広告・マーケティング 医療・医薬・福祉

日本人中高齢者においてカレーを長期的かつ頻繁に摂取する食習慣は良好な認知機能と関係していることを確認

株式会社クロス・マーケティンググループ
メディリード、研究に必要な調査データの取得を支援

 株式会社クロス・マーケティンググループ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:五十嵐 幹、東証一部3675、以下「クロス・マーケティンググループ」)のグループ会社である株式会社メディリード(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:亀井 晋、以下「メディリード」)は、ハウス食品グループ本社株式会社と、メディリードの顧問である東京大学 五十嵐中准教授、二松学舎大学 小久保欣哉准教授との共同研究の中で調査データ取得の支援を行い、日本人の中高齢集団においてカレーを長期的かつ頻繁に摂取する食習慣は、良好な認知機能と関係していることを確認しました。日本人対象の疫学研究では初となる結果です。


■研究の背景
 
日本の国民食とも言えるカレーには健康増進に効果があるとされる様々なスパイスが用いられており、実際にスパイス由来の抗酸化物質や抗炎症物質が多く含まれていることから、健康に良い食品と考えられます。
 今回の研究にあたりハウス食品は、カレー摂食頻度の高い高齢者で認知機能が良好に保たれていることがシンガポールの疫学研究の結果として報告されている(1)ことに注目しました。カレーの摂食は良好な認知機能と関係する可能性が考えられましたが、食べられているカレーの種類、喫食状況、人種などがシンガポールと日本では異なるため、日本人においても同様の傾向が確認されるかは不明でした。そこで今回、日本人の中高齢者を対象に、カレーの摂食状況が良好な認知機能と関係があるか、アンケート調査を用いて調べました。
 メディリードは、アンケート調査に回答するパネルおよび実査、調査から得られたデータの提供を行いました。

■研究概要
 50歳以上の一般生活者を対象に、「調査直前1年間」(短期)と「成人以降で調査1年前まで」(長期)のカレー摂食頻度について、認知機能との関係を明らかにしました(図1)。調査直前1年間のカレー摂食頻度に基づき、月2回以上を「高頻度群」、月2回未満を「低頻度群」とし、両群間で性別、年齢、Body Mass Index、Charlson Comorbidity Index(併存疾患の指数)、職業の分布が等しくなるよう層別マッチングを行い、各群1,002人ずつを対象としました。認知機能の測定には、認知症の総合的アセスメントツールであるDASC-21を用いました。DACS-21の合計点を被説明変数、カレー摂食頻度やそれ以外の生活習慣(直近3カ月間の喫煙習慣、直近1年間の運動習慣、食習慣「判定量食物摂取頻度調査票」、年収)を説明変数として多変量解析(ポワソン回帰)を行いました。



1.長期のカレー摂食頻度では、「月1回未満」を1とした場合の認知機能スコアのリスク比が「月1回」で0.834、「月2~3回」で0.754、「月4回以上(週1回以上)」で0.718と有意に低くなりました。すなわち、長期のカレー摂食頻度が高いほど、認知機能が有意に良好でした(図2)。一方で、短期のカレー摂食頻度と認知機能の間には関係が見られませんでした。

2.短期のカレー摂食頻度「高頻度群(月2回以上)」だけ、または「低頻度群(月2回未満)」だけでも同様の解析を行いました。高頻度群においても、長期の摂食頻度が「月1回未満」より「月1回」で有意に認知機能が良好であることが分かりました。一方で、低頻度群では長期のカレーの摂食頻度と認知機能との間に関係が見られませんでした。長期のカレー摂食頻度と認知機能との関係については、短期のカレーの摂食状況も重要であることが分かりました。

■まとめ
 日本人の中高齢集団において、カレーを長期的にかつ高頻度に摂食してきた習慣は良好な認知機能と関連する可能性が示唆されました。

(1) Ng TP, Chiam PC, Lee T, Chua HC, Lim L, Kua EH., Curry consumption and cognitive function in the elderly, Am J Epidemiol. 2006 Nov 1;164(9):898-906. doi: 10.1093/aje/kwj267. Epub 2006 Jul 26.,PMID: 16870699

【会社概要】
株式会社メディリード(https://www.medi-l.com/
ヘルスケア・メディカル領域のマーケティングリサーチ事業を行っております。
今後も医療にまつわるあらゆるステークホルダーの皆様の相互理解をサポートするとともに、「イノベーティブなメディカルソリューションカンパニー」として顧客企業の価値向上を支援するため、さらなる成長を目指してまいります。

代表者:代表取締役社長 亀井 晋
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2015年4月
主な事業:医療関連領域の調査業務

≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ずクレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「医療関連調査会社のメディリードとハウス食品が実施した共同研究によると…」
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)