務に挑戦できる環境や、ピッキングシステム等の導入により服薬指導に集中できる環境が望まれていると言えるでしょう。

所感
薬剤師を取り巻く環境が日々変わる中、薬剤師の仕事は多様化を続けています。

在宅医療に薬剤師の活躍の場が広がり、さらに2020年9月1日には継続的服薬指導(フォローアップ)も義務付けられました。

アンケートの結果、それら在宅医療や服薬指導にやりがいを感じる薬剤師が多いことがわかりました。
国が進める政策に、薬剤師がやりがいを持って働いていると言えるでしょう。

今後も薬剤師の活躍の場が広がり、様々な仕事にやりがいを見出すチャンスが増えることが望まれます。


アンケートの回答全文は下記記事にて紹介されています。

記事タイトル:薬剤師がやりがいを感じるのはどんなとき?【薬剤師100人にアンケート】

記事URL:https://smast.co.jp/happypharmacist/pharmacist-rewarding


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会社概要
会社名: 合同会社スマスタ
所在地: 愛知県犬山市犬山北別祖97-5
代表:鈴木唯史
設立:2020年3月9日
事業内容:Webコンテンツ制作
URL:https://smast.co.jp/
電話:0568-68-7853
お問い合わせ先:info@smast.co.jp
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