エステティックのソシエが、いつも頑張りすぎる女性たちのために開発した、新ボディリラクゼーションコース誕生までのストーリー。
突然ですが、皆さまは「エステティック」について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
このストーリーでは、withコロナの中で、なぜこのコースを開発するに至ったか、そして、ソシエ創業62年で初の試みとなる、名古屋市立大学との共同研究における背景を、プロジェクトリーダー(現・教育推進部 部長)安藤知子さんへのインタビュー形式にしてご紹介していきます。
私たちソシエが、様々なシーンで活躍している女性たちを癒すために、いかに情熱を注いでいるかをお伝えすることで、エステティックに少しでもご興味をお持ちいただければうれしく思います。
●発案のきっかけはコロナ
Q:まず最初に、なぜこのコースを作ろうと思ったのか?そのきっかけを教えてください。
A:安藤さん
「コロナ禍が始まった2020年4月、今までに経験したことのない事態に不安を感じました。その中で、私たちに何かできることはないか、自宅待機しながら思いを巡らせていたとき『“エステティック”で、心も身体もリラックスできることを知っていただけたら、もっと多くの女性を幸せにできるのではないか?』と考えたことがきっかけでした。
日本では“モノ”から“コト”が求められるようになって久しいですが、このコロナ禍では“コト”の制限を余儀なくされ、人と人との触れ合いがますます遠のいています。これからは“コト”から、“ヒト”による癒しが必要な時代がやってくるように感じたんです。
しかし、どうやってそれを証明していけばいいのか?
エステティックのトレーナーたちと思い悩む中で出会ったのが、産学連携でした。早速、専門のコンサルティング会社を通じて、約10大学の方々と数回のコンタクトを重ね、最も私たちソシエに対し、興味と理解を示していただいたのが名古屋市立大学の横山先生でした。
とはいえ、コロナ禍で、東京と名古屋という遠距離で、横山先生と実際にお会いできたのは、共同研究スタート後、5回以上の打合せを経てからになりました。そのとき、事務局の方ではなく、教授ご本人自ら最初に出迎えてくださったことに、とても驚いたのですが、この気さくなお人柄を改めて知る機会となり、横山先生と共同研究できることは、本当に幸せだと実感しました。」
●長年のモットー「手に心をのせて」を証明したい。
Q:そこからどのような展開になったのでしょうか?
A:安藤さん
「共同研究スタートにあたり、まず大きな目標を立てました。1つは、エステティックによって “身体も心もリラックスできた状態を見える化”することでした。
さらにもう1つ、ソシエ内で“エステティシャン自身が長く働ける身体づくりに繋がる手技の開発”も目標に掲げました。
何故ならば、ボディの手技というのは、フェイシャルの手技よりもエステティシャンの身体に大きな負担がかかります。エステティシャン自身の心と身体がより良い状態であれば、お客さまへもより良い結果を提供できるからです。
ソシエには、長年大切にしている「手に心をのせて」というモットーがあります。それは、お客さまを癒し、美しくなっていただけるようにという願いを込めて手技を行なうと、お客さまにも必ず伝わるという、創業者が大切にしていたマインドなのですが、それを証明したい、という思いもありました。」
●共同研究スタート、苦悩の日々・・・
Q:研究が始まって、どのような苦労があったのか教えてください。
A:安藤さん
「2020年8月、まず、世界中のトリートメントを調べることから始まりました。来る日も来る日も情報を集め、新しい手技を開発しました。ようやく出来上がった!と思っても、改善点したい点がまた見つかっては壊す、を何度も繰り返していました。
加えて、大学との遠隔コミュニケーションにも苦戦しました。名古屋市立大学へ定期的にデータを送った後、分析とその考察をいただくのですが、そこでまた、次回課題が見つかって改善するという繰り返しが続き、まるで終わることのないループのようでした。途中の分析結果から、次のフェーズの検証方法を再検討しては、また内容を見直すことの連続で、果たして共同研究期間中に本実験まで辿り着くことができるのかという不安とプレッシャーを感じていたことを思い出します。
本来の業務にプラスアルファという重労働ながらも、このプロジェクトに快く参加してくれたトレーナーたちの結束と協力がなければ、この完成に至ることができませんでした。彼女たちには、本当に尊敬と感謝しかありません。」
●ようやく完成!その結果は・・・?
Q:その苦労の日々から完成まで、どのような展開になったか教えてください。
A:安藤さん
「共同研究がスタートして8カ月経った2021年4月、ようやく最終段階である外部被験者を募ってのトリートメント検証と分析に着手できました。
ここで、新しい手技によるコースとこれまでの手技を用いた旧コースとを比較し、2021年6月に新しい手技によるコースの癒し効果が実証され、今回のトリートメントの完成に辿り着きました。
1つのコースにこれほどの予算と時間をかけて開発したのはソシエ初の試みでしたが、エステティック業界でも画期的な試みだったのではと感じています。さらには、このコロナ禍で“人と人とが触れ合う”サービスを大きく謳うことは、とても勇気が必要で、私たちにとって大きな挑戦でもありましたが、このコースが完成できたことで、これまでの苦労は全て報われました思いですし、今までお客さまに喜んでいただいてきたという手技へ自信や想いがあったからこそ、この立証を得られたのだと思います。また、2021年7月に研究論文発表の場に参加させていただけたことも、私たちにとっては誇らしく、次の新しい挑戦に向かう自信にも繋がりました。」
●女性のためにある“サードプレイス”としてソシエを活用してほしい。
Q:最後に、このストーリーを読んでくださっている方へ、安藤さんからメッセージをいただけますか?
A:安藤さん
エステティックといえば、「痩せる」や「顔をキレイにする」イメージがあると思いますが、私たちが目指すエステティックサロンとは、外面の美しさだけではなく、内面も美しく、より心豊かに、より自分らしく生きていくために活用していただくことです。
いつも女性たちは、仕事、育児、家事にと、とにかく真面目に頑張りすぎな方が多いなと思うんです。月に1~2回は心置きなく過ごせる場所、語れる場所を持っていたほうが、これからの時代は生きやすいと思います。
例えば、エステティシャンに触れられて初めてご自身の身体の疲れを知る、という方もいらっしゃいます。家族や友達にも話せないことも、トリートメントルームなら話ができる、という方も多くいらっしゃいます。頑張りすぎる女性に、安心して心も身体も預けられるサードプレイスとしてソシエを活用したい!と思っていただけるサロンであることを目指しています。
自分のコンディションがよいと、人にやさしくなれます。心と身体が整った状態で、女性たちが社会で活躍していけば、日本の未来はもっと明るくなっていくはずです。
エステティックを通して、よりよい社会づくりに貢献することができれば、私たちはこの上ない喜びです。1人でも多くの女性に幸せになってほしいと心から願い、このインフィニティ オイルトリートメントをお届けしていきたいです」
以上、「エステティックのソシエが、いつも頑張りすぎる女性たちを癒すために開発した、新ボディリラクゼーションコース誕生までのストーリー」でした。
もっと詳しい共同研究の内容や、ソシエについて知りたいという方は
「インフィニティ オイルトリートメント」プレスリリースも、併せてご一読ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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(2022/03/14 15:00)
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