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WFPチャリティーエッセイコンテスト2019 応募総数は過去最多の2万1,422作品

国連WFP
~8万5,600人の子どもたちに学校給食が届く~

認定NPO法人 国連WFP協会(横浜市)は10月15日(火)、「WFPチャリティーエッセイコンテスト2019」の表彰式を開催しました。 本コンテストへの応募総数は過去最多の2万1,422作品、寄付金総額も応募総数に応じて過去最高の257万640円となり、約8万5,600人の子どもたちに栄養価の高い給食を届けられることになりました。


式には湯川れい子さん、ふなっしーさん、竹下景子さんなどが参加(c)JAWFP
今年は「私のとっておきごはん」をテーマに7月1日~9月6日の間、小学4年生から大人まで幅広い世代を対象に作品を募集。応募1作品につき、給食4日分にあたる120円が、寄付協力企業(※)より国連WFPに寄付されます。

表彰式では審査委員長を務める音楽評論家の湯川れい子さんが「“食べること”に関してこんなにも考えていただき、誰かを思いやる、その優しさ、気配りがどれほど大切なのかが胸にしみて、読みながら何回もポロリと泣きました」と全体を講評。湯川さんのほか、審査員を務めた竹下景子さん、ふなっしーさん、三浦豪太さんらが、各賞の受賞者に賞状と賞品を手渡しました。

最優秀賞となる「WFP賞」を受賞したのは、埼玉県・川口ひろみさんの「心の栄養」。子育て真っ只中に起きた、息子さんとの心温まるストーリーをつづりました。(下記に全文掲載)

教師でもある川口さんは、「世界には食料難に苦しむ人たちが大勢いることを、頭の片隅でが分かっていましたが、そこに目を向けてくることができませんでした。今後はチャリティーの取り組みにも積極的に関わり、生徒たちが世界の問題にも想いを寄せられるように導いていくことが教師としての使命だと思っています」と語りました。当日は、竹下景子さんによるWFP賞受賞作品の朗読も行われました。
朗読する竹下さんとWFP賞受賞者の川口ひろみさん(C)JAWFP
また応募数が最も多い学校・団体に贈られる「WFP学校給食賞」には、応募数が1,300通を超えた須磨学園高等学校・中学校(兵庫県)が初めて選ばれました。

※寄付協力企業 昭和産業(株)、トヨタ自動車(株)、日清食品ホールディングス(株)、三菱商事(株)

<開催概要>
【主催】 認定NPO法人 国連WFP協会
【テーマ】 「私のとっておきごはん」
【題名】 自由
【部門】 1.小学生部門(4・5・6年生) 2.中学生・高校生部門 3.18歳以上部門
【募集期間】 2019年7月1日~9月6日
【各賞】 1.WFP 賞(最優秀作品)1名 2.各部門賞 1名ずつ 3.審査員特別賞 各部門1名 4.佳作 各部門5名 5.WFP学校給食賞(応募数上位の学校・団体)
【発表】 2019年10月15日
【賞品】 WFP 賞・部門賞・審査員特別賞受賞者には表彰式で賞状と賞品を進呈。佳作受賞者には郵送。WFP学校給食賞受賞校・団体には賞状を郵送。
【応募総数】2万1,422通
【寄付総額】257万640円
■WFPエッセイコンテスト専用ウェブサイト:http://www.wfpessay.jp/2019/

<国連WFPとは>
国連WFPは、国連機関であるWFP 国連世界食糧計画と、それを支援する認定NPO法人である国連WFP協会という2つの団体の総称です。国連WFP協会は、広報・募金活動のほか企業・団体との連携を進め、日本における支援の輪を広げています。https://ja.wfp.org/

■WFP賞(全文) 
心の栄養
埼玉県 川口 ひろみ(かわぐち ひろみ)

育児真っ只中にフルタイム勤務復帰した私は積み重なる疲労の中、毎日の夕食作りが大きな負担となっていた。職業は高校教師。初めての担任業務、それもいきなり高三受験生を担当し、戸惑いの毎日を送っていた。仕事柄、定時に帰れることはない。生徒に何か問題が起これば帰宅予定時間は大幅に遅れる。

あの日も、そうだった。急な生徒指導のために、予定していた帰宅時間を三時間も過ぎた。ハンドルを握り、家路を急ぐ私の脳裏に五才の一人息子の顔がよぎる。お腹を空かせているだろうか。もしかしたら、怒っているかも。いずれにしても面倒くさい。こっちは疲れているのに。申し訳なく思う気持ちがなかったわけではないが、このときの私には「面倒くさい」それしか思えなかった。

車中で予約を済ませておいたほか弁を受け取り、急いで家にとびこむ。「そう君、ゴメンネ。」口先だけの「ゴメン」を叫びながらリビングへかけ上がると、そこには笑顔の息子。

「ママ、遅くまでおつかれさま。おなか空いたでしょ。そうくん、ごはんつくっといたよ。たべて。」   とびきりの笑顔で私を迎える息子の手には、おままごとセットで作った夕飯が。メニューは、秋刀魚に目玉焼き、ブロッコリーととうもろこし。パンケーキ、それから、いちごとぶどうもあったっけ。

もちろん、味も匂いもないけれど、疲れきった私の心にたっぷりの栄養と優しさを与えてくれたあの夕食。涙でにじんだあの夕食こそが、一生忘れることのできない私のとっておきごはん。
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