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ドラマ『恋です! ヤンキー君と白杖ガール』などで視覚障害への関心が高まる PLAYERS ・ Mizuno共同企画による新白杖 2022 年3 月29 日(火)より発売開始

一般社団法人PLAYERS
コンセプトは「持って出掛けたくなる」ーPLAYERSがコンセプトを担当ー

一般社団法人PLAYERS(以下、PLAYERS)と、総合スポーツメーカーのミズノ株式会社(以下、ミズノ)は、軽量でありながらしっかり振ることができる白杖(直杖)「ミズノケーン ST」を、社会福祉法人日本ライトハウス、社会福祉法人日本点字図書館で3月29日(火)より、ミズノの製品として発売します。 コンセプトメイキングに強みを持つプロトタイピングチームPLAYERSの共創力と、カーボン技術をはじめとするミズノの技術力が結集した製品であり、両社の共同企画は初めてとなります。



▼ミズノケーン ST
URL https://jpn.mizuno.com/poweredlife/mizunoadapt/whitecane


PLAYERSとmizuno 共同での取り組み背景

PLAYERSが2020年に実施した調査*1では、約8割が「白杖が折れたり曲がったり、折れそうになった事がある」と回答。その他にも、「白杖を持つことに抵抗がある」「周囲の目が気になる」「デザインが良くない」など、視覚障害者の多くが白杖について不安や不満を抱いていることが分かりました。

この調査結果に加え、LINEアプリで手助けをマッチングするサービス「&HAND」や、点字ブロックをテクノロジーでアップデートした「VIBLO by &HAND」、新感覚ワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」など、視覚障害当事者との数々の共創やプロトタイピングを行なってきた中で問題意識を感じていたPLAYERSと、「スポーツの力を活かした社会課題の解決へ」というビジョンを掲げ、独自技術の応用を検討していたミズノの共同企画が実現。

PLAYERS理事で視覚障害当事者である中川テルヒロをはじめ、多様な視覚障害者や歩行訓練士、ガイドヘルパーといった支援者との共創を通じて、「持って出掛けたくなる白杖」というコンセプトを着想。視覚に障害がある方が、外出時に抱える精神的不安を少しでも取り除くことで、よりアクティブに暮らす活気ある世界の実現を目指しています。

*1 視覚障害者の「白杖」に関するアンケート(実施時期:2020年11月 回答者:視覚障害者 261名)
https://www.players.or.jp/post/210409



「ミズノケーンST」の特長

● スポーツシーンで培ったテクノロジー
ミズノが総合スポーツメーカーとして培ってきた知見と技術をもとに、白杖の使用シーンにおいて、扱いやすい機能性とスポーティーなデザイン性を追求しています。
「ミズノケーン ST」はゴルフクラブやラケットなどの開発・製造で培ったカーボン設計・加工技術を活用し、軽量でありながら振り心地が良く、地面を捉えやすい機能性を追求しています。持ち手に近い手元側を堅くすることで、地面の凹凸を感じやすい設計を採用しています。地面と接地する先端部にはティアドロップ型の石突を採用することで、路面のひっかかりを抑制しています。
白杖手元
石突(ティアドロップ型)
● 新たなコミュニケーションを生み出すデザイン
白杖の白い部分には手元方向と足元方向に向かう、大小の三角形が連なったパターンを配し、使用者と白杖のインタラクティブな関係性を表現しています。また、軽快感と爽快感を表現するため先端を青色にしています。いつもの白杖と少し違う白杖が、視覚障害の方と周りの方とのコミュニケーションを生み出す1つになって欲しいという思いが込められています。
デザイン

● 白杖が折損した際の移動手段を担保するサービス
視覚に障害がある多くの方にとって、白杖は歩行する際に目の代わりになるものです。外出先で折損しても使えるよう、代わりの白杖を持ち外出したり、簡易的に外出先で修理をおこなう場合がほとんどでした。「ミズノケーン ST」は購入いただいた時点で、外出先で白杖が折損したときに使用者を目的地までタクシーで送り届けてくれるサービスが付いています。
外出途中で白杖が折損したらという精神的不安を1つ減らすことで行動範囲がひろがり、視覚に障害がある方がよりアクティブに生活できる世界をサポートしたいと考えています。
URL https://jpn.mizuno.com/sites/default/files/2022-03/lh_pl_whitecane_20220309_mizunocanewarrantyservice.pdf


「ミズノケーンST」商品概要


ミズノケーンST






コンセプトメイキング・プロセス

「ミズノケーンST」は以下のプロセスにて視覚障害者と共創し、「持って出掛けたくなる」というコンセプトを着想しました。


1.定性調査・テーマ設定

視覚障害者・歩行訓練士・ガイドヘルパーなどにインタビューを実施。視覚障害に関する様々なテーマの中から、「白杖」に着目。





2.定量調査・課題設定

「視覚障害者の白杖に関するアンケート」を実施(2020年11月・視覚障害者 261名)。インタビューとアンケートの結果をもとに、解決すべき課題を設定。


3. 共創ワークショップ・コンセプト着想

視覚障害者・PLAYERS・ミズノでワークショップを実施。対話の中から「持って出掛けたくなる」というコンセプトを着想。




4. ユーザーテスト・価値検証

ミズノが制作した試作品の白杖を視覚障害者や歩行訓練士に使用していただき、コンセプトや機能性を検証。




5. 社会調査・社会課題の明確化

視覚に障害がない晴眼者を対象に「視覚障害に関するアンケート」を実施(2021年9月・20~60代の晴眼者 男女1,000名)。社会側に隠れている課題を明確にした。
https://www.players.or.jp/post/211029


「ミズノケーンST」に関するPLAYERSの今後の活動

視覚に障害がある方が外出時に抱える精神的不安を少しでも取り除き、よりアクティブに暮らすきっかけにしていただけるよう、視覚障害当事者や支援者に向けた関連イベントを、2022年4月中頃に予定しております。
また、PLAYERSが昨年、視覚障害のない晴眼者に行った調査*2では、約8割が「視覚障害者に接するときの正しいサポート方法を知らない」と回答しており、今後は晴眼者に向け、サポート意識が高まる活動も予定しております。
*2 晴眼者の「視覚障害」に関するアンケート(実施時期:2021年9月 対象者:20~60代の晴眼者の男女1,000名)
https://www.players.or.jp/post/211029


一般社団法人PLAYERS



PLAYERSは「一緒になってワクワクし 世の中の問題に立ち向かう」をスローガンとした、プロトタイピングチームです。社会が抱える様々な問題に対し、当事者との共創ワークショップを通じて、リサーチ・アイディエーション・プロトタイピングをアジャイルで実行します。 また、ヴィジョンに共感いただいた企業と連携し、社会実装を推進することで、問題を解決へと導きます。
https://www.players.or.jp/

<主な活動実績>
2019年 日本財団「ソーシャルイノベーションアワード2019」ファイナリスト(&HAND)
2019年 JR西日本「UMEKITA INNOVATION CHALLENGE」優秀賞(VIBLO・BLIND ATTENDANT)
2018年 「KIDS DESIGN AWARD」 受賞(&HAND)
2017年 LINE「LINE BOT AWARDS」グランプリ(&HAND)
2016年 Google「Android Experiments OBJECT」グランプリ(スマート・マタニティマーク)

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【 ご取材募集中 】
PLAYERSでは、「視覚障害」関連プロジェクトを進行中です!
PLAYERSでは「ミズノケーンST」コンセプトメイキングのほか、新感覚ダイアログワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」(https://toikake-blind.jp)などのプロジェクトを進行中です。これらのプロジェクトへのご取材も可能ですので、ぜひお気軽にお問合せください。

<ご取材可能なもの>
・全員が本業を持つプロボノチーム PLAYERSについて
・視覚障害当事者メンバーへのご取材
・進行中のプロジェクト(「ミズノケーンST」、「視覚障害者からの問いかけ」など)
・「ミズノケーンST」ご取材

■参考プロジェクト:視覚障害者の「白杖」に関するアンケート結果
https://www.players.or.jp/post/210409

■参考プロジェクト:視覚障害を持たない晴眼者への「視覚障害」に関するアンケート結果
https://www.players.or.jp/post/211029

■参考プロジェクト:新感覚ダイアログワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」
「視覚障害者からの問いかけ(ベータ版)」レポート
https://www.players.or.jp/post/200811




■参考プロジェクト:「ブラインドサッカー日本選手権」でのボランティア体験会レポート
https://www.players.or.jp/post/2019017

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