医療・医薬・福祉

セルファイバ、産業用機械メーカ荏原製作所との共同研究開発を開始

株式会社セルファイバ
独自の高生産培養を実現した細胞ファイバ技術を細胞産業界に普及させ、業界自体をより人々の身近なものとすべく、細胞カプセル化装置の製品化に着手。


報道関係各位

                                         《2021年11月19日》

                                         株式会社セルファイバ

セルファイバ、産業用機械メーカ荏原製作所との共同研究開発を開始

細胞量産技術開発スタートアップの株式会社セルファイバ(本社:東京都文京区、代表取締役:柳沢佑、安達亜希、以下「セルファイバ」)は、インフラ・産業用機械の設計・製造を行う株式会社荏原製作所(本社:東京都大田区、代表執行役社長:浅見正男、以下「荏原製作所」)と、細胞カプセル化装置の開発に関する共同研究開発を開始しました。本共同研究は、再生医療・細胞治療の普及にあたってハードルとなる製造技術の課題を解決しうる取り組みです。

・背景
セルファイバは2015年4月に設立された東京大学発スタートアップです。後述の「細胞ファイバ」をコア技術とし、「『細胞をつかったものづくり』で地球規模の課題解決に貢献する」をミッションに掲げています。既に細胞量産技術及び細胞カプセル化装置の試作に成功し、現在は医療をはじめとした細胞産業の普及に貢献すべく、細胞カプセル化装置の製品化に着手しています。

がんをはじめとする難病の新治療法として期待される細胞医薬品、失われた身体の機能・組織を補う再生医療等製品など、細胞を用いた最先端医療技術が注目を集めていますが、これら細胞治療に用いられる細胞は依然として手作業に依存した製造工程が主流であり、製造の合理化は喫緊の課題となっています。

セルファイバは、細胞ファイバ技術を用いて、高品質な細胞を高密度で培養する「高生産培養」を実現しました。自動培養装置との組み合わせにより、1ロットあたりの生産量を飛躍的に高めることが期待されます。

・技術の概要
細胞ファイバ技術は、髪の毛ほどの細さの中空ハイドロゲルチューブ内に細胞を封入し、培養する技術です。周囲のゲルが内部の細胞を保護しつつ過剰な凝集を防ぐため、従来培養法に比べて細胞を良好な状態で長期間維持することができます。同時に、チューブ内に閉じ込められた細胞から物質が分泌されると、その物質のみがチューブ外に放出されることから、物質生産においても有用な基盤技術といえます。

「細胞ファイバ」の顕微鏡観察像。

・共同研究について
セルファイバでは、細胞産業に関わる事業者が広く細胞ファイバ技術を利用できるよう、細胞カプセル化装置の製品化を行っています。このたび、産業用機械・装置の設計や製造において豊富な経験を有する荏原製作所との共同研究開発を開始いたしました。

・荏原製作所コメント
荏原製作所は、長期ビジョン「E-Vision2030」で掲げる「進化する豊かな生活づくり」に貢献するため、これまで培ってきたさまざまな当社の技術を活用できる新規事業の創出を目指しています。セルファイバが開発した細胞ファイバ技術と、当社の流体技術・装置設計のノウハウを組み合わせ、細胞カプセル化装置の開発を行っていきます。今後の再生医療・細胞治療の普及を目指します。

・株式会社セルファイバについて
・設立年月:2015年4月1日
・所在地:〒113-8485 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟216
・代表者:柳沢 佑、安達 亜希
・資本金:66,650,000円
・事業内容:細胞ファイバ技術を用いた、細胞大量培養ソリューションの開発
・公式サイト:https://cellfiber.jp/

・株式会社荏原製作所について
・設立年月:1912年11月
・所在地:〒144-8510 東京都大田区羽田旭町11-1
・代表者:取締役 代表執行役社長:浅見 正男
・資本金:794億円
・事業内容:インフラや産業用機械、装置の設計・製造およびサービス&サポート
・公式サイト:https://www.ebara.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)