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新型コロナワクチンについての意識調査

株式会社エムティーアイ
~妊娠希望や妊娠中の女性が必要としている情報とは?~

 (株)エムティーアイが運営する、ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』では、定期的にサービス内でさまざまな意識調査を行っています。  多くのユーザーから回答が寄せられ、生理やカラダに関する内容をはじめ、ほかでは聞けない女性の悩みや本音が明らかになっています。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続くなか、発症を予防し、重症化も防ぐ効果がある新型コロナワクチンの接種も進んでいます。一方で、接種後に接種部位の痛みや頭痛・倦怠感、筋肉痛など副反応の症状が報告されており、胎児や妊娠に影響があるのではといった不安を抱えている女性もいるようです。  ルナルナ通信Vol.48では、「新型コロナワクチンについての意識調査」をお届けします。今回の調査では2万人以上の女性が回答し、関心の高さがうかがえる内容となりました。ルナルナユーザーを、今後の妊娠を希望・予定していない人(以下、妊娠の希望・予定なし)、妊娠を希望している人(以下、妊娠希望)、妊娠中の人(以下、妊娠中)のグループに分け、不安に思っていることや必要な情報などについて、その本音を聞いてみました。


 また、ユーザーからの回答に対して、愛媛大学医学部附属病院長、日本産科婦人科学会周産期委員会委員長 杉山 隆先生よりコメントをいただいていますので、参考にしてみてください。
調査実施時期:2021年7月28日(水)~8月2日(月)  
調査方法および人数:『ルナルナ』、『ルナルナ 体温ノート』、『ルナルナ ベビー』にて調査 
10代~50代の女性:22,236名(妊娠の希望・予定なし:7,441名、妊娠希望:10,358名、妊娠中: 3,811名)


未接種の人も半数以上が接種を希望。妊娠中の女性は迷っている人が多い割合に

Q. あなたのワクチン接種状況について教えてください。

 初めに、自身の新型コロナワクチンの接種状況について聞いてみました。今回のアンケートに回答したルナルナユーザー全体では、「1回目の接種のみ」18.1%、「2回目まで完了した」23.5%、「接種していない」58.4%となりました。
 ワクチンの接種は高齢者や基礎疾患がある人、医療従事者などを優先に実施していることもあり、接種済み(1回目のみも含む)の人は半数弱となりました。妊娠中の人に絞ってみると、接種済み(1回目のみも含む)の人は2割弱となっています。

Q. 今後接種する予定はありますか。


 では、「接種していない」と回答した人に、今後の接種予定について聞いてみると、全体では「予約済みで接種する予定」18.2%、「予約はまだだが接種する予定」38.0%となり、半数以上の人が接種を希望していることが分かります。一方で、「迷っている」26.8%、「接種しない予定」17.0%となりました。こちらも妊娠中の人に絞ると、接種予定の人が半数を下回り、「迷っている」(33.8%)と「接種しない予定」(28.2%)が全体と比べても高くなっています。
 妊娠中の接種については、日本産科婦人科学会などから妊娠の時期にかかわらず接種を推奨することが発表※1されていますので、最新情報も確認して検討してほしいと思います。

重症化などあらゆるリスクや自身の立場を考慮して、ワクチン接種を決めている人が多く


Q. 接種した・接種する予定と回答された方に伺います。接種を決めた理由に近いものを全てお選びください。複数回答)
 続いて、「接種した・接種する予定」と回答した人に、接種を決めた理由を、妊娠の希望・予定なし、妊娠希望、妊娠中と自身の状況に合わせたグループに分けて聞いてみました。3つのグループとも、1位「自身が感染するリスクを下げられるから」、2位「自身が重症化リスクを下げられるから」、3位「周りの人にうつすリスクを下げられるから」となりました。妊娠中のグループは5位に「安心して妊婦健診・乳児検診に通いたいから」がランクインしています。
 厚生労働省によると、新型コロナワクチンは、発症を予防し、重症化も防ぐ効果があります。感染を予防する効果については、いずれのワクチンも承認前の臨床試験では確認されておらず、時間の経過や接種者数の増加に伴い、研究が進んでいるそうです。ワクチンの発症予防効果は100%ではないため、接種後もマスクの着用や手洗いうがいなどの感染対策を継続することが重要ですね。
 また、妊娠の希望・予定なし、妊娠希望の自由回答には、「医療従事者のため」「子どもがいるから」「基礎疾患のある家族がいるから」といった声が目立ち、妊娠中の自由回答には「産まれてくる子に抗体を持たせられるから」といった声が多く挙がりました。

【杉山先生コメント】
 皆さんの回答を拝見しますと、とても理解度が高いと思いました。なぜなら、発症予防や重症化予防、家族内感染の低下はとても重要ですし、妊婦さんの場合、特に妊娠後期(8か月以降、妊娠28週以降)の感染では、わずかに重症化しやすいことが知られているからです。また、基礎疾患を持っておられる方は、重症化リスクが高くなりますので、ワクチン接種が望ましいです。さらに、ワクチン接種を受けることにより抗体が胎盤を通過し、胎児に移行するので、産後にお子さまを感染から守る効果が期待されます。ぜひともワクチン接種を積極的に検討してください。



Q. 接種を決めた際に、不安だった・悩んだことはなんですか?あなたが感じたものを全てお選びください。(複数選択)

 では、接種を決めた際に、どのようなことが不安だったのでしょうか。妊娠の希望・予定なし、妊娠希望のグループは同じ項目が上位に来ており、1位「接種後数日間の副反応がでること」、2位「ワクチンの安全性」、3位「副反応により仕事や生活に支障が出ること」でした。また、妊娠希望のグループは4位に「ワクチン接種の妊娠への影響」(40.9%)がランクインしています。妊娠の希望・予定なし、妊娠希望の自由回答では、子育て中の人も多くいるようで「授乳中のため、子どもへの影響」といった声が多く挙がりました。
 一方で、妊娠中のグループで最も多かった回答は「妊娠中のワクチン接種による胎児への影響・安全性」(75.5%)となりました。

【杉山先生コメント】
 副反応として、痛み(注射部位や頭痛など)や発熱の頻度が高いです。ただし、妊娠中であっても鎮痛解熱剤であるアセトアミノフェン(カロナール(R))は安全ですので、服用いただいて結構です。その他の解熱鎮痛剤は妊娠中に服用を避けたほうがいいものもありますので、かかりつけ医にご相談ください。また、接種直後から数時間以内に生じうるアナフィラキシーショックや迷走神経反射などについては、現場の医療者が対応します。
 現時点で妊娠に悪影響を与えるような報告はありません。また、妊活中の方や不妊治療中、不妊治療予定の方においては、ワクチン接種が不妊と関連することはありませんので、ご安心ください。 

ワクチン接種による胎児や授乳による子ども影響を心配する声


Q. 迷っている・接種しない予定と回答された方に伺います。ご自身の気持ちや接種しない理由に近いものを全てお選びください。(複数選択)
 次に、迷っている・接種をしない予定と回答した人にも、妊娠の希望・予定なし、妊娠希望、妊娠中と自身の状況に合わせたグループに分けて、その理由を聞いてみました。
 妊娠の希望・予定なし、妊娠希望は、「副反応が怖いから」「ワクチンの安全性が心配だから」「もう少し様子を見たいから」が、順位は多少異なりますが、上位3つとなっています。自由回答では接種を決めた人が不安だったことと同じように「授乳中で子どもへの影響が心配」といった声が多く挙がりました。また、「妊活中だから」「アレルギーがあるから」「治験中のため」といった声も目立ちました。
 一方で、妊娠中の人は「胎児への影響が心配だから」「妊婦への影響が心配だから」「ワクチンの安全性が心配だから」が上位3つとなりました。自由回答では、「妊婦が接種した情報が少な過ぎる」といった、妊婦が接種した際の情報が分からないという声や、「副反応で高熱が出る可能性があるため」といった、副反応が出ても薬が飲めないなど、対処ができないことに対して不安を感じているようです。
 妊娠の希望・予定なし、妊娠希望の人からも多く挙がっていた、「授乳への影響」を心配する声も目立ちましたが、実際に新型コロナワクチンは胎児や授乳による子どもへの影響があるのでしょうか?

【杉山先生コメント】
 特に妊娠後期(8カ月以降、妊娠28週以降)の感染では、非妊婦さんに比べわずかに重症化する可能性が高いことや早産率が高くなることが報告されています。一方、現時点で新型コロナワクチン接種が胎児に悪い影響を与えることは報告されていませんし、新生児に悪影響を及ぼすことも知られていません。ただし、長期的な子どもへの影響については不明です。
 また、ワクチン接種によるお母さんの抗体が胎盤を通して胎児に移行し、お子さまを守ることから、メリットがデメリットを上回るので、ワクチン接種が勧められています。
 妊活中の方や不妊治療中や不妊治療予定の方においては、ワクチン接種が不妊と関連することはありませんので、ご安心ください。 


最も知りたい情報ワクチンの安全性妊娠や胎児への影響など情報が足りないという声も


Q. 今後、新型コロナウィルスのワクチンについて、どんな情報が欲しいですか?(複数選択)


 最後に、新型コロナワクチンについてどのような情報が欲しいかを聞いてみました。
 妊娠の希望・予定なしの人は、1位「ワクチンの安全性」71.0%、2位「ワクチンの効果」61.3%、3位「副反応」57.2%でした。
 妊娠希望の人は、1位「「ワクチンの安全性」70.6%、2位「妊娠に対する影響」56.1%、3位「ワクチンの効果」 55.1%でした。
 妊娠中の人は、1位「妊娠に対する影響」77.7%、2位「ワクチンの安全性」71.4%、3位「ワクチンの効果」43.4%でした。

また、自由回答にも多くの意見が寄せられましたので、その一部を紹介します。

妊娠の希望・予定なし
★ワクチンの感染予防効果はどの程度あるのか。今後のワクチンの定期接種は必要か
★子どもへの接種はどうなのか、気になります。接種後何年かした後の体への影響とか
★子どもへの接種を迷っています。女の子で、まだ中学生。どんな影響が出るのか、不安です
★ワクチン開始してから1年も経過していないので誰もがわからない事だらけですが副反応の事などは隠さず全て伝えて欲しいです
★全体的に情報量が少な過ぎて、現段階でのワクチン後の副反応を年代別・男女の差なりを教えてもらいたい

妊娠希望】
★妊活に対する影響など具体的な情報が知りたい
★妊活中のため、妊娠初期はしない方がいいのか否か明確でないのが不安
★将来子どもを産みたいと考えているので何かしらの影響は出ないのかと不安に思う
★今のところは妊娠・胎児・産まれた子に影響はないと言われていますが、数年後の事などは誰にも分からないので、本当に影響がないのかは不安です
★高熱はどの程度妊活に影響あるのか(特に男性)
★妊娠、胎児への影響について現在研究で分かっていることを知りたいです

妊娠中
★妊娠中に接種した時、胎児に対する長期的な影響についてのデータが知りたい
★妊娠中、解熱剤が使用できないが、副反応(高熱)が出た際の過ごし方、緩和の仕方について知りたい
★妊婦に対する情報が少ない もっとケアして欲しい
★妊婦の接種を推奨しているが、12歳以下のワクチン接種がまだ承認されていない中で胎児はOKな理由が調べても分からないため知りたい
★母体への影響や胎児への影響、いろんな憶測が飛び交っているので、きちんとした詳細の論文等を明記してもらいたいです


愛媛大学医学部附属病院長、日本産科婦人科学会周産期委員会委員長 杉山 先生からのコメント≫
 妊婦さんへのワクチン接種は妊娠中のどの時期でも安心して受けることができます。論文も示されています。さらに妊娠中・授乳中の接種は抗体が子どもに移行するため、子どもにとっても有益です。もちろん、妊活中の方にも接種は勧められます。ワクチンそのものは胎盤を通過しないと考えられています。妊娠中に接種を受けた際の子どもに対する長期的な影響に関しては、現時点では不明です。
 副反応に関しては、鎮痛解熱剤として妊娠中にアセトアミノフェン(カロナール(R))を使用できます。その他の解熱鎮痛剤は妊娠中に服用を避けた方がよいものがありますので、かかりつけ医に相談ください。発熱の際は水分を十分に摂取ください。
 また、妊婦さんの感染の約80%がご主人やパートナーからの感染です。ぜひともご主人やパートナーの方にも積極的に接種を検討いただくよう、お願いいたします。
 なお、新型コロナワクチンに関する不妊治療や妊産婦などへの影響については、厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」や、日本産科婦人科学会等の発表などをぜひ参考にしてください。

 『ルナルナ』は今後も、新型コロナウイルス感染症と女性のココロとカラダに関する情報発信を実施するとともに、「FEMCATION(フェムケーション)※2」を通じて、年齢や性別を問わず誰もが、女性のカラダやココロについて正しく学べる機会を創出し、あらゆる女性たちが、より生きやすく、暮らしやすく、働きやすい社会の実現の一助となることを目指します。

※参考:厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」(https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/
※1:日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会・日本産婦人科感染症学会 「妊産婦のみなさまへ―新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(第 2 報)―」(http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210814_COVID19_02.pdf
※2:「FEMCATION」(商標登録出願中)は、FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語です。



サイト名:ルナルナ(R)
概要:ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス
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