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投手の肘を守るウェアラブルデバイス「motus BASEBALL」が、第15回和田毅杯少年野球大会にて、国内初となる測定会を実施。肘の負荷データを活用した選手管理と指導方法の普及を目指す!

株式会社オンサイドワールド
株式会社オンサイドワールド(大阪府泉佐野市、代表取締役 舩井祐次)は、2019年8月6日より発売を開始した、投手の肘のケガ予防と投球パフォーマンスの向上のためのウェアラブルデバイス「motus BASEBALL(モータス ベースボール)」の測定会を国内の野球大会で初めて実施いたしました。




■motus BASEBALLとは?

 motus BASEBALLは投手がセンサーを搭載したスリーブを肘に着用し、投球することで、投球動作の数値やトレーニング量、肘のストレス値データを蓄積。これまで指導者や選手は、経験と感覚に基づいて投球を管理する他なかったフィールドに、データという客観的な判断指標を提供します。数年にわたって取得された膨大なデータの機械学習によって、投球パフォーマンス改善や肘の故障の予防など、今後のトレーニングを一新するウェアラブルデバイスです。


<参考>
・過去のプレスリリース
メジャー15球団が導入する野球業界注目のウェアラブルデバイス「motus BASEBALL(モータス ベースボール)」が、遂に日本でも発売決定!投手の投球過多の回避と肘故障リスク低下に期待!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000047303.html

・公式サイト
https://onsideworld.com/motus/

・製品カタログ
https://prtimes.jp/a/?f=d47303-20191224-9366.pdf


■初となる測定会を「和田毅杯少年野球大会」にて実施

<測定会実施に至る経緯>
 和田毅選手自身がケガと向き合いながらプレーしてきた経験から、もっとジュニアの年代からケガの原因やリスク、パフォーマンスアップに関する知識に触れてほしいとの想いと、当社が展開する「ピッチャーの未来をつくるプロジェクトwith motusBASEBALL」およびmotusBASEBALLの製品特徴がマッチしたことで、当大会での計測会の実施につながりました。
 Acute(短期的)とChronic(長期的)の負荷量を比較した数値「A C Workload Ratio(ACWR)」といったワークロードを定量化したデータを元に、選手のコンディショニング管理や起用方針を行う考え方が、サッカー等の競技では徐々に広まりつつあります。野球界においては、特に投手の肘の故障をめぐる問題が長く議論されてきていますが、その問題に対する定量的な解決策になりうるのが、motus BASEBALLです。野球の現場でも、データを活用した選手指導・選手管理法に触れていただきたいという目的のもと、測定会を行いました。
測定会の様子


<和田毅杯少年野球大会について>
 島根県出身で、日米のプロ野球界で活躍する和田毅選手(現:福岡ソフトバンクホークス)の名を冠した少年野球大会。「野球を好きになってほしい」という和田選手の想いから、2005年にはじまった大会で、県内すべての地区から予選を勝ち上がった小学生16チームが出場する。優勝チームは副賞として、和田選手から福岡ドームでの野球観戦に招待される。

日程:2019年11月30日(土)、12月7日(土)、12月8日(日)
主催: 和田毅杯少年野球大会実行委員会・出雲市・NPO法人出雲スポーツ振興21
共催: 出雲市野球スポーツ少年団連絡協議会
後援: 出雲市教育委員会・出雲市スポーツ少年団
協力: 島根県軟式野球連盟出雲支部


■motus BASEBALLのデータはどのように活用できるのか?

<測定会の様子>
測定会は、子どもたちに実際にmotus BASEBALLを着用してもらい、「ライブモード」を使用して行われました。


ライブモード画面
<ライブモードで取得できる4つのデータ>


1. アームストレス(肘UCLかかる最大トルク)
2. アームスロット(リリース時の前腕と地面の角度)
3. アームスピード(RPM)
4. ショルダーローテーション(後期コッキング期の肘2nd外旋)
※アームストレス値は身長・体重によって安全領域の最大値が変動します。

各選手は、以下の方法でそれぞれ2球ずつ、投球をしてもらいました。
1球目:
全力での投球
2球目:
体の力みを無くしたリラックス状態で、しっかりフォームを作り、腕を振って投げる。
motus BASEBALLを着用しての投球場面


<計測数値から、何が読み取れるのか?>
ライブモードの取得データを記録して、2回の数値を比較

・リラックス時の方がパフォーマンスが上がる選手への指導
2回の投球データの比較から、全力投球時に比べて、リラックス時の方が、アームスピードやショルダーローテーションの数値が改善するケース
→試合本番で力むことでかえってパフォーマンスが落ちています。選手自身もリラックス状態で試合に臨むこと、また指導者もリラックス状態で登板に臨めるようなアドバイスや声掛けが、このような選手には有効です。

・力みによる不要な肘への負担を回避する
全力投球時に、パフォーマンス数値に変化が無い(あるいは悪化する)一方で、アームストレス値が高まるケース
→無駄な力みは、投球パフォーマンスの低下だけでなく、肘の故障リスクを高めます。練習時から、自分が最も高いパフォーマンスを発揮できるメンタル状態を測定数値と照らし合わせながら、確認していく練習も可能です。

・パフォーマンスが高い選手を守るための指導
ライブモードのパフォーマンス数値からも、アームスピードが既に1,000RPMを超える小学生も
→アームスピードを比較をするだけでも、有望なエース投手であることがすぐに判別できます。このような選手は、アームストレス値も高い傾向にあり、かつパフォーマンスの高さから試合での登板機会も集中しやすくなりがちです。こうした状況は、選手の故障リスクを高めるため、監督は継続的に選手のワークロードを定量的に管理しながら、選手の肘を守ることが求められます。

・変化球を改善するための指導への応用
今回の測定会ではメインにはしませんでしたが、複数の球種をライブモードで計測することも有効です。変化球による肘の角度やアームスピード等の数値差を無くし、相手バッターにバレづらいフォームの習得にも役立てることができます。


■選手の肘を守るために
 
 近年のスポーツ医学領域の研究からも、投手の肘の故障はフォームによる差異ではなく、ワークロードが原因になっていることが明らかになってきています。※1
 motus BASEBALLは、一定期間における投球の量と投球動作を構成する力学的数値、ケガとの相関性を元に、故障リスクを下げられる「A:C値1.3以下」に管理することを可能にするデバイスです。既にメジャーや日本のプロ野球球団でも導入が進んでいますが、より若い選出たちも短期的な勝利至上主義によって、その未来が奪われている実態を解消すべく※2、若年層からも日本での導入の拡大を目指していきます。

・今後も各地の野球大会での測定会を実施
 初の野球大会での測定会を通じて、選手・監督にとって非常に有意義な機会になることを感じました。今後もスポーツ業界への貢献活動の一環として、各地の野球大会での測定会を実施させていただきます。大会主催者・関係者の方で、ご希望がありましたら是非、お気軽にお問合せください。


■参考・関連記事
※1
Relationship between workload and throwing injury in varsity baseball players(野球U-18代表選手にみられる投球負荷とケガの関係性), Sameer Mehta
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1466853X19301993?via%3Dihub#abs0010

※2
トミー・ジョン手術 4割が高校生以下 野球指導者の意識改革を | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190731/k10012014821000.html
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