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約4人に3人が「つらいかかわりがあった」と回答。がん罹患経験者対象「『寄り添い方』に関するアンケート」調査結果発表

一般社団法人がんチャレンジャー
「つらかったかかわり」の第1位は「家族」から。距離感の近さも要因の一つか

一般社団法人がんチャレンジャー(所在地:千葉県柏市、代表理事:花木裕介)は、一般社団法人キャンサーペアレンツの協力のもと、がん罹患経験者を対象に「寄り添い方」に関するアンケート調査を実施。キャンサーペアレンツ会員118名より、罹患後におけるうれしかったかかわりやつらかったかかわりの有無、「寄り添い」という言葉から連想するかかわりなどについて回答をいただき、この度、調査結果を公式HPにて発表しました。


DL資料表紙


2020年5月、弊法人は、クラウドファンディングで支援を受けた資金で『がん罹患者にかかわる方必携「寄り添い方」ハンドブック』を作成し、無料配布を始めた結果、治療と就労の両立支援等に取り組んでいらっしゃる企業様や健保組合様、日頃より罹患者と深くかかわる医療機関様、患者団体様、および、罹患者のご家族ほか個人様などから、約1年間で6,000部超(プラスPDFファイル希望者多数)のお申し込みをいただきました。


「寄り添い方」ハンドブック
このような背景から、がん罹患者にかかわるさまざまな方々にとって、「寄り添い方」は大きな関心ごとになっていることがうかがえます。今回は、キャンサーペアレンツの会員である、子どもを持つがん罹患者の方々より、うれしかったかかわりやつらかったかかわりを受けた経験の有無や割合、周囲に求める具体的なかかわりなどのコメントを集約することで、今後周囲の方が実際に罹患者にかかわる際のヒントを提供することを目的にアンケート調査を実施しました。

なお、集計結果詳細は以下のページより、PDFファイル(計65ページ)として無料ダウンロードいただけます。

【URL】一般社団法人がんチャレンジャー公式HP アンケート集計結果ページ
https://www.gan-challenger.org/research/


【調査結果トピックス】


回答者の約4人に3人(76.3%)が罹患後つらかったかかわりが「あった」と回答。 対象者の第1位は「家族」、2位は「親族」、3位は「友人」。
ほとんどの回答者(94.1%)が罹患後うれしかったかかわりが「あった」と回答。 対象者の 第1位は「家族」、2位は「友人」、3位は「医療従事者」。
「寄り添い」という言葉から連想するかかわりについては、「罹患者主体のかかわり」や「傾聴」「共感」「適度な距離感」「普段通り」などのキーワードが多数。



トピックス1
つらかったかかわりの有無については、75%以上の方が、「あった」と回答しており、回答者の方の円滑な治療や社会復帰に何らか影響を与えていることが読み取れます。


どなたからのかかわりだったかの質問については、家族、親族、友人と続きます。家族が最も回答数が多いというところから、身近な存在ゆえに、罹患者への思いの強さを伴った行動がかえってつらいかかわりにつながっている可能性が見て取れます。


定性コメントとしては、「私が入院したことで、仕事に影響が出たと夫から言われた」「夫が闘病中に不倫をしていた」(いずれも家族から)、「色んな商品やサプリを売り付けられた。宗教を薦めに家まで上がり込んできた」(親族から)、「何故そのような病気になったの?と言われた。こちらが聞きたいくらいだ、と、悲しくなった」(友人から)などさまざまな回答をいただき、今回の調査結果でもその多くを紹介しています。



トピックス2
うれしかったかかわりの有無については、90%以上の方が、「あった」と回答しています。周囲の方からの適切なサポートが、多くの方にとってプラスに届いていることが伝わる回答です。



また、どなたからのかかわりだったかの質問については、家族が最も多く、友人、医療従事者、サバイバー仲間と続いています。



定性コメントとしては、「夫はずっと側にいて私の気持ちに寄り添ってくれた。脱毛前には一緒に坊主にもなってくれた。気持ちがだいぶ落ち着いた」「家族はいつもと変わらなく私に接してくれた。今も罹患前と変わらずに接してくれている。特別扱いをされないことで平常心でいることができた」(いずれも家族から)、「子どもの行事にでれない時、画像や動画を送ってくれたり、これから大変だね、ってそっと寄り添ってくれたりしたママ友がいました。今でも大切な友達です」(友人から)、「初発の時に同じ病気の人を紹介してくれた。主治医や医療相談員さんが、『頑張ってきましたね。自分でここまでよくやって来ましたね』と声をかけてくれた」(医療従事者から)などさまざまな回答をいただき、今回の調査結果でもその多くを紹介しています。


トピックス3
「寄り添い」という言葉から連想するかかわりについては、「相手の立場にたった、罹患者主体のかかわり」や「聴く、受け止める」、「理解しようとする気持ち、共感」、「声かけ」、「そばにいる、一緒に」などに関連する多くの定性コメントをいただきました。



《本調査のまとめ》


つらかったかかわり、うれしかったかかわりとも、いずれも高い割合で発生していることから、がん罹患者にとって、周囲のかかわりは、程度の差こそあれ、治療やその後の社会復帰において、少なからず影響を及ぼしているものと考えられる。
特に、つらかったかかわりにおいては、家族、親族、友人など、本来近しい距離感でサポートを期待されている方々のかかわりが時にマイナスの作用を及ぼすこともあるということから、今後一層罹患者にかかわる際の心構えや工夫などが求められるのではないか。
「寄り添い」という言葉から連想するかかわりについては、アンケート前の想定通り、「罹患者主体のかかわり」や「傾聴」「共感」「適度な距離感」「普段通り」などのキーワードが多く、これらは「『寄り添い方』ハンドブック」や「『寄り添い方』体験談」などで提唱しているかかわり方にも近しいことから、弊法人としても、より一層ハンドブックなどの情報提供・普及に努めていきたい。



ぜひがん罹患者の方々のリアルな想いが凝縮された詳細結果をご覧いただき、今後かかわっていく際の参考にしていただけたら幸いです。

【再掲】一般社団法人がんチャレンジャー公式HP アンケート集計結果ページ
https://www.gan-challenger.org/research/


【調査概要】


調査名: 「寄り添い方」に関するアンケート(がん罹患経験者対象)
調査対象: キャンサーペアレンツ会員(4,056名【2021年6月7日現在】)より118名が回答
調査期間: 2021年4月14日(水)~5月31日(月)
調査方法: 「キャンサーペアレンツ」 SNSコミュニティを活用したインターネット調査



=====対象者:属性詳細===================
[性別]男性17.8%、女性82.2%
[年代]40代49.2%、30代27.1%、50代18.6%、など
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【協力団体概要】





【調査主体団体概要】




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