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【令和3年度沖縄平和賞シンポジウム】クラスター支援における現場の声、語る。

認定NPO法人ジャパンハート
特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜 以下ジャパンハート)の職員が、昨日12月19日(日)に行われた「令和3年度沖縄平和賞シンポジウム」に登壇、「コロナ禍での国際医療NGOによる国内医療支援」をテーマに講演しました。


玉城デニー沖縄県知事とともに
沖縄平和賞委員会による主催のもと沖縄県立博物館・美術館 講堂で開催された本イベント。当日は、特定非営利活動法人AMDAの理事長・菅波茂氏と、ジャパンハート副事務局長兼緊急救援事業部長の高橋茉莉子がそれぞれ講演を行いました。
 高橋は、今年11月に沖縄県宜野湾市に設立された、全国初となる「新型コロナウイルス感染症・要介護濃厚接触者の隔離施設」を立ち上げています。講演では、その設立までの道のりや現状をはじめ、コロナ禍における国内医療支援の活動内容や今後の課題などを語りました。以下、内容の抜粋です。


 「医療崩壊とは何なのか。ベッドが足りない、ということを以てして医療崩壊と報道されることが多いのですが、私はそうではないと思っています。たとえベッドがあっても、酸素を投与する機械があったとしても、医療が提供できるわけではありません。多くの医療従事者が傷つき、医療現場を離れている状況が全国で増えている、これこそが医療崩壊だと考えます。『自分のせいで亡くなった』と、医療者は自分を責めるということを私はよく見てきました。吉岡秀人自身も、自分は人殺しだといっています。『多くの子どもの命を救えなかった、だから自分は人殺しなんだ』、と。
 このような中でジャパンハートができることは、医療者が患者さんに対してできるだけ最高のものを提供する環境をつくることだと思っています。コロナ病床に搬送することだけが医療ではありません。福祉施設で慣れ親しんだスタッフさんたちに囲まれて、その人らしく人生を終えることができたのであれば、それが搬送されることよりも幸せではなかったと誰が言えるでしょう。医療者が目の前の人を救うこと自体が彼ら自身の心を救い、それをサポートすることができればと思い活動しています。
 沖縄平和賞をはじめ、沖縄県とは強いご縁をいただきながら、宜野湾市に施設を開設させていただきました。沖縄などの国内支援で得た知見や縁を、海外支援に活かしていくという循環をつくっていければと思っております」


なお、ジャパンハートは2014年に、「築いてきた国内外の人々との絆は将来にわたり続くものであり、恒久平和の創造に貢献する」との評価を受け第7回沖縄平和賞を受賞。コロナ禍においては、2021年8月に沖縄県からの要請を受け、医療チームの派遣を行っています。


【(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート】https://www.japanheart.org/


「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、国内外で無償の医療活動を行う認定NPO法人。1995年に小児外科医・吉岡秀人が単身ミャンマーで活動を開始して以来、現在はカンボジアやラオスなど東南アジア諸国で、小児がん手術などの高度医療を含む治療を年間約35,000件実施しています。HIV孤児など恵まれない子供たちに、教育機会を提供する児童養育施設も運営。国内では、小児がん患者家族の外出に医療者が同行するプロジェクトや、離島・僻地への医療者派遣、災害被災地への緊急救援事業を行っています。新型コロナウイルス感染症対策として、2021年10月時点で全国89か所以上のクラスター現場に医療チーム271名を派遣したほか、全国700以上の医療・福祉機関へ200万枚のマスク等物資寄付、全国600以上の福祉施設への感染予防指導等を継続しています。国際連合UNIATF Award 2020を日本から唯一受賞。吉岡秀人は第69回菊池寛賞受賞。

■寄付金の控除について
認定NPO法人であるジャパンハートへのご寄付は、寄付金控除などの税制優遇の対象となり、 確定申告を行うことで税金が還付されます。詳細につきましては、右記URLをご確認ください。https://www.japanheart.org/donate/receipt/
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