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ジャパンハート、ラオス事業で手術活動を1年ぶりに実施

認定NPO法人ジャパンハート
特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区、理事長 吉岡春菜。以下、ジャパンハート)は、コロナ禍による入国制限によって延期していたラオス事業地での医療活動を約1年ぶりに実施しました。6月24日と25日に66名に対する内科診療を、6月29日と30日に5名に対する甲状腺疾患手術を行いました。



■活動の背景
ジャパンハートラオス事業では2018年からラオス北部のウドムサイ県病院で、甲状腺疾患の診療・手術活動並びに、技術移転プロジェクトを行ってきました。甲状腺ホルモンはヨード(=ヨウ素)から作られるため、ヨードが不足してしまうと甲状腺の機能に影響を与えてしまいます。ヨードは海藻類に多く含まれていますが、海から離れている内陸国、特に山岳地帯や大雨・洪水の多い地域で暮らす人々にとっては、ヨードの摂取が難しく不足しやすいため、内陸国であるラオスでは、多くの人々が甲状腺を患っていると考えられています。
本来であれば2020年7月の実施が予定されていましたが、新型コロナウィルス対策としての厳しい入国制限により2020年4月以来入国が叶わず、医療活動の実施についても延期となっていました。
2021年4月にようやく日本からの入国が叶い、6月の活動実施に向けて準備を進めてきました。その後もラオス国内での感染拡大やロックダウンなどがありましたが、ウドムサイ県でのロックダウン解除や越境許可が下りたことで、約1年ぶりにウドムサイ県病院での医療活動が行われることになりました。

■今回の手術活動について
普段の医療活動では、日本やジャパンハートの他事業地から医師を招聘し、手術活動を行っています。しかし、入国制限がまだ続く中で医師の渡航は難しく、今回は遠隔監督下での実施となりました。
実際に執刀に当たったのは、これまで約2年間ジャパンハートの医師の下で指導を受けてきたウドムサイ県病院の外科医2名で、首都ビエンチャンの病院からも外科医と麻酔科医が応援に来院しました。初めての体制で臨んだ今回の医療活動でしたが、66名に対する内科診療に加え、5名に対する甲状腺疾患手術を実施。プロジェクトの目的のひとつである技術移転の一歩ともなりました。

本活動では2018年から今回までの間に、総計516名に対する内科診療(再診含む)と、53名に対する手術の実施を行ってきました。
甲状腺疾患という病気は、取り除かなくても直接的には命に関わりのないケースがほとんどです。しかし、首元を大きく腫らした状態では、どんなに暑い中でもスカーフを巻いたまま生活するしかなかったり、襟をずっと立てた状態で生活するしかなかったりする患者さんもたくさんいます。
そういった患者さんが、今より少しでも快適な生活を送ることが出来ればという想いも込めて、本活動を実施しています。
「すべての人が、生まれてきてよかったと思える世界を実現する。」という団体のビジョンを実現するために、誇りを持って本活動に取り組んでいます。

今後もジャパンハートは、医療の届かないところに医療を届けて参ります。

【(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート】https://www.japanheart.org/


ジャパンハートは「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、国内外で無償の医療活動を行う認定NPO法人です。1995年に小児外科医・吉岡秀人が単身ミャンマーで活動を開始して以来、現在はカンボジアやラオスなど東南アジア諸国で、小児がん手術などの高度医療を含む治療を年間約35,000件実施しています。HIV孤児など恵まれない子供たちに、教育機会を提供する児童養育施設も運営。国内では、小児がん患者家族の外出に医療者が同行するプロジェクトや、離島・僻地への医療者派遣、災害被災地への緊急救援事業を行っています。また新型コロナウイルス感染症対策として、全国35か所以上のクラスター現場へ医療チーム140名以上を派遣しているほか、全国700以上の医療・福祉機関へ200万枚のマスク等物資寄付、全国600以上の福祉施設への感染予防指導等を継続しています。国際連合UNIATF Award 2020を日本から唯一受賞。

■寄付金の控除について
認定NPO法人であるジャパンハートへのご寄付は、寄付金控除などの税制優遇の対象となり、 確定申告を行うことで税金が還付されます。詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
https://www.japanheart.org/donate/receipt/

■本件に関する取材のお問い合わせ
特定非営利活動法人ジャパンハート
広報担当:高橋 電話:03-6240-1564
メール:publicity@japanheart.org
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