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日本医科大学×ピクシーダストテクノロジーズ×Dクリニック 3者共同研究 非接触振動圧刺激により、髪がより早く・多く生える研究結果を公開

Dクリニック メンズ
~ 薄毛治療専門を中心に21年間展開するDクリニック~「男性型脱毛症患者を対象とした非接触集束超音波照射によるミノキシジル外用薬の発毛効果を高める可能性の検討」

頭髪治療専門のクリニックであるDクリニックは、日本医科大学形成外科とピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:千代田区、代表取締役:落合陽一、村上泰一郎)との共同研究を通じて、集束超音波照射による非接触振動圧刺激には、ミノキシジルの発毛効果を早めること、さらに長期的に治療を行うことで発毛効果を高める可能性があることを立証いたしました。



〈共同研究に至った経緯〉
日本のみならず世界の毛髪研究者たちは投薬治療や植毛手術以外に多能性幹細胞を使った毛髪を再生する治療法やLEDおよび低出力レーザー照射など、新しい発毛治療を探索しています。
Dクリニックでは男性型脱毛症(以下、AGA)治療薬として種々の薬剤を使用していますが、その中でも発毛効果を有する「ミノキシジル」を処方しています。しかし投薬治療には治療開始から効果を実感できるまでにはある程度の期間(4~6ヶ月程度)を要すること、AGAの進行が後期ステージまで進行してしまった場合には治療効果に限界があるという課題がありました。

その課題に対する独自の療法を生み出すため、2012年からメカノバイオロジー領域の研究を先進的に行っている日本医科大学形成外科教室と共同研究をスタートいたしました。その研究のアプローチは頭皮に適度な力学的刺激を与え、休止期から成長期への移行に関わるシグナル因子の発現を誘導するメカノバイオロジー※1によるものです。

またこの研究と並行して、同教室所属の高田弘弥准教授と独自の波動制御技術を有するピクシーダストテクノロジーズ株式会社(代表取締役:落合陽一、村上泰一郎)の共同研究プロジェクトが進められていました。これは同社が開発した超音波デバイスを用いて非接触で振動圧刺激を与えることにより創傷治癒が促進されるというものです。
これらの研究が同時期に進行していたことから、3者共同の毛髪研究が始まりました。

※1 メカノバイオロジーとは、細胞の内外で生じる力が細胞や組織の活動にどのように影響を及ぼすかを研究する学問。
波動制御技術の応用例:超音波を用いた焦点スピーカー
非接触振動圧刺激を照射する様子
〈研究※2の概要〉
男性型脱毛症(以下、AGA)を発症した男性19名(平均年齢49±7.0歳)を対象に頭頂部の左右に径2cmの非接触振動圧刺激を与える超音波照射部位と非照射部位を設定し、両部位に毎日2回、5%ミノキシジル外用薬を塗布しました。さらに左右どちらか片方の観察部位に非接触振動圧刺激を与える超音波を毎週1回20分間照射しました。試験開始時、12週目および24週目に照射部位と非照射部位で剃毛を行い、剃毛直後と剃毛3日後の画像から毛髪自動解析装置(TrichoScan(R))を用いて毛密度、非軟毛密度、成長期毛割合、休止期毛割合、毛径、毛の伸長速度を測定し、発毛効果を評価しました。

その結果、AGAの男性において非接触振動圧刺激を与える超音波の照射とミノキシジル塗布の併用は、12週および24週で毛密度の増加、非軟毛の密度の増加を認め、12週で成長期毛割合の増加、休止期毛割合の低下を認めました。よって非接触振動圧刺激には、ミノキシジルの発毛効果を早めること、さらに長期的に治療を行うことで発毛効果を高める可能性があることを確認しました。

※2 特定臨床研究(jRCTs031200394):男性型脱毛症患者を対象とした非接触集束超音波照射によるミノキシジル外用薬の発毛効果を高める可能性の検討





日本医科大学 形成外科教室について
日本医科大学形成外科学教室は、わが国でも屈指の伝統を誇る診療科です。熱傷や外傷の治療、ケロイドや肥厚性瘢痕、瘢痕拘縮などの診療のみならず、組織工学・再生医学・メカノバイオロジー領域の研究活動が盛んで、その成果は内外で高く評価されています。今回の研究では特定臨床研究にたどり着くまでの基礎研究、動物実験における多くのデータを生み出しました。
https://www.nms-prs.com/index.html

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズは、Digitally Rebalanced——世界をデジタル技術の観点から俯瞰し、新たな均衡点へ導く原動力となることを目指す大学発ベンチャーです。デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース技術を研究開発し、連続的に社会実装していくことで、その実現に寄与します。筑波大学及び東北大学との共同研究においては、新株予約権を梃子として大学で生まれる知的財産を企業に包括的に譲渡するという、新たな産学連携スキームを構築しています。今後も産学連携やオープンイノベーションを通じ、新たなインターフェース技術の社会実装を行っていきます。
https://pixiedusttech.com/

Dクリニックについて
東京・名古屋・大阪・福岡・札幌で頭髪治療において、255万人の治療実績を有する※6つの専門クリニックです。NPO法人F.M.L.にて最新医療の研究をもとに、同一の治療プロトコルを共有しています。皮膚科、形成外科、メンタルヘルス(精神神経科)等の各分野の専門医が連携し、AGA(男性型脱毛症)や女性の脱毛症をはじめとする男女の頭髪の悩みを解決するために、最新の医学情報を共有しながら、研究を重ね、治療に活かし、患者様一人ひとりに最適な治療を施す総合頭髪治療を提供しています。※1999年7月~2020年12月の延べ患者数
https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/
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