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長崎大学感染症共同研究拠点実験棟(BSL-4)に関西ペイントの漆喰塗料が採用

関西ペイント株式会社
自然素材・漆喰を活用した抗ウイルス技術が世界最高レベルのウイルス実験施設の感染対策の一助に!


関西ペイント株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:毛利 訓士)は、長崎大学(長崎県)が2021年7月30日に竣工した感染症共同研究拠点実験棟「BSL(バイオセーフティレベル)-4施設」の内装に当社の漆喰(しっくい)塗料が採用されたことを発表いたします。







当社では日本に古くから伝わる自然素材「漆喰(消石灰)」が持つ、抗菌・抗ウイルス・消臭などの多様な有効性に着目し、2007年に漆喰塗料の開発に成功しました。

長崎大学とは、漆喰塗料の抗ウイルス効果について、実証実験による検証を長年共同で行っており、2016年にインフルエンザをはじめ、タイプの異なる4種の病原ウイルスすべてが漆喰塗膜に接触すると感染力が低下することを確認。さらに2020年には新型コロナウイルスに対しても同塗膜に接触すると僅か5分で99.97%感染力が低減する事を確認しました。
現在も当社の漆喰塗料技術を応用した様々な商材の抗ウイルス性に関して共同研究を続けています。

この度竣工しました長崎大学のBSL-4施設は、様々な感染症から社会を守り、社会の安全・安心を確保することを目的とした実験施設で、日本国内においては2か所目となります。感染症予防法やWHOの指針などにより設定された基準の中で最も厳しい基準がBSL-4です。
長崎大学の施設においても耐震安全性の確保、「実験室バイオセーフティーマニュアル」(WHO基準)を遵守した非常に厳密な安全対策を講じておられます。
今回、BSL-4実験室回廊の壁の塗装に当社の漆喰塗料を採用していただく運びとなりました。同塗料の採用が、衛生環境の向上および実験者、地域住民の皆様の安心に少しでも貢献できればと考えております。

当社では引き続き長崎大学やその他の専門研究機関と連携し、新型コロナウイルスをはじめとする感染症への不安がない社会づくりに貢献してまいります。

■概要
採用場所:長崎大学BSL-4実験棟(長崎市坂本1-12-4長崎大学坂本キャンパス 1内)
採用製品:漆喰塗料
竣工日:2021年7月30日

<長崎大学感染症共同拠点 安田 二朗 教授 コメント>
この度、長崎大学に竣工したBSL-4施設は世界最高レベルの安全対策がとられている感染症研究施設ですが、更に多重の安全対策を講じることにより、施設内で働く教職員やキャンパス周辺の住民の皆様のより一層の安心につながると考えます。
今回、BSL-4実験室回廊の壁の塗装に、短時間で強力なウイルス不活化作用を持つ漆喰塗料を採用したことで更に安心感が高まることを期待しています。

<BSL-4施設について>
BSL-4施設は、感染力、感染した場合の重篤性等から判断して、危険性が極めて高いと考えられる感染症の病原体を最も安全に取り扱うための設備を備え、かつ最も厳重な管理運営がなされる施設です。
WHO(世界保健機関)のマニュアルにおいてリスクグループ4に分類されるエボラウイルスやラッサウイルスなどの病原体を十分な管理のもと安全に取り扱うことができ、それらに対するワクチンや診断方法、治療薬、治療方法の開発などを行うことができます。 現在、世界で24カ国・地域で、59カ所以上が設置されています(長崎大学HPより)。

<参考>関西ペイントと長崎大学との共同研究

● インフルエンザなど4種類のウイルスに対する効果を実証(2016年)

当社から研究員を長崎大学に派遣し、漆喰塗料による抗ウイルス効果の検証を行いました。その結果インフルエンザをはじめ、人の脅威となる4大ウイルスすべてに対して有効であるという結果が得られました。

4種のウイルスタイプで実験



漆喰塗料に触れることで、ウイルスの99%以上が不活化


使用製品 塗料塗料、シックイPETシート(1次加工製品)
実施年月 2015年10月-2016年3月
実施場所 長崎大学熱帯医学研究所
実施協力 同、安田二朗教授

● 新型コロナウイルスに対する効果を実証(2020年)
漆喰塗料が新型コロナウイルスに対しても効果があるかどうかを確認するために実証実験を実施。その結果、当社の製品は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して5分で不活化することが判明しました。
*実験室での評価であり、商品や実使用環境での効果を示すものではありません。
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