必勝!医学部入試

オープンキャンパス参加のススメ
医学部受験、できれば保護者も一緒に

 子供を医学部に進学させたいと考える保護者の中には、「医者になりなさい」「将来は医院を継げ」「医者以外は駄目だ」などと口癖のように言う人もいます。しかし、このような言葉は逆効果になる場合も多いでしょう。

 大学病院で内視鏡支援装置を使った手術を体験する高校生=神奈川県相模原市(時事)
 医学部進学の第一歩はやはり、子供が本当に「医師になりたい」と決意することから始まります。そのためには、医学部のオープンキャンパスに参加するよう、保護者から促すのもよいと思います。

 各大学のオープンキャンパスは毎年6月から夏休みの終わりごろまでの間に実施されます。少子化に伴い、少しでも多くの学生に入学してほしいとの考えから、大学側は学生募集活動の一環として力を入れています。さまざまな工夫を凝らし、魅力的なプログラムを作成しています。

 医学部進学を考えるなら、高校生はもちろん、中学生でも、できる限りオープンキャンパスに参加した方がよいでしょう。できれば、保護者同伴で参加してほしいと思います。

 ◇将来の受験にもプラスになる

 オープンキャンパスのプログラムは、勉強や研究の内容だけでなく、入試のことやキャンパスライフなど多岐にわたります。医学部の魅力は、保護者や兄弟、親戚といった身近な人から聞くのではなく、大学の先生や学生から聞くことで、より説得力を増すでしょう。

 最近は高校行事の一環として、2年生や1年生の時に、大学のオープンキャンパス参加の機会を設ける高校もあるので、医学部を選んで参加するとよいでしょう。

 実際の受験になれば、オープンキャンパスに参加した経験が、入試そのものにも非常にプラスになることがあります。面接試験で「オープンキャンパスに参加しましたか」「これまで本学に来たことはありますか」と質問されることもありますし、「本学志望の理由は」と問われたときに説得力を持って回答することもできます。

 ですから、オープンキャンパスに参加した際には大学の先生や学生と積極的に話をしておく方がよいでしょう。そして帰宅後に、簡単にリポートをまとめておくことを、将来の入試のためにもお勧めします。

 もちろん、オープンキャンパスへの参加は、第1志望校や受験校の選定にも影響を与えます。開催情報は、各大学のホームページなどに4月以降掲載されるので、保護者が調べ、子供を誘って参加してみてはいかがでしょうか。

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