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オレキシン受容体作動薬プログラムを基盤とするMedicxi社(同社最大投資額40百万ユーロ)との提携に関するお知らせ

そーせいグループ株式会社
オレキシン受容体作動薬プログラムを基盤とするMedicxi社(同社最大投資額40百万ユーロ)との提携に関するお知らせ


当社は、重要なアセットに特化した企業の資金提供を専門とするベンチャーファンドであるMedicxi社と、ストラクチャードファイナンス契約を締結[1]しましたので、お知らせいたします。当契約により、Gタンパク質共役型受容体であるオレキシン受容体OX1およびOX2のポジティブモジュレーターを基礎とする神経系疾患に対する新規治療法の開発を目指すOrexia Limited(以下、「Orexia社」)およびInexia Limited(以下、「Inexia社」)の独立系二社が設立されます。Medicxi社は、両社に対し合計で最大40百万ユーロの投資を行います。


本契約の条件に基づき、Orexia社とInexia社は、当社によって設計および開発されたデュアルOX1/OX2作動薬を含む一連のオレキシン受容体OX1およびOX2のポジティブモジュレーターおよび類縁薬に対して我々が所有する一部特許の所有権およびノウハウ・開発力活用等の権利を取得することになります。Orexia社は経口薬の開発、Inexia社はOptinose社のExhalation Delivery Systemを活用した鼻腔内投与薬の開発に重点的に取り組みます。当社は両社の株式を保有し、研究開発に対する支払い、および事前に設定された開発マイルストンの達成時に追加的に支払いを受領します。


神経系疾患分野での幅広い経験を含む、当社のプラットフォーム技術、創薬および開発における専門性を活用することで、Medicxi社の支援による本資金提供により、経口または鼻腔内投与のためのリード化合物のさらなる開発を推し進め、臨床開発ステージ、さらにはPOCへの移行が期待できます。ターゲットとなる具体的な適応症はプログラムが進展する中で決定され、希少な睡眠障害であるナルコレプシーが含まれます。


オレキシンは、行動覚醒、覚醒状態および睡眠の重要な調節要素です。オレキシン産生ニューロンの脱落が、ナルコレプシーを含む複数の神経学的疾患に深く関連していることが明らかになっています。本適応症では、オレキシン受容体は正常であり機能も失っておらず、治療可能性を示しています。


ナルコレプシーの主な対象とされる症状は、覚醒・睡眠の状態が頻繁に移り変わることや覚醒状態を維持できないことを特徴とします。ナルコレプシー患者は、時間に関係なく睡眠発作として現れる日中の過剰な眠気(EDS)が生じるだけでなく、突然の消耗的かつ一時的な筋緊張の低下による脱力発作をしばしば発症します。


ライフサイエンスに特化したベンチャーキャピタルにおける経歴を有し、Medicxi社に代わって本契約の取りまとめを支援したマリオ・アルベルト・アッカルディ博士は、Orexia社およびとInexia社の共同創立者としてCEOに就任するとともに、両社の取締会メンバーとなります。両社取締役会のもう一人のメンバーには、Medicxi社のパートナーあるフランチェスコ・デ・ルベルティス氏が就任します。両社は、当社の経験豊富な創薬チームの活用とともに、オレキシン分野の一流の専門家グループからの貢献も得て、外部委託による医薬品開発プログラムを実行します。両社は、Medicxi社のアセット特化企業の実質的モデルに倣い、最小限のインフラストラクチャを活用して、それによって資本効率を向上させていきます。


Medicxi社のパートナーであるフランチェスコ・デ・ルベルティス氏は次のように述べています。「オレキシン受容体作動薬は、明らかに未だ開発が達成されていない臨床需要がある、大変有効な治療ターゲットです。我々はSosei Heptaresと提携し、このような高い価値を持つポテンシャルのあるアセットを創製・開発できることを楽しみにしています。」


当社執行役副社長チーフR&Dオフィサーであるマルコム・ウィアーは次のように述べています。「重要なアセットに特化した企業に投資するというMedicxi社が先鞭をつけたアプローチは、目立たない新規アセットを開発し大きな価値を創造するために、大変な成功を収めていることが証明されており、当社が継続中の活動および知財をこれら特別目的会社二社に、シームレスに移転させることができます。オレキシン作動薬プログラムには大きな期待が寄せられており、この集中的な資金提供、およびHeptaresが重要な株式保有を行う本体制を通じ、大幅にこのプログラムを進捗させることができると確信しています。」


Orexia社およびInexia社の詳細につきましては、両社ウェブサイトwww.orexiatherapeutics.comおよびwww.inexiatherapeutics.comをご覧ください。

以上


Sosei Heptaresについて

当社グループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR(R)技術並びに構造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発にフォーカスした、国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは提携あるいは自社開発により中枢神経系疾患、がん、代謝疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。現在進行中の開発プログラムには、Allergan社との提携によるアルツハイマー病の対症療法を目的とした候補薬や、AstraZeneca社との提携によるがん治療を目的としたがん免疫療法の開発も含まれています。その他に、これまでNovartis社、Pfizer社、第一三共株式会社、ペプチドリーム社、Kymab社、MorphoSys社等と提携しています。日本に本社を置き、英国およびスイスに研究開発施設を有しています。


「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社のコーポレートブランドです(証券コード4565)。


詳しくは、ホームページhttps://www.soseiheptares.com/?ctry=jpをご覧ください。

LinkedIn: @soseiheptaresco
Twitter: @soseiheptaresco
Facebook: @soseiheptaresco
YouTube: @soseiheptaresco


Medicxi社について

Medicxi社はロンドン、ジュネーブおよびジャージーに拠点を置いています。同社のミッションは、ヘルスケアの連続体全体にわたって投資することです。 同社は、Index Ventures社の旧ライフサイエンスチームによって設立され、同社のレガシー・ライフサイエンス・ポートフォリオを引き続き管理しています。Medicxi社は、Medicxi Ventures 1(MV1)とMedicxi Growth 1(MG1)の2つの新しいファンドを立ち上げており、それぞれ初期段階と後期段階のライフサイエンス企業に重点投資しています。


世界最大の製薬会社のうちの三社であるGSK社、Johnson & Johnson社およびNovartis社は、Medicxi社とAlphabet社傘下企業のVerily社を支援しています。これらの企業は、Medicxi社のファンドのScientific Advisory Board(SAB)に参加している一方、ポートフォリオ企業に対するいかなる優先権も付与されていません。


Medicxi社のチームは20年以上にわたりライフサイエンス企業に投資しており、Genmab社(NASDAQ コペンハーゲン:GEN)、PanGenetics社(AbbVie社へ売却)、Micromet社(Amgen社へ売却)、Molecular Partners社(SWX:MOLN)、XO1社(Janssen社へ売却)、Minerva Neurosciences社(NASDAQ:NERV)、Padlock Therapeutics社(Bristol-Myers Squibb社へ売却)およびImpact Biomedicines社(Celgene社へ売却)などの多くの成功企業を支援しています。


詳細につきましてはwww.medicxi.comをご覧ください。


Optinose社について

Optinose社(NASDAQ:OPTN)は、耳鼻咽喉科(ENT)およびアレルギー専門医による治療を受けている患者さまのニーズにお応えすることに注力している世界的な専門製薬会社です。Optinose社のExhalation Delivery System(EDS)技術の革新的な作用機序により、鼻腔内の上部および深部に広範囲に均一にドラッグデリバリーを行うことを可能にし、粘膜表面を、局所、全身、および中枢神経系疾患治療のための可能性のあるターゲットとして活用するように設計されています。詳細につきましてはwww.optinose.comをご覧ください。
[1] 英国の当社100%子会社Heptares Therapeutics Limited(以下、「Heptares社」)が契約主体

[2] Heptares社が所有

[3] Heptares社が株式および権利を保有
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