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DSM、人々、地球、生活の健康的な未来に向け、食料システムへのコミットメントを発表

DSM株式会社
パーパス (目的・使命)ドリブンの事業を推進するグローバル・サイエンス企業Royal DSMは、差し迫った社会・環境課題に対処すべく、2030年までに私たちがどのように食料を生産し、消費すべきなのかといった問題に関連する、数値目標を含むコミットメントを発表しました。DSMは、消費者製品向け原料分野において、測定可能な食料システムへのコミットメントを通じて、社会への影響を明確に示した企業の最初の例となりました。今回発表したコミットメントは、DSMがビジネスパートナーの皆さまと一緒に、最大限にポジティブな影響を与えることができると考える3つの分野、すなわち「人々の健康」、「地球の健康」、「健康的な生活」のに関連するものです。


DSMは、(バイオ)サイエンスに基づくイノベーションへの投資、幅広いパートナーシップ、そしてアドボカシー活動を通じ、プラネタリーバウンダリー(地球の限界)内で、入手しやすく、手ごろな価格、かつ健康的な栄養と、健康的な生活の実現のための変革を目指しています。2030年に向けた、DSMの食料システム関連の戦略的コミットメントは下記の通りです。

人々(People)


脆弱な状況におかれた8億人の微量栄養素不足の解消を実現する
5億人の人々の免疫力を支える


地球(Planet)


農場における家畜からの排出を2桁低減
栄養価が高く、サステナブルな植物由来のタンパク質食品を1億5千万人に届ける


生活(Livelifoods)


パートナーの皆さまと協力して、バリューチェーン全体で50万人の小規模農業者の生活を支援


これらのコミットメントは、国連の持続可能な開発目標2、3、12、13をサポートします。DSMは、今回の新コミットメントを含めた環境や社会への影響に関して、継続的な改善を行っており、活動の進捗状況については毎年統合報告書(アニュアルレポート)において報告していきます。

Co-CEOsであるGeraldine MatchettとDimitri de Vreezeは次のようにコメントしています。
「私たちが、どのように社会として食料を生産し、そして消費するかは、気候変動、栄養不良、貧困など、地球規模の大きな課題に直結します。
この課題を解決するためには、農場から食卓までの食料システム全体を見直す必要があります。パーパス(目的・使命)ドリブンの、健康・栄養・バイオサイエンスにおけるグローバル・サイエンスリーダーとして、DSMは自らの役割を果たし、リソースと専門知識を活用し、例えば、栄養強化ソリューションや、農場における家畜の排出低に向けた飼料ソリューションなどの提供により、ポジティブな変化を生み出してきました。この度発表した、野心的なコミットメントを通して、DSMは、社会的インパクトを明示、かつ測定可能なものにし、次のステップに進んでいきます。官民パートナーの皆さまとともに、この活動を強化し、地球という限られた資源の中で、入手可能で手頃な価格の健康的な栄養と、健康的な生活を実現していきたいと思います。」


人々の健康
2020年に、十分な栄養を得ることができない人の数は、24億人に増加しました。これは、世界人口の約3分の1にあたります(国連食糧農業機関)。フードバンクの利用が増えていることからもわかるように、食料貧困は世界の富裕国の多くでも問題になっています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行で改めて明確になった通り、身体の免疫機能を支える上で、バランスのとれた栄養が重要な役割を果たす一方、20億人がビタミンやミネラル不足に悩んでいると推定されています。

DSMは2030年までに8億人の微量栄養素不足の解消に貢献します。栄養不良に対処するため手法として、費用対効果が高く実績も豊富な、栄養強化した主食や健康補助食品の提供を通じて、消費者が自ら健康的な食生活を送ることができるように貢献します。DSMは 世界食糧計画(WFP)、ユニセフ(UNICEF)、ワールド・ビジョン、Scaling Up Nutrition Movementなどのセクターを超えたパートナーの皆さまと協業します。
DSMは2030年までに5億人の免疫力サポートに貢献します。栄養学に根ざした栄養成分のマーケットリーダーとして、DSMは、必須ビタミンやミネラルなどの成分を、高機能栄養補助食品を通じて世界中の消費者に届けるべく注力します。DSMは、健康的な食生活を推進するとともに、数ヶ月ではなく数週間のうちに体内のビタミンD濃度を高めることができるampli-D(R)のようなイノベーティブなソリューションを開発し、上市していきます。


地球の健康
食料システムと気候危機は本質的に関連しています。食料生産と消費は、地球の全温室効果ガス排出量の4分の1以上を占める原因となっている一方で(2019年度版IPCCレポート)、気候変動による地球の自然生態系破壊の影響を真っ先に受けます。増え続ける世界人口の栄養ニーズを満たすためには、乳製品、魚、肉、卵などの主要動物性タンパク質の生産方法をサステナブルな方法に切り替えるだけでなく、植物由来の代替品の拡大が必要です。

DSMは2030年までに農場における家畜からの排出を2桁低減することをコミット。具体的には、 下記の通りです。

o 乳製品の生産における温室効果ガス排出量20%削減を実現
o 養豚におけるアンモニア排出量30%削減を実現
o 養鶏におけるリン排出量30%削減を実現。
DSMは、動物が毎日食べる飼料に変革を起こし、農場からの排出の大幅な削減に貢献します。例えば、DSMの飼料添加剤Bovaer(R)を牛1頭に対して1日に小さじ1/4杯与えるだけで、腸内メタン排出量を着実に約30%削減し、牛乳1キロあたりの温室効果ガス排出量を10~12%削減できます。

DSMは、2030年までに1億5千万人に栄養価の高いサステナブルな植物性タンパク質食品を提供します。これに伴い、DSMが植物性タンパクソリューションを提供できる人口は現在の2倍以上になります。DSMは、おいしく、栄養価が高く、サステナブルに生産ができる、植物由来の肉、魚、乳代替食品や飲料ソリューションのイノベーションを加速していきます。例えば、植物性飲料の味、質感、口当たりを良くするソリューションや、肉や乳製品の代替品から一般的な飲料までの幅広いビーガン・ベジタリアン向け製品を改善できる、キャノーラ由来タンパク質の量産化投資等も行っています。


健康的な生活
食品サプライチェーンで働く多くの人々 – 農業従事者、販売者、工場労働者など - は、健康的な食品を買う余裕もなければ、入手することも困難な状態に置かれています。世界の約10億人の農業従事者のうち、4億9,200万人以上の人々が極度の貧困状態に置かれています。こういった人々には、基本的な生活ニーズを満たすことのできる、フェアで安定した収入が必要です。

パートナーの皆さまと協力し、DSMは 2030年までにバリューチェーン全体で50万人の小規模農業従事者の生活をサポートします。コミットメント実現に向けた第一歩として、DSMはジョイントベンチャーパートナーを通じて、自社のバリューチェーンに入っている農業従事者の所得向上を支援しています。DSMはこのイノベーティブなソーシャルビジネスモデルであるAfrica Improved Foods社(AIF)の活動を拡大していきます。ルワンダを拠点とするこの官民パートナーシップは、地域社会のために、そして地域社会とともに、栄養価が高く手頃な価格の栄養強化食品を生産しています。現在では、約13万の小規模農場からさまざまな穀物を調達し、彼らがより安定した収入が得られるようにするとともに、生産量の向上や気候変動に強い農業の実現に向けた研修なども提供しています。DSMは、このプログラムをサハラ以南のアフリカ地域にも拡大することで、対象となる農業従事者の数を4倍とし、平等、地域経済の発展、雇用の創出に貢献したいと考えています。


詳細情報は、Webサイトでもご覧いただけます。

DSMはサイエンスベースドターゲット(SBT)温室効果ガス排出削減目標を最近上方修正しましたが、上記のコミットメントにより、パーパス(目的・使命)ドリブンの事業ポートフォリオとハイレベルのESGパフォーマンスをさらに強化していきます。DSMはCDP気候リーダーであり、気候変動情報開示に関してAスコアを獲得しています。さらに、業界のトップ1%が受賞するEcoVadis社のプラチナ・サステナビリティ・メダルを取得。Sustainalyticsではトップの座を獲得、MSCIからAAA評価、ISS-OekomでPrime Statusを獲得、ムーディーズのVigeo Eirisのランキングでもトップの座を獲得しています。
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