秋田市の民間体育館プロジェクトが2024年度グッドデザイン賞受賞

株式会社Local Power
地方の現状をプラスに変える、事業会社のチャレンジ『みんなの体育館』


2024年度グッドデザイン賞受賞みんなの体育館



　株式会社Local Power（本社：秋田県秋田市・代表取締役：寺田耕也）のプロジェクト『みんなの体育館』が、このたび2024年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しましたことをお知らせします。

　『みんなの体育館』プロジェクトは、子どもの運動環境の整備の実現を目的とし、県内のスポーツ指導者や保護者の声と、リノベーション会社・施工会社・床材メーカーの協力のもと始動しました。2020年に1店舗目となる『みんなの体育館やばせ』、2023年に2店舗目の『みんなの体育館ASP』をオープンし、これまでにスポーツやフィットネス教室などの団体利用のほか、おひとりから家族・友人など少人数単位でもご利用いただいております。
このたびの審査では、運営モデルの柔軟性や独自性や地方活性化への意欲などが評価されました。当社では今後も多様な使い方ができるみんなの場所としてサービス向上に努めていくことをはじめ、このモデルを活用した廃校利用も視野に、地方活性化に取り組んでまいります。



審査員の評価
これまでの多くの民間スポーツ施設とは異なり、特定の利用目的に縛られず、子どもから高齢者まで幅広い世代が利用できる柔軟な形態を提供している点、そして無人運営と完全予約制という革新的なシステムを導入し、利用制限や運営コストの課題克服に挑戦している点に、このプロジェクトの独自性を感じた。そもそも秋田の地域特性である冬場の遊び場不足や少子化、車移動を前提とした施設立地、遊休施設の増加といった地域課題の解決を目指した発案だったと思われるが、その仕組みは秋田にとどまらず他地域への展開も期待できる。これにより、単にスポーツ機会の提供だけでなく、地域の人々の交流を促進し、新たな活力を生み出す意欲的なプロジェクトとして評価した。多様なニーズに応える柔軟で大胆なアプローチが、地域にしっかりと根付き、地域づくりの一つの選択肢として成長していくことを期待したい。


みんなの体育館事業モデル


■施設概要

みんなの体育館やばせ（秋田市八橋南）
みんなの体育館やばせ■用途：体育施設　■既存建物　■規模：地上一階
■延べ面積：476.98平方メートル 　■利用者層：ファミリー・アクティブシニア・保育機関・スポーツ事業者　■テナント部：パーソナルジム




みんなの体育館ASP（秋田市八橋大畑）
みんなの体育館ASP■用途：体育施設　■既存建物　■規模：地上1階
■延べ面積：659.40平方メートル 　■利用者層：アスリート・スポーツ事業者　■テナント部：ウェイトトレーニングジム



グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/
株式会社Local Powerとは
”地方の潜在能力を最大化する”ことをミッションに、除菌消臭水をはじめとするプロダクト事業、完全予約制の貸し切り体育館などのシェアリング事業、中小サービス事業者の課題をITで解決提案するDX(デジタルトランスフォーメーション)事業を展開。
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（2024/10/16 13:30）